日本一決定戦レポート2

第二部 GT4日本一決定戦本番 2006年08月19日(土)

ここで本番のレギュレーションをSさんから詳しく聞きました。まずGTTA1~3位(C.1さん、炎さん、私)が1台目の筐体を使いPPスタートという事、2台目(真ん中)の筐体はプロドライバーが使い2番グリッドから、3台目の筐体はランキング4~6位の方という事で指定されました。
・1回戦:C.1さん・本山選手・SNACKERさん  使用車種:モチュールピットワークZ
・2回戦:私・立川選手・FOXさん  使用車種:WOODONEスープラ
・3回戦:炎さん・道上選手・YAMさん  使用車種:TAKATA童夢NSX



ちょうど外ではGT300/500のスーパーラップ予選が行われており、ピット内のモニターを見ながらワンラップ予選を楽しんでおりました。またピットの外に出て、スーパーラップ予選を終えたマシンが目の前に置かれていて、こんなところで見ていて良いのだろうか?と不安になるくらい、最高の場所から写真を撮ってました。そうこうしているうちに、シャッターが上げられGranTurismoののぼりが付けられ、筐体がピットレーン上に出されたため、練習をそれ以上行う事は出来なくなりました(笑)。GT500のスーパーラップも終盤に近づき、いよいよ対戦の時が迫ってきました。だんだんと緊張してきましたが、プロドライバーがやってくる為の準備(サイン・写真等)にも忙しかったです(笑)。



予選が終了した後くらいでしたが、私と対戦する予定の立川選手がやってきました。あの細身の体にどこにGTマシンを振り回すパワーがあるのだろうと思えるくらい細い方でした。サインを貰って一緒に写真を撮ってもらいました(笑)。その後、道上選手がやってきました。だんだんと集まってきたなーと思ったら今度は本山選手が。すると松田選手と井出選手までやってきて、みんなでワイワイと話し始めました。私は傍から写真ばかり撮っていました(笑)。


そしてここから遂に日本一決定戦が始まる旨のアナウンスが!さらに鈴鹿サーキットでの現地実況をされている方とSさんがマイクをそれぞれ持ち、開始が告げられました。まずはプロドライバー同士でのエキシビジョンマッチから。この時間帯はちょうどキッズウォークの時だったので、流石にプロドライバーだけに回りには凄い人が集まってきていました。スタート直前まで立川選手はサインをねだられていましたから(笑)。そして私はこの状況で走るのかと、かなり焦ってきました(笑)。道上選手・本山選手・立川選手がそれぞれのメーカーのクルマに乗りレーススタート。


1コーナーから接触しまくりで、ある意味「アツいバトル」を繰り広げていました。コースアウト有り・スピン有りのレースでしたが皆さん楽しそうでした。記憶が曖昧ですが(笑)、確か本山選手が勝ったと思います。しかし皆さんTCSオンであるのに、低速コーナーやスプーンの脱出など、アクセルワークが非常に丁寧で繊細でした。まさに実車感覚で乗られているようでした。あれならTCSオフの方が絶対良いと思います(笑)。
※これ以降、写真を撮ったりウロウロしてましたので記憶も曖昧です。もし間違っていましたら参加者様、ご指摘下さいm(_ _)m。


そしていよいよGTTA上位陣を含んだ2LAP予選から。最初はC.1さん・本山選手・SNACKERさん、使用車種:モチュールピットワークZです。
スタートでC.1さんのインをTCSオンの本山選手が飛びこんでいきました。当たりまくりで走られてましたので(笑)、C.1さんもそれに応じてイケイケで抜き返してました(笑)。その後本山さんが痛恨のコースアウトを演じ、C.1さんとSNACKERさんが一定の距離を保ちながら特に大きな波乱も無くそのまま2LAPを終えゴール。まずはC.1さんが勝ち抜きです。本山さんはレース後かなり悔しそうでした(笑)。さすがプロドライバーです、負けん気はホント凄いですね。


