2008年 幸田K-4チャレンジカップ耐久レース 第2戦

    8



帰ってまいりました。それにしても強行軍での出場は激しく疲れますね・・。仕事帰宅して19時前に慌しく出発し現地22時過ぎ着。翌日7時にサーキット入り→フリー・予選終了後レース。レース終了後メシ+風呂などで19時に現地出発、22時過ぎに自宅到着といった流れですので、帰宅してF1を録画観戦するものの途中で記憶が曖昧に(笑)。気が付いたら表彰台ドライバーのインタビューでしたのでもう一回見直さないと・・。それにしても自分でもタフだなぁと毎回思ってしまいますホント(笑)。
という事で、今回は天気が心配された決勝日ですが、サーキットへ向かう車中ではどんより曇った天気。直ぐに降りそうな天気と言う感じではないのですが、レース時間中(11:30~16:00)にパラっと降ってもおかしくないような感じです。今年の開幕戦(1月)は不参加でしたがヘビーレインの中でのレース。最後までドライでいて欲しいなと思いつつサーキット入りします。



さて今回から(正確には今年開幕戦から)レギュレーションが大きく変わりました。まずフリー走行後から予選開始までの間に給油するのはOKですが、ジャッキアップして傾けつつ給油するのが禁止され、恐らくこれで2リットル前後のガソリンが入らなくなります。リッター10km走れるとして20周位は変わってきます。さらにトゥディ以外の車に関しては予選は5周が義務周回数(トゥディ系は30周)なので、参加車両の多くを占めるトゥディとそれ以外の車種に燃費の差でアドバンテージが生じてきます。今まで以上に燃費を考えた走行が必要になってくると思います。
フリー走行前にガソリンを超満タン(ジャッキアップ等で)しておき、フリー走行で5周スロー走行して切り上げれば、恐らく2~300ccくらいしか消費しないと思いますので、フリー走行後にノージャッキで満タンにするより確実にこちらの方が有利かもしれません(前述の計算が正しければ、2000-300=1700cc(30周分くらい?)ほど多く積めるはず)。


今回も前回と同じ黒のMTRECトゥディ。室内にはレギュレーションで定められた消火器も取り付け済みです。
 

足回り。フロントは前回と同じモノですがリアはビルシュタイン製ダンパーとの事。
 

ワークモータース&ファーストデザインチーム。前回までのキャロル号は車両老朽化の為引退だそうで、今回よりニューマシンセルボにて登場。相変わらずド派手なマシンで一際注目を浴びてましたが、このレースがシェイクダウンだそうで、今シーズンのスーパーアグリF1のようです(笑)。
 


フリー走行は5周の走行義務があるのですが、私たちは普通にフリー走行はガンガンに走りまくりました(笑)。タイム的にはトップテン内に入っていたので、恐らくいろんな思惑が各チームにあったのだろうと思います。クルマに関してはサスを新調されたみたいで、それを装着されたらストローク不足でフロントが超ローダウンになってしまったらしく、フロントは前回同様のサスでリアだけ交換されたモノ(ビルシュタイン)になっていたようです。ミッションに関してはギアを購入されていたようなのですが組み込みが間に合わなかったようで、前回同様ノーマルギアのままでした。なので今までと同じようにコーナーで2速では吹けきり過ぎて3速では失速するという微妙なギアレシオになっていました・・。ただ今回は燃費が厳しいので3速で早めにアクセル全開してコーナーを出来るだけ早く立ち上がるよりは、2速に落としてアクセルを微妙に開けつつ立ち上がる方が燃費は良いかもと判断し、フリー走行でその走りを色々試してみる事に。


ピットレーン全景。今回はカプチーノも参戦しており、車のバリエーションが増えてきて楽しいです。ちなみにこのサーキットはショートコースですがJAF公認コースなので、設備や環境は素晴らしく良いです。ガードレールも鈴鹿と同じものだとか・・。
 


予選はもう完全に私がアタッカー任命されているんで(笑)、最初の10周強くらいはチームメンバーが燃費走行してもらい、残りを私がスロー走行しつつクリアラップが取れそうな時に全開アタックするという段取りに。コースインしましたら、流石に燃費走行している車が多くよっぽど上手くやらないとクリアラップは不可能な状態です。スロー走行車とアタック車とでは20秒くらいラップタイムが変わりますので、かなり前が空いていないと直ぐに引っかかってしまいます。引っかかったらその分燃料も無駄になりますし、慎重さを求められます。そして1発目のアタック。昨年の自己ベストが53秒1だったのですが、これは52秒キタかも!と思ってたら54秒台orz。なんか走りのイメージとタイムが全然シンクロしていなくてかなりショックを受けました(笑)。さらにスローペースで走りながらタイミングをうかがいます。そしていける!というタイミングで再度アタック。53秒8台が出てとりあえずピットからはOKの無線。しかしアタック自体にかなり不満足な私は、こちらから無線であとワンアタックOKかどうか聞くもののこれでOKとの事;;。燃費の事もありますし残念ながらアタックは終了し規定周回数を終えるまでスロー走行にて終了させます。

