2014年F1ロシアGP

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この3連休は台風直撃で若干ビビってましたが、まったくの拍子抜けな具合で飛び去ってしまいまして(苦笑)。かなり近くを通過したかと思いますが、全然問題ありませんでした。まあその方が勿論良いんですが・・。

さてロシアGPが終わりました。
このレースで25ポイント積み重ねればコンストラクターズチャンプが決まる1戦でしたが、順当にメルセデスが2014年のチャンプ獲得となりましたね。まあこれまでの状況を考えれば当然今年はタイトル獲得になるでしょうが、昨年からマシンのポテンシャルはかなり高いものになってきていましたし、最強エンジンと組み合わさってのタイトルです。ミハエルも喜んでいるのではないでしょうか(もしもテレビを見て理解出来るまでに回復していれば、ですが・・)。

ようやくこれでチームとしてのしがらみは無くなった訳ですし、残り3戦はガチガチにやりあってドライバーズタイトルを争って欲しいものです。現状ではハミルトン優位(ポイント上だけではなく)な雰囲気ですね。勢いがありますし、流石にタイトルを1度獲っているだけに、その辺りの精神的なコントロールはロズベルグより上手い感じがします。
ロズベルグも今回のスタート直後にタイヤにフラットスポットを作ってしまい、これが全てでした・・。あそこで無理する必要は「あった」と思います。コース特性的に抜きにくいコースでしたし、トップで1コーナーを通過するというのは、レースを優位に進めるという点ではかなり重要だったので、1コーナーを狙うのは理解出来ます。ただ、ブレーキロックさせてしまったのは大きな代償でしたし大きなミスでしたね・・。この辺りが初タイトルを狙うドライバーの「見えないプレッシャー」なのかもしれないですね。
しかしそこから2位まで追い上げたのはチームの底力といいますか、タイヤのお陰なのか、ホント傷を最小限に抑えましたね。最終戦は「さらに倍」が待ってますし、まだまだチャンプ争いはどうなるか分からないですね。楽しみです。

個人的にはクビアトですねー。母国GPで予選5位。素晴らし過ぎます。決勝では燃費の影響で序盤からペースダウンを余儀なくされ、フラストレーションの溜まるレースだったと思いますが、改めて才能を感じさせるGPでした。願わくば来期のレッドブルマシンが良いものであることを。




そして今回の可夢偉。
さんざん報じられていますが、こういう内容はなかなかウヤムヤにされそうですので、しっかり書き記しておきたく思います。レースはリタイア。結果だけを見れば「KOB OUT」ですが、川井ちゃん報告では、マシンに何の問題もなかったのにエンジニアからではなくマネージメント側から「クルマを降りろ」と言われてのリタイアだったと・・・。

事情を知っているF1ファンな方は勿論理解しておられるでしょうが、このリタイアは「エンジン」や「サス」などの消耗パーツの寿命を抑えるために「強制リタイア」させられたということです。
可夢偉自身も普通のピットストップだと思っていたのに、何故か車を降りろといわれ意味が分からなかった、と後ほど語ってます。ということはマシンの状態は問題なかったという事です。

チームのコメント(Twitter)では、まず「テレメトリーに異常が出たので」という事でしたが、ドライバーは何も感じ取っていませんし、それ以前にかなり曖昧な言い方です。それに各メディアが突っ込みます。可夢偉は何もおかしくないのに停めさせられたって言ってるよ?って。
その後新たなコメント(Twitter)が投稿され、可夢偉のブレーキがオーバーヒートしていたから、という事でした。これまたおかしな話で、もしそうなら、100%可夢偉は感じ取っていたはずです。制動距離が明らかに長くなりますからね。でもそんな話は全く出ていません。明らかにケータハムチームはその場逃れの言い訳をしているのは明らかです。

結局このリタイアは当初の予想通り、エンジンのマイレージ(走行距離)を抑えるため、そして各パーツの寿命を抑えるために、何のトラブルも無いのに走るのを止めさせたってことがはっきりしています。

これってF1チームとしてあるべき姿とは到底思えません。

新型パーツ(フロントウィング)を現在作っていて、次戦USGPでは間に合う予定と言ってますが、これも本当なのか疑問符がつきますし、そもそもファクトリーの差し押さえすら行なわれているという噂ですから。また今回ロシアGPを終えたあと、チームファクトリーに行かずにコリン・コレスの所有物件?へ物資が一旦運ばれるという噂ですから、これはファクトリーに物資を「戻せない」という事を意味しているのかと思われます。

月曜日にとある投資家とのミーティングがあるとの事ですが、基本的には綱渡り運営になっていることは間違いありませんし、可夢偉にしても「走れ」と言われれば走ると思いますが、現時点での状況を考えると、既に寿命が来ているパーツもあるかと思います。走行中に特に足周り関連やウイング支柱などのパーツが疲労破損などで壊れた場合にどうなるか・・・。チームは撤退する事=多額のお金を使うという意識でしょうから、何が何でも最終戦まで走ろうとしているでしょうが、それの引き換えにドライバーを危険にさらすことだけはやめてもらいたい。

また可夢偉本人もKAMUI SUPPORTの件で自分から離脱するのを言いづらいって思っているかもしれませんが、寄付した私から言わせてもらえれば、もう今年は十分頑張ったと思います。今のチームで走っていても正直将来に繋がる事にはならないかと思います。
それなら2015年や、ホンダカスタマー供給が実現するであろう2016年に向けて動き出す方が賢明では無いかと個人的には感じます。現実的に考えれば、ホンダとのコネクションを築くのが一番のチャンスかなと思います。来年レースドライバーとして走るチャンスはかなり厳しいかなと個人的には思うので、来期はどこかのリザーブでも良いと思うし、1年F1村に帯同することが必須かと思います。その上で、ホンダが供給するであろうカスタマーエンジンを搭載するチームに向けての2016年のチャンスを探ってほしいです。その時点でホンダと強い結びつきが実現できていれば、エンジン供給をお土産に可夢偉を乗せるというチャンスはかなり大きなものになると感じています。

2009年のトヨタデビューしたブラジルGPやアブダビGP、2012年ザウバーでの鈴鹿。ホンダにとっても可夢偉に手を差し伸べる事は色んな意味でとても大きいと思います。イメージ的にもそうですし、日本におけるモータースポーツの未来についても。