さよならノリック

本日はノリックの葬儀ですね・・。
11時から13時までとなっていますが、この後本当に天に召されていく形となります。戒名「正道院弐輪英雄典久大居士」・・・2輪の英雄ノリックと書かれてます。こういう事を色々考えるとまた気分が沈んできますが、人生って本当に何かの拍子というかタイミングというか、ちょっとした事であっという間に変わってしまんだなってつくづく思います。通夜の席で伊藤真一が「引退間近の自分が変わってやりたい」というコメントが泣けてきます・・。本当に寂しいです。でも残してくれたものは本当に大きいと思います。特に94年のあの走りは、私の中でもヒーローそのものでした。

最後にヴァレンティーノ・ロッシのコメントを掲載しておきます。

「この2週間で、自分のヒーローが2人も居なくなるなんて信じられない。子供の頃の自分の部屋の中は、ノリックとマクレーのポスターばかりだった。マクレーが3~4枚程で、その他は全部ノリックだった。1994年日本GPのノリックの500ccデビュー戦、ノリックがケビン・シュワンツとミック・ドゥーハン相手に至る所でバトルするレースのビデオを毎日見ていた。2~3ヶ月間は毎日朝7時に起きて、ノリックが転倒する場面まで観てから、学校に行っていた。彼は僕に凄い刺激を与えてくれて、間違いなく僕のアイドルだった。彼の独特なライディングフォームと信じられないテクニックは本当に衝撃的だった。なんて悲しい出来事なんだ。」

さよならノリック” に対して2件のコメントがあります。

  1. はなちょびん より:

    SYORI様
    ご無沙汰しております。はなちょびんです。
    GPライダー達のクレイジーな走りを当時はよくビデオに録画して観戦しておりました。
    ノリックは世界的にも日本が誇れるビッグネームでありました。特にGP500クラスで戦える才能は非凡であり、国内において貴重な存在でした。
    ご冥福をお祈り申し上げます。

  2. SYORI より:

    >はなちょびんさん
    どうもご無沙汰しております。お久しぶりです。
    バイクレース(草)は私も昔に少しだけやっていたんですが、オンロードに関してはミニバイクレースのみでした。あれより大きい排気量のバイクはとてもじゃないですが、恐ろしくて攻めるなんていうイメージが沸きませんでした。なので、500CCのマシンを振り回してバトルするライダーは、本当に凄まじいですしクレージーと言っても良いくらいですね・・。
    そういえばドゥーハンも追悼コメントを出してますが、やはり94年の鈴鹿を振り返っていたようで、あのノリックの走りを真横で見て「クレージーな奴が出てきた」と思ったそうですね。あの偉大なチャンピオンですらそう思わせる強烈なライディングだったんですよね・・。
    欧州では追悼番組やメディアも大々的に取り上げていますし、そう考えると国内の状況はまだニュースになっているだけマシとはいえ寂しい限りです。私はバイクと離れて10年以上経ちますが、2輪レースがもっと発展していくよう願わずにいられません。

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