バトンと可夢偉 - 2009年 F1 第16戦 ブラジルGP

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予選から大波乱の今回のブラジルGP。生中継で見てましたが、Q2の途中で意識を失って結局見れませんでした(笑)。決勝はそんな事が無いよう21時くらいから仮眠を取り、GTR2のレースもして時間を調整し(笑)、今回のレースを観戦しました。
レースはオープニングラップから上位陣の波乱もあり、混乱した序盤でしたが、キーポイントとなる2人のうち、ヴェッテルが予選で下位に沈んだだけに4位まで浮上するのが精一杯。優勝が絶対条件だっただけに、本人も悔しかったでしょうが、こればかりは仕方が無いですね。予選が上手く行ってれば勝てたレースだったかもしれませんが・・・。そしてもう一人のバリチェロも序盤はトップ走行をするものの、ウェバーとクビサにかわされ、終盤はハミルトンとの接触でポジションダウン。8位でチェッカーを受けます。結局5位でチェッカーを受けたバトンが文句無くチャンピオンになりましたね。
個人的には2004~2005年の件、そして今回の可夢偉への無線の件と併せて、日本人を低能扱いしてるっぽい気がして何となく素直に祝福出来ませんが(笑)、世間的にはどうなんでしょうね。前半戦の強さは文句無しでしたが、後半戦のグダグダぶりは何とも見てて味気ないというか、印象に残らないというか・・。まあそれでも、正しい時期に正しい場所に居て、しっかりそのチャンスを掴んだという点では、チャンプになるべくしてなったという事ですし、来年以降がディフェンディングチャンピオンとしての真価が問われるシーズンになるんじゃないかなっていう気がします。




さて、それはそうと、今回はバトンよりも燃えましたよね(笑)。レース序盤、戦略の違いがあるとはいえ、気がつけば可夢偉が3位を走行しているというビックリな状況で思わず興奮しました。今回チャンプになったバトンを抑え込む走り、そして中嶋とのバトル(ペナルティはありませんでしたが、ちょっとひやっとしました)、そして終盤のフィジケラを切れ味鋭いオーバーテイクを見せたり、国際映像にあれだけ映るとは思いませんでした。
川井ちゃんも言ってましたけど、頻繁にラインを変えるというのはあまりよろしくないといったF1の世界では暗黙のルールでもあるんですかね。その辺りをまだ初GPだから知らないんでしょう的な事を言ってましたが、私からすれば同一ラップの争いに暗黙のルールもクソも無いやんって思って見てましたけど(笑)。

琢磨の時も思ってましたが、こういったファイターなレーサーってホントに少ないじゃないですか。今回のバトンを抑え込むだけじゃなく、クロスラインを使って抜き返すシーン、フィジケラをオーバーテイクするシーン、もう素晴らしいなーと思って見てました。
今シーズン、テストドライバーからレースドライバーになったドライバーは何人もいますが、初戦でここまで活躍出来たのは他に居ないんじゃないでしょうか。予選もあの難しいコンディションでもう少しでQ3進出しそうでしたし、決勝に関しては、トップ10フィニッシュですし、何よりも結果よりも国際映像にあれだけ映っていたというのが、今レースで注目が高かった証拠じゃないでしょうか。

中嶋との接触はちょっと何とも言えませんでしたが、あの辺りはやはり経験不足から来る部分でしょうし、正直危険な状況を生んでしまいましたが、中嶋も名指しで非難する事もありませんでしたし、ペナルティも審議も無かったので、問題無かったという判断で良いんではないでしょうか。

個人的には、来季ライコネンが来るかもしれないというトヨタのセカンドドライバーとして、是非可夢偉に乗ってもらいたいなと思いました。喋りも関西弁ですし(笑)、結構面白い事を言うキャラクターなんで、日本人的にも面白いドライバーじゃないかなって思います。あわよくば琢磨が復活してくれれば、最高のシーズンになるでしょうが・・。
中嶋に関しては、来季非常に厳しい状況になってきたと思います・・。トヨタのシートが可夢偉と争う形になっていた状況で、こういう形で結果が出てしまうと更に厳しくなったんじゃないかと。あまりにも印象が違いすぎましたので・・。ウィリアムズや新チーム辺りもどうなるか分かりませんけども、何とかシートを確保してもらいたいものです。