アテンザTA決勝戦まとめ

アテンザTAの決勝戦が3/20に名古屋オートトレンドにて行われた模様です。
http://atenza-blog.jp/a/2005/03/post_29.php

さて前記事である「アテンザTA結果は・・・?」で参加者様や主催者であるマツダさんなど沢山のコメントを頂いておりまして大まかな決勝戦の状況・問題点などは把握されていると思いますが、当ブログに沢山の方々からコメントを頂いており私にはある程度のまとめを行わないといけないのでは?という使命感から(笑)改めて以下にまとめてみたいと思います。

■決勝戦出場者

・3/19の予選大会での1位と4位の方のみ出場(2位、3位の方は都合?で不出場)

・Webアタック上位の方の参加が「ラグナセカでの上位2名のみ」招待された

本来出場するはずであったWebアタック上位の3名×2は全員招待されなかったため決勝はWeb招待2名+会場予選での2名、計4名で行われる形となった。

■招待されなかった原因
・ラグナセカのほうは2名は選出・招待できた

・筑波の方は誰一人招待されていない

まだ不確定な要素が多いのですが上記のような感じです。ラグナセカの方は、いんぷれっささんが招待されていたのでWebアタック2位は招待確定、もう一人は1位の方なのか3位以降の方なのかは不明。筑波の方はレギュレーション違反が上位を占めていた模様で確認・調査に手間取りタイムアウトの可能性大。ラグナセカの2名は何とか確定できたが、筑波の方は最後まで確定できなかったというのが実情でしょう。

■決勝戦の状況
・ラグナセカでの「タイムアタック」実施→上位2名を決定
※ラグナセカWebアタック上位3名+名古屋会場での予選通過者数名で争う形式
・筑波での「タイムアタック」実施→上位2名を決定

※筑波Webアタック上位3名+名古屋会場での予選通過者数名で争う形式
↓↓↓

・全員(4名のみ)で鈴鹿でのレース形式→上位2名を決定

本来、名古屋会場での予選通過者+Webアタック上位3名で「タイムアタック形式」で各コースの決勝戦を争う形になっており、ラグナセカ・筑波の両コースを使い、それぞれ優勝・準優勝者を決めるという方式だったのが、名古屋という場所からか急遽鈴鹿での「レース形式」という形で決勝戦が行われた。PSX、NW-HD3という決勝戦での商品も1レースのみで行われたため、1セット商品が宙に浮いた形となった。情報ではPSX→スゴ録に商品変更されたとの話も。

----------------------------------------------------------

■問題点

こちらは当ブログでも沢山の書き込みがありましたので若干割愛しますが、まず決勝戦で予定通りのWeb予選通過者6名(ラグナセカ上位3名、筑波上位3名)が決勝日までに確定しなかったことにより、当初行われるはずであった両コースでのタイムアタックでの決勝戦そのものが行われなかった(行えなかった)。そのため決勝戦を当初の予定から変更し、鈴鹿でのレース形式(3周)としてグリッドは「じゃんけん」、スローカーブースト有りという設定で順位を決める形となった。

※車種不明だが、マツダブログを見る限り練習走行で1分30秒台?というコメントが書かれているので恐らくフォーミュラカーでの決勝だったと思われる。もしマツダスピードアテンザでの決勝だったのでしたらすいませんm(_ _)m

■1.決勝人数不足

これは問題である・・という以前の問題ですね。出場権を掛けて頑張っていた方が気の毒です。後述しますが主催者側とプレーヤー側双方に問題があったと考えます。

■2.決勝方式の変更

「3.決勝戦の状況」で書いてある通り鈴鹿サーキットでのレース形式になってしまった最大の理由は各コースからの予選通過者が決勝日までに決まらなかった事でしょう。これがちゃんと確定していれば、各コース3名+会場通過者数名でのタイムアタック合戦となったはずです。F1で言うところの予選2回目といった雰囲気ではないでしょうか。セクタータイムも出ますしこの方式で行われたなら、実況次第では(笑)相当盛り上がったのではないかと予想されます。また商品も1セット余ることなく問題にならなかったでしょう。

■3.スローカーブースト導入

これの有無に関しては賛否両論かと思いますが、主催者側としてみれば面白いレース展開を意図的に作り出し、ギャラリーを盛り上げようと思ったのでしょう。逆にプレーヤー側には「本物のバトル」という部分を削がれる結果となってしまった。結果、見る側・見せる側の想いが相反してしまうことになってしまったと言えます。見る側・見せる側からの立場的から考えれば意見が分かれるところでしょう。

■4.商品の変更
PSX→スゴ録に変更になってしまったとの事ですが、こちらはPSXの新型(DESR-5700)が発表されたことからもこの時期は旧型新型の狭間であり、主催者側に商品が手に入らなかった可能性がありますね。DESR-5500は既に生産完了になっているはずですのでそういった関係から急遽変更になったのでしょう(ある意味これも問題ではありますが)。

