琢磨・・・2005年 F1 イタリアGP

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今回は残念でなりません。何が残念かってBARのチーム力の無さにです。ミスそのものは琢磨自身にも今シーズン2~3回あったので仕方ないにしても、やはりドライバーが犯すミスとチームが犯すミスとでは意味合いが違ってきます。
レース結果を簡単にいいますと、モントーヤ優勝、アロンソ・フィジコのルノー勢が2~3位、ライコネンは予選降格プラスタイヤトラブルで不運が続くも4位まで挽回。この男は本当に凄いです。しかしチャンピオンシップの行方は大方アロンソで決まりですね。コンストラクターの方はまだまだ分かりません。



さて、第一スティントでの琢磨の走りは、バトンについていきつつ後続をおさえる走りを見せてくれ、私もタイミングモニターを見ながら観戦しましたが少し離れたら少し追いつきを繰り返し、バトンとのタイム差はずっと1~2秒内をキープしていました。楽しみな展開になってきたというところで1度目の給油。やはり若干軽めかと思いつつ、8.5秒でピットアウト。その次の周にバトンがピットインし、10秒ちょいのピットタイムだった為ピットアウト後は琢磨と順位入れ替えか?と思いきやメインストレートに琢磨の姿が見えず、その時点で異常を察知した私ですが(笑)案の定ピットに琢磨が再び戻ってきて、再度8.5秒間の給油を行いました。誰が見ても最初のピットで給油に問題があったと思いますよね。
しかし23時からの地上波も情報を求め見ていたとき、そのシーンで亜久里氏が「最初の給油時に入ってないことを気づかずに8.5秒も給油している行為そのものがおかしい」と言っていましたが、まさにその通りですよね。入っていないのでしたら給油マンも肩から担いでいる給油装置の振動や重さの変化等で必ず分かると思います。その翌周に再ピットインし同じ8.5秒給油したということ自体がなんだかもうおかしいですよね。

やはりその点は正解だったらしく、真相としては給油装置の表示エラーというか、表示が給油完了を示さなかった(故障?)ようで、実際には琢磨には8.5秒分の燃料はしっかり入っていたのです。しかし給油装置の問題から確信を持てないチームは琢磨に再度ピットインさせ「更に8.5秒分の給油を施し、超満タン状態にした」のです。その後25周も周回したことからそれは明らかです。琢磨の急激なラップダウンもそれで頷けます・・。最終的に超重量過多のマシンを操る結果、タイヤが消耗しガソリン量が減ってもタイムがあげられない状況になったようです。今年のBARの重タン状態でのマシン状態もそれほど良くないことから、結果16位に沈んでしまったのも頷ける状態です。バトンのほうは影響が少なかったとはいえ、予定よりも4周早くピットインしなければいけなくなったようで(結局バトンの方もどれだけガソリンが残っているのか分からなかったようでマージンをみて4周分ガソリンが残っている時点で入れた模様)、そこでのロスが大きく響き8位にはいるのがやっとという状況で終わったわけです。

しかし、琢磨の状況に関してはチーム側もマシンのフィーリングをドライバーに聞けば全く空タンなのか給油8秒分くらいは入ってるかどうかのマシン挙動のフィードバックをすぐ聞いて判断しても良かったのではないかと思いませんか?きっと琢磨はなんだか分からないうちにピットに呼び戻され、何も聞かされないまま再給油されたと思います。乗用車でもガソリン空から満タンに入れると車の挙動が明らかに変わりますよね?それもせずにいきなり翌周ピットにいれガソリンを強制的に入れるなんて、焦って周りが全く見えてない証拠だとおもいませんかねぇ・・。それでいてバトンの引きとめに30億とか100億とかの景気の良い話を聞きますが、そこに金を突っ込む前にやらなければいけないことが多々あるのでは?と思ってしまいます。

ホンダが強かった第二期時代(特に88~92年)のマクラーレンホンダのあの鉄壁の強さはもちろんエンジンの強さもあったと思いますが、それだけではないと思います。ホンダエンジンを載せていた当時の別チーム(ロータスホンダ、ティレルホンダ)も同じように成功していたわけではなく、むしろエンジンの力による予想された成績よりも劣る結果しか見せられなかったことから、やはり「チーム力」がそれ以上に重要だと感じさせますよね。マクラーレンホンダの強さはやはりそのチーム力の強さ、プラス ホンダの力が絶妙に合わさり、あのセナの力が合わさり凄い力を見せたと考えられます。

今のBARはチーム力があまりにも良くないと思えます。今までもチーム戦略が裏目に出たことが多々ありました・・。ホンダとしてもBARのやり方などあるでしょうし今の現状ではあまり異論を出せないのではないかと思います(ホンダ側の中本氏・橋本氏の発言等を見ても)。なので早いうちにホンダがチームを買い取り、オールホンダとして全権を握れるチームにすることが急務ではないかと思います。ホンダならマクラーレン時代のチームの運営方法など肌で感じ吸収したことが多々あるはずです。それを早く活かせるチームにして欲しいと切に感じます。こんなガッカリするレースはもう見たくありません。

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F1速報の「けんさわのサーキット便り2005」に気になるコメントが・・。結構ネットのアチコチで反響を呼んでいるようです。私も何かな??と思っていますが(笑)。 http://www.f1sokuho.com/

イタリアGP土曜日 内
> あ、そうそう、日本人ファンの皆さんには「9月16日」が大切な日になりそうですよ。良い方の。

イタリアGP日曜日 内
> いやマジで昨日の「9/16日の件」の反応の多さには恐縮してます。
> 書けないんだけどね、何のことか、は。
> あ、外れた時に恥ずかしいからとかって言うんじゃないです。

> 確度は80%以上はあると思う。
> 日にちは1週間位の誤差があるかも知れないけれど。

> もっとも「秋の話題」だからなあ。
> F1って、絶対に確かなことって言うのがない世界ですからねえ。
> 例えば、ドライバーの契約だってどのような形式になっていようとも契約自体を金で買えたりしますから。

> 油断大敵なれど、気にしていて下さいね。


これの意味するところは・・・・?。
個人的予想(こうなって欲しい!という希望が多分に含まれますが)としては

・琢磨残留! 来期バリチェロ+琢磨のコンビ
・オールホンダ発表! チーム株式を50%以上所有完了し、完全なホンダワークス発足!

どうでしょうねー。仮の話としてドライバー契約を出していることがカモフラージュしているような気がして仕方ないのですが(実際それを言いたいのでは??(笑))。いずれにしても鈴鹿までには全てがはっきりするでしょう。