予選は14番手(24台中)という事で、それ程悪い結果ではなかったようです。上位7~8チームあたりは何時も別次元の域におられる車ばかりですので(笑)、そこから後ろを見てみると53秒台が連なって混戦模様。昨年出した53秒1というベストラップあたりのタイムだと9番手くらいに入れた計算です。勿論燃料搭載量が違うので同じ比較は出来ませんが、もう少しタイムを伸ばせればトップテン付近にいけたかも、と思うと残念でした。


---------------------------------------


さあ11:30から決勝と言う事で11時からスタート進行が始まります。今回もスタートドライバーでしたので、グリッドに並ぶ為マシンを1周運びます。そこで1台づつマシンとドライバーの紹介があり手を振って応えます(笑)。色んな写真を撮りながら楽しいひと時を過ごす時間ですが、スタート5分前くらいからだんだん緊迫してきます。マシンに乗り込みハーネスを締めて運転席で静かに待っているときの感覚は、GTR2で決勝前にグリッドに並んでいるときと同じ精神的感覚です(笑)。なので、あまり緊張はしないですが、集中力が高まってきます。しかし今回は燃費という大きな課題があるので、今までみたいにアホみたいに飛ばす事は封印し(笑)、燃料セーブを考えた走行を実行しないといけません。


今シーズンより実施の車検。これでレース前とレース後の重量差を測って不正が無いかを調べるようです。右はスタート前のワンカット。ワークモータースさん専属?のレースクイーンと一緒に撮影。ヘルメットを被っているのでニヤけた顔は良く分からないです(笑)。
 


そうして決勝はスタート。予想通り?前の車はガンガン飛ばしていきます。しかしそれにアツくなることなく回転数6500rpmを守って冷静にドライブ。後続から迫ってくる車は先にいかせて自分のペースを守ります。いい感じで55秒台を並べて走れてましたので、自分の任務は果たせたかな?と思いつつ30分走行しピットイン。ドライバーチェンジして休憩します。この時点で予選順位と変わらないくらい(だったと思います)の順位でしたので、序盤としては悪くありません。


スタート直前とスタート後のワンカット。
 


その後2度目の走行です。ここで燃料消費とコースコンディションの変化からかタイムが上がっていきます。54秒台からたまに53秒台に入るタイムを出して周回。この時点で11~12位くらいまで上昇してきました。
さてここで今回初出場のゼッケン66「チームアールズトゥディ」にトラブル発生。マシンを長時間ピットにおさめて作業しています。このチームは以前までワークモータース&ファーストデザインチーム(何時もお世話になってます)から出場していたR介君が、自チームを発足させ出場したチームなのですが、初参戦でマシントラブルとは勿体無いなーと思いながら作業を見つめていました。最終的には問題のパーツを発見・交換して再スタートを切りました。良かった良かった。

その後3回目の走行も行い順位は12位前後をキープ。チームメンバーの方も燃費走行しつつ順位をキープする走行で、良い感じで終われそうな雰囲気になってきました。ただ私が走行した3回目は既に燃料計はEのところを指していたので(笑)、まあ比較的ここから長く走れるのは分かっているとはいえ不安な気持ちに・・。


レース中のワンカット。左は電光掲示板。こちらでタイムがリアルタイムに出るのでタイムアタックをしている気分になれます(笑)。上位勢は53~54秒台あたりでラップしているのが分かります。
 

ゼッケン66番のチームアールズトゥディ。ゼッケン12番のワークモータース&ファーストデザインチーム。
 


レースは1人30分以上の走行を認められていません。かつ9回ピットインが義務付けられているので、4時間半で30分区切りだと8回しかピットイン出来ません(最初のスタートは当然カウントに入らないので)。なので、毎回最終スティント(走行3回目)のチームメンバーさんは時間を短く切り上げ、私が最終30分を走るという方法を取ってきていました。私が合計2時間走行する訳ですが、走るのが好きなので全然苦痛ではなくむしろ嬉しいのですが(笑)、過去何度も最後でガス欠症状に見舞われ辛い状況を味わっているので、今回は頼む持ちこたえてくれ!っていう気持ちでした。そして私が最後の走行に入る予定時間よりもかなり早くマシンがピットイン。話を聞くと、そのスティントで最初からガス欠症状が出て、大分ヤバくなってきたからピットに入ってきたとの事;;。以前私がその症状になった時は、なんやかんやで走りきれたので大丈夫だろうとは思いましたが、それも30分だけの話です。今回は私が乗る前からその症状が出ていたので、45~50分くらいガス欠兆候のまま走りきれるか・・と言う事です。嫌な予感が頭を過ぎります(笑)。

