GT5P体験版 走ってみました

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いよいよ公開となったGT5プロローグ体験版。仕事中に色々な方々から書き込みを頂き、大分状況は把握していてはおりましたが、実際にプレイしないと分からない部分も多く、早く帰宅したくて仕方ありませんでした(笑)。何とか仕事が終わり帰宅してから、時間的に掛かるだろうなと思って、夕食前にDL開始して放置しておきました(笑)。諸々の用事が全て済んでから早速見に行ったらDL終了どころかインストールまで終了していました。早速実行してみると、どんなOPムービーだろうか?と期待していましたが何も無いようでした・・。いきなり初期画面が出てきます。過去に色々と発表されていた初期画面(時計や世界の天気が出るやつ)ではなく、ピットに止まった車の周りをメカニックが弄っているシーンのムービーが随時流れているといった感じです。暫く放置するとフォトモード用?のスクリーンショットが出てきたり、デイトナや富士のデモ走行などが見れます。ニュースという項目には、オンラインで配信される情報が随時来るみたいで、昨日は3つほどのニュースが来ていました。またGT.TVは昨日の時点では配信されていないようで、ボタンも押すことが出来ない状態でした。

とりあえず初期インターフェイスはそのような感じです。では早速プレイ開始です!。




まず、設定は勿論プロフェッショナルモード、アシスト全OFF、MT、タイヤはとりあえず前後R3、このような設定でとりあえずはスタート。レースはローリングスタートから始まり、順位は16台中の8番手から始まるようです。ちなみに、以前このブログでもお話した、レース前のピット内映像で上方設置されたモニターに映っている、メインスタンドのVIP席。あれが旧スタンドの映像に差し替えられていました(笑)。やはりポリフォさん、気になったのでしょうか・・(笑)。

スタートしてまず気が付いた事、コースデータは以前から指摘があったように、PS2時代のGT4データを移植しているのだと思われますが、PS3となって初めてのHD画質のメジャーコースを目の当たりにして、まずは綺麗さに結構感動しました。が、私の何となくの印象ですが、コースや背景の描写に関しては、GTHDコンセプトより画面が若干粗くなっているような印象を受けました。勿論走っている時にそんな部分は目に入りませんから、全然問題にはしておりませんが・・。
クルマに関しては非の打ち所の無いようなレベルの描写で、ホント凄いと思いました。AIに関してですが、こちらが常識的な動きをしている限り、ある程度は接触してくる事はありませんでした。こちらがインに飛び込むと、しっかりラインを空けますし、併走してアウト側にいてると、アウト一杯まで膨らんで来ることも無く、なかなか好印象ではありました。しかし、前方で2台ほどがバトル?しているときに、そのクルマの動きに反応してイン側がガラ空きの時とかあるんですよね(笑)。余裕でインに飛び込めてしまいますので、前後のクルマの動きに反応してインを閉じるなどの人間くさい動きがあれば、なお良かったかなーって思いました。

さて肝心の挙動面ですが、前述通りR3タイヤでGT-Rを走らせてみました。このタイヤだとグリップも高く、コーナリングやブレーキングなど「GT4的な走り」が出来るようです。GTHDコンセプトより明らかに滑りにくくなっていますし、ダートにはみ出したときの制御不能感(笑)も、GT4時代の挙動に戻ったような印象を受けました。ブレーキングで減速しにくい印象でしたが、このタイヤだとスプーンくらいまでに余裕でトップに立てるくらいのグリップ力なので、タイヤのレベルを下げていくことに。
結果、S1タイヤまではトップフィニッシュする事は案外容易でしたが、Nタイヤになると途端に難易度が急上昇しますねー。全く勝つことは出来ませんでしたし、N1タイヤとかになるとドアンダーすぎてコーナーをまともに曲がることさえ困難になってきます。ラップタイムもかなり下がります。そこでエボXに乗り換えて走ってみることにしましたが、こちらのクルマはGT-Rと対照的に、むちゃくちゃ曲がりやすい車です。それでもN3タイヤでは2位までしかいけませんでした。S1タイヤまでならこちらも容易に勝てたのですが・・。

挙動で感じたこと・・・。GT4から挙動アップデートによりGTHDコンセプトの挙動を体感した訳ですが、個人的にはかなり好印象でした。リアがスライドしつつも、アクセルコントロールにより前へ進ませる力がありましたので、その辺りのコントロール性が非常に良かったんだと思います。勿論、TAでは滑らさないことが重要だった訳ではありますが、あの挙動で対戦できれば結構面白いバトルが演じられるだろうなーって思っていました。
今回GT5プロローグの体験版を走らせて思ったのは、ある部分GT4時代の挙動に何だか戻ってしまったなーっていう、残念な気持ちが正直ありました。GT4時代の挙動というのは、リアスライドした時の強烈なシビアな動きです。ダートにはみ出してリアが流れ出したら、どうアクセルコントロールしようがステアリング修正しようが立て直し不可能ですし、コース上でもアクセルオフでのフロント荷重に移行させた際のリアスライドを修正しようとして、振りっ返しで瞬時に吹っ飛んでいく感じなど、GT4時代の挙動そのままの印象を受けました。GTHDコンセプトの「スライドしていてもアクセルで前へ押し出す感覚」が無くなってしまったのが凄く残念でした・・。
あとスタンダードモードもプレイしてみましたが、確かにプロモードとは全然違う動きで、特にブレーキングでの安定性はピカイチです(リアルであるかは別として)。かなり我慢してブレーキしても踏みとどまってくれますし、コーナリング中の感覚やコーナー立ち上がりなど、明らかにスタンダードモードの方が走りやすかったです。多分ですが、この2モードある挙動パターンであれば、タイムアタック等を行うのであれば、ほぼ確実にスタンダードモードの方が良いタイムが出ると思われます。

またプロモードでのブレーキの制動力ですが、スタンダードモードよりシビアに動作しているのは間違いないのですが、フルブレーキング時の感覚は全く違って、全然止まらない印象を受けます。いわゆるロックしているような感覚なのですが、グリップ最大以上に制動した際の「グリップ抜け」感が全く感じられないので、ブレーキの限界点が全然つかめませんでした。ステアリングのFFBでその辺りの情報が伝わってこず、常時一定の負荷が掛かっているだけなので、フロントタイヤの限界点を感覚で掴むことが困難であるのが、プロモードの難しさの一因であると思います。なので、どうしてもスタンダードモードより手前でブレーキを踏みながら、様子を見てブレーキ量を調節する、といったヘンな走り方になってしまいます。また鈴鹿の1コーナーなど、フロント荷重に持っていって曲げたいのですが、ブレーキでフロントを曲げるという感覚が非常に乏しく、また前述のFFBの変化を感じ取れないので、難しいというより、「感覚で走れない」という、別の意味での難易度の高い挙動に仕上がっているように思えます。特にタイヤのグレードを下げていけば下げていくほど、この辺りは顕著に感じられました。

これは走りこみして、挙動に慣れれば解決できる部分かもしれません。私自身昨晩は2時間くらいしか走っていませんので、最後まで慣れる事が出来ませんでしたが、少なくともGT5プロローグ製品版でオンライン対戦を行うにあたり、挙動モードを混在させて走ることはかなりのハンデになると思います。とにかくブレーキングに関して、難しいというよりは困難といった方が良いかもしれません(笑)。フロントタイヤのグリップ感が分からないのがとにかく致命的かなと思いました。もっとブレーキ量次第で曲げる事が出来ると思うんですけどねー。とにかく、もうずーっと流れ続けていくような感じなので、オーバースピードで突っ込んでそれをブレーキコントロールで何とか踏みとどまるという感覚が無いように思えました。実車をサーキット等で走らせていても、フロントブレーキの踏み加減でグリップ復活→曲げられる、っていう感覚ってあるんですが、それが感じられないので難しすぎるという感じでしょうか。

しかし今回の挙動というのは、GTHDコンセプトベースだと思っていましたが、明らかに変わってしまっていますし、難しい挙動=操作不能な挙動という訳では無いと思いますので、今回私が個人的に感じたプロフェッショナルモードでの挙動に関しては、もう少しクルマからのフィードバックが無いと、タイヤのレベルを落とすほど操作が難しくなるだけだと思いました。あとはリアスライドした時のコントロール幅の少なさでしょうか。

最近PCゲーム(GTR2)のほうで走っていた時間が多かったので、私が高望みし過ぎているのかもしれませんが、プレイされた皆さんはどのようにお感じになったでしょうか・・・。