2回戦はいよいよ私(写真)。メンバーは私・立川選手・FOXさん、使用車種:WOODONEスープラでスタートを待ちます。スタート前にGTTAランキングと名前を紹介され前に出るのですが、結構恥ずかしかったですねー。
いずれ顔写真も公式サイトで晒されますので、今のうちに自分から晒しておきます(笑)。元々クセ毛気味なので当日の高温多湿でかなり頭が爆発していまして(笑)、また暑さと疲労が顔にモロに表れていてかなり酷い顔つきでして;;、C.1さんに撮ってもらった自分の当日の写真を見るたびに、公式サイト上で晒されるのが辛くなってきています(笑)。まともな写真である事を切に祈ってる次第です(笑)。
前置きが長くなりましたが(笑)、いよいよスタート。スタート練習をしてきていたのでホイールスピンも抑えて上手く出れたのですが、TCSパワーで立川選手がインを強引に飛び込んできました(笑)。その後の混乱でFOXさんにも抜かれ3位に落ちました。しかし立川選手がコースアウトしたかで挙動を乱した隙に抜いて2位に。その後はFOXさんの後ろにピッタリついてずっと隙をうかがっていました。ブーストとスリップの効果でスプーン進入、130R手前で追いつくのですが無理をしませんでした。FOXさんも立ち上がりでホイールスピンを起こしたり、コースをはみ出そうになったりとしていましたので、もしかしたらいけるかも!と思ってました。2LAP目のスプーンで立ち上がり重視を取り130R手前でインに入りかけたのですが、そこで決まらず、シケイン立ち上がりでホイールスピンしたFOXさんのケツにへばり付きながら立ち上がりましたが僅か及ばず2位でした。立川選手は最後、後ろまで来ていたようですが、シケインをシュートカットしようとしてタイヤバリアに激突されていたようです(笑)。これによって2回戦はFOXさんが勝ち抜けました。


3回戦は、炎さん・道上選手・YAMさん、使用車種:TAKATA童夢NSXです。このレースのときは自分の対戦が終わったという放心状態と(笑)、写真撮影で詳細を見れなかったのもあるのですが、あまり大きな波乱は無かったように思えます。どこでYAMさんがトップになったのか記憶が無いのですが;;、終始炎さんはYAMさんのテールに食らい付いていたのですが、最後まで抜く事が出来なかったようです。惜しくも2位に終わりYAMさんが勝ち抜けました。


そして決勝戦。予想通りGTプレーヤーのみ(C.1さん、YAMさん、FOXさん)が残る状況となりました。決勝戦は使用車種が自由になることから、こちらも予想通りZのワンメイクとなりました。
レース展開はもしかしたら公式サイト上で動画公開されるのかもしれませんが、かなりのバトルだったと思います。3台ともぴったり引っ付いたまま、激しい争い(かつハイレベル)でした。均衡が崩れたのは2周目のデグナーだったでしょうか。C.1さんとFOXさんの争いの中、C.1さんがデグナー1個目で何らかの接触があったようで若干コースアウト。少し差が開いたのですが、最終シケインまででかなり差を詰めてきました。しかしシケイン進入1個目でFOXさんがオーバラン、コース上に復帰する際にC.1さんのクルマと交錯してしまい、激しく接触し2台とも最終コーナー内側のダートに出てしまいました。この間にYAMさんはトップでゴール、結果先にコースに戻ったFOXさんが2位となり、C.1さんは3位となって終わりました。


表彰ではYAMさんが、モチュールさんから提供頂いたグッズ(モチュールさんのグッズ提供はかなり珍しいとか)、そして日曜日決勝前のチューニングカーデモ走行の助手席同乗の権利でした。かなり羨ましいです(笑)。2位のFOXさんにはGT4に出てくるR34GT-Rのマーシャルカー?の1/12サイズくらいの模型でした。3位以下は本山/道上/立川選手がその場でサインを入れてくれたグランツーリスモTシャツをそれぞれ頂きました。


表彰式の間、ずっと決定戦のリプレイ映像が流れていました。グランドスタンドにもそれなりにお客さんが残っていまして、それらを眺めながらこの中で走ったんだと思うと凄く不思議な気分でした。あと最近のオンラインに慣れていたのだと思いますが、LAN対戦は全くラグも無く、スリップに入るときにオンラインで良くある「前後方向への妙な動き」も皆無、相手挙動も言うまでもなく動きにヘンな所が見られませんでしたので、凄く走りやすかったです。
貰ったサインも含め、夢のようなアイテムが揃いました(笑)。
井出選手、立川選手、本山選手、高木選手。Tシャツには本山選手・道上選手・立川選手のサインです。
※参考
GT4日本一決定戦 GT公式サイトの魚拓
http://www.pushpushpush.net/html/pokka_report.php