鈴木亜久里氏らに16億返済命令

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ヤフーのニュースにビックリのニュースが出てました。「東京地裁が鈴木亜久里氏側に16億円返済命じる」との事で・・。覚えておられる方が居るかもしれませんが、2009年7月6日付で当ブログにSAF1の記事を書いた際に、この裁判の事を書いていました。その判決が地方裁判所ですが出たという事ですが、まさかの全額返済命令なんですね。
私は法にも詳しくないですし、あくまで「鈴木亜久里の挫折~F1チーム破綻の真実~」の本の記述を元に以前の記事も書いていた訳ですが、元々SSユナイテッドを紹介してきたばんせい証券側が、一向に振り込まれない30億の肩代わりとして半金の15億を出すから受け取ってくれ、という話です。ばんせい証券は銀行業ではないから、関連会社の野村エステート・ファイナンス(こちらはニュース記事にあるように4月にばんせい証券側に債権譲渡している)から、SSユナイテッドから資金が入るまでのつなぎ融資との事で、シーズン開幕後に入金されたとのこと。亜久里氏も不穏な空気を感じ取ったらしくて、SSユナイテッド側からのちゃんとした資金が欲しい、得体のしれないお金は要らないと毎日のように連絡していたようですが、SSユナイテッドの話を持ってきた同証券会社のNo3なる人物、そして当時の副社長が「大丈夫、必ず資金を引き出します(No3)」「大丈夫、No.3を信じてやってください(副社長)」という話を仕方なく信じたみたいです・・。

結局はカナダGPでの6位入賞に湧いたあの当時から少し過ぎた頃、同証券会社に再び確認すると、No3は会社を辞めたから詳細は解らない、そして亜久里氏に融資している資金は返してもらわなければならない、私達も被害者だという話をしたようで。SSユナイテッドも登記はされていたものの実際には稼働していないペーパーカンパニーだったみたいですし完全に騙されたという実情ではあるのですが、SSユナイテッドなる会社がそこまでしてSAF1にスポンサーとして公表した裏には、SAF1・亜久里氏を食い物にして途方もないお金を手にした人物が居るような気がしてならないですね・・。

これらを見ても、SSユナイテッドから必ず資金を引き出すと約束していたから、15億を仕方なしに借りたという流れが想像出来るのですが、この時にどんな契約内容になっていたのかでしょうね。でも、証券会社側のNo2とNo3が大丈夫、約束すると言ってたのなら、財政状態の苦しかったSAF1チームですからそうせざるをえなかったというのも実情でしょうけど、法律的には「借りたものは返しなさい」という事なんでしょうかね。

このニュースを見て、本当に気の毒だなとしか思えません。正直者がバカを見る世の中、という典型的な例といいましょうか・・・。