とりあえずピットで暫く待機することに。残り時間は30分をちょっと切ったところ。今までの経験上ではガス欠兆候が出てもかなり走れることは分かっていましたが、今回ばかりは最後まで走りきれるか全く分かりませんでした。でもピットに留まっていてはどんどん順位が落ちていきますので、とりあえず出る事に。ヤバそうになったらもう一回ピットに入って再度待機することにします。
スタートしていきなりガクガクとガス欠兆候が出始めます。残り25分くらいだと思いますが、ホントに大丈夫だろうかかなりビビり始めます;;。ラップタイムは1分10秒~といった感じなので、上位勢は2~3周に1回周回遅れにしてくるようなタイムです。それでも周回を重ねます。後方チェックやライン譲りはGTR2で日々行っている事なので(笑)、恐らく特に問題なく行っていたかと思います。そんなこんなで残り10分強くらいの1コーナー先で完全に吹け上がらなくなってストップ→ストールしてしまいます・・・。一応エスケープには入っていましたが1コーナーでオーバーランしたクルマが居たら突っ込んでくるような場所でしたのでかなり焦ります。無線の指示で1速に入れたままセルを回して安全な場所に避難しろと聞こえたので、1速に入れてセルを回します。するとグイグイ前に進むんですねー。教習所で線路上で止まったらこうしろ!というのが初めて実践できました(サーキットですが)。するとエンジンがまた復活。暫く静止状態だったから燃料ポンプで吸いだせるだけのガソリンが戻ってきたのかもしれません。

とりあえずこの時点でコースを進み、最終コーナー手前まで何とかマシンを運びます。ここで4時間半経過後にフィニッシュラインまでクルマを運び、チェッカーを受けるという段取りです。最終コーナーで止まっていたのでピット方向からアツい視線をかなり感じて恥ずかしかったのですが(笑)、冷静に待つことに・・。そして6~7分待って場内放送を聞いてるとカウントダウンが始まってます。そして4時間半終了の合図が聞こえた後に無線から、時間が来たのでフィニッシュラインに進んでくださいという声が。そこからエンジンを掛けてフィニッシュラインに手を上げながら進入しましたがどうも様子がヘン(笑)。


なんとトップ車がまだチェッカーを受けていなかったようで、まだ終了にはなっていなかったんです(笑)。無線からはあと1周してくださいとの辛い指示が;;。そのままゆっくり走りますが最終コーナーまでもう少しというところで完全にストップ。もう何をやってもエンジンは二度と掛かりませんでした・・・。
周りのクルマがどんどんピットに入っていって遂には私だけとなります(笑)。ホントに誰も居なかったのでかなり不安になりましたが(笑)、暫くするとオフィシャルが走ってきて、レッカーするので待機してくれとの事。暫くしてレスキューカーが来て牽引フックで引っ張ってくれました。セル1速でクルマを動かすことといい、レッカーされる車を操縦することといい、初めての経験を沢山しました(笑)。


 ピット上からのレース中の動画





----------------------------------------------------------------


そんなこんなでレースはようやく終了しました。結果はチェッカーを受けられなかったのでDNF、すなわちリタイアとなってしまいました。ガス欠兆候が出るまでは中盤に位置していただけに勿体無い結末でした。周回数的には前回レースと殆ど変わらなかったので、やはりフリー前に燃料をしっかり積んで5周で終わらせることが必須なのかもしれませんが、それ以外にも自身の走らせ方等の問題があるんだと思います。燃料をどれだけ効率よく使うことが出来るか、ホントに難しいですね・・。これが耐久レースの醍醐味なのかもしれませんが、私はやっぱり最初から終わりまでガンガンにぶっ飛ばせるレースのほうが合っているのかもしれません(笑)。それにしてもリアルレースは体力が要りますね・・。カラダが筋肉痛で激しく痛いです(笑)。全身のスポーツなんだなーってつくづく思いました;;。

最後に参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。心配された雨も最後まで持ってくれてフルドライの中レースが出来たのは良かったです。次回5月のレースは恐らく参加出来ないと思いますので、8月に期待します。チームイナガキも次回以降は足回りとギア比変更が仕上がっているはずなので、その辺りも楽しみなところです!


最終結果
総合20位(ATクラス2位)
・ワークM&ファーストDセルボ 254周(4:31'09.782 42Lap遅れ) Fastest 56.191
総合21位(MTクラス17位)
・チームアールズトゥデイ 160周(4:31'23.328 136Lap遅れ) Fastest 54.208
DNF
・チームイナガキトゥデイ 258周(DNF) Fastest 53.628


2008 幸田K-4チャレンジカップ耐久レース Round.2 リザルト
http://www.yrp-net.com/?page_id=1382

Thanks to
ファーストデザイン有限会社
http://www.firstdesign.jp/