BARのいないGP ~2005年 F1 スペインGP、モナコGP~

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応援対象がいないと更新をしないものです(笑)。先のスペインGPと今回のモナコGPを改めてコメントしようと思います。

まず前回行われたスペインGPですが、見所が少なく殆ど居眠りしながら見たような退屈なレースでしたね。ライコネンがスタートを決めた後はどんどん逃げていき、後続を引き離してのブッチギリ優勝でした。2位以下も後半はエンジン温存のためか淡々と走るレースに終始しているようで見所といえばミハエルの連続パンクによるリタイヤくらいだったでしょうか。



後日ブリヂストンはタイヤトラブルは構造的なものではなく、破片を踏んだ事と空気圧が下がったことによるスタンディングウェーブ現象によるパンクということで発表されていたようですが、どうもタイヤが車体に追いついていないという印象が拭いきれません。かなり厳しい戦いを強いられていますし、今後も開発ペースを進めないとミシュランとの差は詰まらないかもしれません。
ホンダの中本さんの話では、あくまでシミュレーション上だがスペインGPでの予選・決勝のタイムを見ても十分戦えたというコメントを見ました。バルセロナはBARにとって本当に期待できる要素が沢山詰まったレースでしたので、参戦できなかったのが本当に残念でした。

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そして5/22に行われたモナコGP。ここは通常追い抜きが不可能な場所だけに、前回以上に退屈なレースだろうと思っていましたが蓋を開けると結構面白いレースでした。

トップはポールから絶妙のスタートで1コーナーを制したライコネンが2連続ポールトゥウィンを果たし、序盤戦マクラーレンが言われてきたレースでの結果が出だしてきました。今年のレギュレーションの関係上、レース結果が悪いと次レースでの予選結果にかなり響きますので、そうなると結果レースも上手くいかないという悪循環に陥るのですが(今フェラーリがまさにそうですね)、マクラーレン(特にライコネン)は今まさに好循環の中にいる感じですね。その中でしかしちゃんと結果を出しているライコネンはやはり素晴らしいです。

ミハエル、バリチェロとも今シーズンを象徴するかのような不運でしたね・・。ミハエルは黄色線踏みのペナルティこそありませんでしたが、ミラボーでのブラインドでの事故に巻き込まれフロントウィングを失い、それで順位は大きく下げてしまう結果に。単独走行時には15秒台を出しているポテンシャルがあったのでマシンの速さはあるんですが、それを生かせない悪循環。今回7位で終わったのでまだ今週末のニュルでの予選はマシでしょうが・・。バリチェロに関してもピットでのエンスト、そしてスピード違反ペナルティ。ピットから飛び出す時に明らかに速度超過しているとCS放送を見ていてすぐに分かったくらいです。慌ててブレーキングして止まりそうになっていましたが(笑)、エンストでイラついて思わずピットレーン用のスピードリミッターボタンを押し忘れたのでしょうか。結果これで大きく順位を下げる結果となりました。フェラーリの憂鬱は何時まで続くのでしょうか・・。しかし次回は予選順は大分マシになりますし、何といってもミハエルの地元。かなり来るのではないかと予想します。

面白かったのはウィリアムスの2台でしたね。アロンソにつまっていた2台のうち、仕掛けたハイドフェルドのヌーヴェルシケインでのオーバーテイクは見事でした。あそこはインをつけても中々止まりきれませんし、過去にもあそこでのクラッシュは多かったのですが、見事にキレイなオーバーテイクを見せましたね。恵まれない境遇からまさに非凡な才能を見せ始めていると感じさせます。元々ライコネンがマクラーレンに移籍した時、相当悔しかったみたいですからね。これからも頑張って欲しいと思います。ウェバーに関してはやっとというかとうとう初表彰台をゲットしましたね。アロンソとのバトルはハイドフェルドのようにキレイなものではなかったですが、2度もシケインでのオーバーテイクを見せてくれましたし、最後はアロンソが抗議したようですがなんとかキャリア初の表彰台をゲットできて良かったと思います。以外と表彰台では淡々としていましたが(笑)。まあ「オレの実力はこんなもんじゃない」と言いたげな感じですかね・・。

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そして次戦ヨーロッパGPはニュルで行われるレースですが、いよいよBARが復帰します。相当気合が入っていると聞きますし、楽しみではありますが予選出走順が1~2番手となることと、次回から土曜1回のみの1発予選に変わるようなので、レースでは無難にポイントゲットを狙い、その次のレースから上位を狙うという感じで良いかと思います。しかし昨年のニュルは琢磨の素晴らしいレースを見れましたから期待せずにいられません。あのバリチェロとの2位争いは結果リタイアに終わりましたが見ごたえ最高でしたから。あのレースで琢磨人気がワールドワイドになったといっても過言ではないでしょう。そして当ブログのタイトル(PUSH!PUSH!PUSH!)にもなった琢磨とウィリスとの無線交信が行われたのもこのレースです(笑)。きっと数レース中に鳥肌を立てさせてくれるようなレースを見せてくれるはずです。頑張れ琢磨、BARホンダ!