スゴ録でも種類がありますのでどの品番のものに変更になったかで変更に関して「得」「損」が判断できるのですが。ただPSXにはPS2としても使える利点がありますので一概には比較できないのですが・・。HDD容量から考えるとDESR-5500は160GBなので同じ容量のスゴ録であるRDR-HX50辺りが変更機種であると想定できますね。ただネットワークウォークマンであるNW-HD3も同じように生産完了しているのでこちらはちゃんと都合が付いたという部分が少し不思議ではありますが。なおRE雨宮の雨さんのご好意でドライバーサイン入りのTシャツが皆さんに進呈された(マツダブログより)というのは嬉しいお話です。

■5.宙に浮いた1セット分の商品の行方
ラグナセカ・筑波でのタイムアタックで上位2名に渡される商品が鈴鹿でのレース形式となってしまった為、1セット余る形となった模様です(投稿コメントより)。こちらの商品の行方も気になりますね。このまま立ち消えてしまうのか何らかの方法でどなたかに渡されるのかなど状況が考えられます。主催者側からのアナウンスが無い状況なので何とも言えませんが、筑波アタックをされた方には決勝招待されなかった問題もありますので、こちらの方に何らかの還元を考えて頂いたほうが良いかと個人的には思います。

----------------------------------------------------------

※写真はイメージです。

こうやってまとめを書いていると一つのことが頭に浮かびます。参加者のモラルのことです。Webタイムアタックそのものが公正かつ健全に行われていたなら少なくとも上記に述べた問題の大部分は無かったと思います。途中でのレギュレーション変更があったとはいえ、レギュレーションがちゃんと定められており(コード改変・ショートカットは無効等)それらを確認できている時期に不正なタイムを登録していった方々に対して個人的に思うのですが、こういった大会に不正を行ってまで手に入れる名声って何?と思います。

通常であればマツダさんの方では1ヶ月もあれば十分各コース×3名の選出は出来たでしょう。しかし登録データの問題の為それが出来なかった。その結果決勝戦の内容まで変更せざるを得なかった・・。

こう考えると参加者の問題がクローズアップされてしまうのではないでしょうか。当ブログに書き込みして頂いている方々は正々堂々と行われていたのに一部の方の行為によって最後まで問題を引きずる形となってしまったのではないでしょうか?

ショートカット問題は最初は告知されていなかったじゃないか!と思われる方もいるかもしれませんが、この問題はマツダさんの方でも速やかに対処されましたし、その変更を知らずにショートカットタイムを登録された方の為にデータを削除出来るシステムまで作られてきているので、後手にはなりましたが、その点は何ら問題の無い対処ではないかと思います。

また前記事のコメント欄にも書きましたが、ショートカットだけの問題でもなさそうな気もします。クイックチューンやタイヤ変更などを行った車種でアタックしたパスコードを改変して本来ならコード登録時にはねられるシステムをコード解析によってWeb登録できるようなデータにしている可能性も否定できません。

マツダさんからは見解が出ていないのであくまで推測ですが、上位のリプレイデータを実際に確認しショートカットがされていないのを確認していた、若しくはリプレイデータを送ってこない人に対して権利剥奪するのではなく登録コードだけで何とか判別しようとしたのだが、タイムそのものに疑惑を感じ、GT4開発側にコード解析を依頼したのかもしれません。その結果コードの改変などが判明したなどの事情があったのかもしれません。もしそうだとしたら結果発表が遅れに遅れたというのも致し方が無いのかもしれません。あくまで推測ですが。

ただ、以上のことを考えたとしてもマツダさんには登録締め切り後の対応方法にはもう少し「厳しさ」と「決断力」を持っていて欲しかったと思います。厳しさとはリプレイデータの送付期限の徹底、決断力とは決勝進出可能な人の選定のことです。えらそうな事を書いていますがもしリプレイ上問題なし、しかしコード改変ではないか?という疑惑を持たれデータ解析を依頼した結果遅れてしまったのであれば、正確なWebアタック結果を公表したいという考えの表れだと思いますので失礼をお詫びいたします。しかしただ単にリプレイデータ待ちが原因だったであれば、やはり問題だと言わざるを得ません。次回開催する機会があるのでしたらやはり最後のツメである選定作業には問題点を事前に把握し、それらを対処できるような考えを持って対応していただきたいと切に願います。

■最後に

まずは大会主催者であるマツダ様、本当にご苦労様でした。個人的には大変楽しませていただきました。今現在の時点でもリプレイデータの提出を連絡されていることから私達の想いを分かっていただいているのだと思います。最終結果発表を皆さん楽しみにされていますので、正確な最終結果公開を望みます。

あと素晴らしいタイムを出されているプレーヤーの皆さん、本当にお疲れ様でした。色々と思うこともあるでしょうが、またの機会にお顔をあわせることを楽しみにしております。

取り留めのない文章になってしまいましたがお許しをm(_ _)m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA