2009 F1プレビュー

    10



久々の更新です(笑)。空力的に大幅なレギュレーション変更となった2009年、昨年末はBMWを始めとした2009型Fウイングなどを装着したハイブリッドマシンの格好悪さにビックリしていた方も多かったと思いますが(笑)、今年に入っていよいよニューマシンが続々発表されてきていますねー。
現時点ではレッドブルファミリーの2台、そしてフォースインディアの1台以外はすべて発表されているわけですが、気になるトロ・ロッソのドライバーがどうなるのか未だ見えてこないのが心配ですね・・。セバスチャン・ブエミは確定した訳ですが、もう一人が誰になるのか。海外ではセバスチャン・ボーデが残留するという報道が数日前に行われたようですが、この辺りはまだ正式発表にいたっておりません。ただチーム公式サイトにはドライバーラインナップとしてボーデとブエミが記載されているんですよね・・。このあたりが非常に気になりますが・・。ただしF1通信さんの記事で面白いことに、公式サイトからフランス語が無くなっているということも書かれているんですよね。これがいったい何を意味するのか(笑)。
今は見守るしかない状況ですが、パーソナルスポンサーの面ではボーデより優位と思われる琢磨に何とかチャンスが来ることを祈るしかないですね。トロ・ロッソもそのあたりを重視していたコメントを出していましたし。



さて今年のマシンの写真を並べてみようかと思います。

マクラーレンMP4-24


フェラーリF60


トヨタTF109


ルノーR29


ウィリアムズFW31


BMW F1.09



全体的にノーズの大きさ(幅の広い形状)が目立ちますね。ただしマクラーレンとトヨタに関しては、比較的細めの形状で来ているようです。フェラーリも正面からでは分かりにくいのですが、どちらかといえば細めで鋭く前方に飛び出しているような形状に思えます。
反対にウィリアムズ、ルノー、BMWあたりはかなり幅の広い形状と見て取れます。このあたりの考え方の違いが非常に面白いですね。近年のF1は空力的に行き着くところまで行き着いていたので、どのチームも良く似たボディワークであったのですが、今年は空力的に大幅な変更があった為に、各デザイナーも方向性の違いが見受けられるように思えます。マクラーレン、フェラーリ、トヨタ型のウイングが良いのか、ウィリアムズ、ルノー、BMW型のウィングが良いのかは今後の成り行き次第ですが、これにはKERSが絡んでいるという話もあります。
KERSシステムの重量増、そしてスリックタイヤの特性から重量配分を大分前寄りにしなければ厳しいという声をかなり聞くのですが、一説にはKERSの一部パーツ(バッテリー?)をノーズ先端に搭載することでその辺りの問題を解決しようと考えているチームもあるみたいです。それらを想定してのあのノーズ形状なんだろうか?という推測も成り立ちますが、果たしてどうでしょうねー。逆にKERSの重量増を嫌って、今期はKERS非搭載(若しくは最小限のシステムのみ搭載)で走るチームも多いかもしれません。現状では0.2~0.3秒のメリットがあるといわれているKERSですが、その重量からアドバンテージが明確に得られるコースは2~3しかないとの事です。それなら逆に搭載を考えず、軽い重量で自由にバラストを設置できる状況の方がメリットは高いと考えるのも真っ当な意見かと思います。
しかしウィリアムズはこのシステムが本来の力を発揮すれば1秒のメリットが出てくる可能性がある、という意見のようですので、今年から積極的に使っていくようですね。しかもウィリアムズは独自のKERSシステムを作ったみたいですし。

その他のボディワークとしては、やはり空力的突起物が禁止された影響でボディが非常にシンプルになりましたね。個人的にはこの流れは賛成というか、美的感覚(笑)で言えば昔の流れに戻ったようで好感が持てます。各チームのデザインワークがぱっと見ただけで分かりますし、これは良いことだと思います。が、あの前後ウィングだけは何とも言えないアンバランスさですよね(笑)。まあコーナー中のダウンフォース減によるオーバーテイクの難しさを解消しようと狙った空力レギュレーションではありますが、果たしてしっかり機能してくれるんでしょうかねー。現状、かなりフロントのグリップが増しているようですが、あるチームでは後方のマシンに悪影響を与えるような気流をわざと出すような形状をしたリアウィングをデザインする事も可能だという話を聞いたことがあります(笑)。なるほど、そういう考え方も出来るんですね(笑)。

後もうひとつ気になるのがホンダチームの行方ですね。買い手候補がたくさん現れているという話は聞きますが、その後進展が無いような感じですし・・。やはり大きなコストが掛かるF1チームを手に入れるのは、現在の経済情勢では躊躇してしまうという事なんでしょうか。メルセデスがエンジン供給を行ってくれるのは間違いなさそうですし、チーム自体も2009パッケージに自信を持っているっぽいので(今となってはこの辺りも買い手に興味を持たすためのリップサービスだったのかもしれませんが・・)、開幕までに琢磨の動向同様気になるところですね。


まあ久々に色々と書きましたが(笑)、開幕まで約2ヶ月となったF1シーズン。これからも琢磨・ホンダ関連のニュースがありましたら逐一お伝えしたいと思います!