2010年 F1 第10戦 イギリスGP

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改修されたシルバーストンでのイギリスGP。今年も物凄い大観衆の中行われました。レースはウェバーの圧勝。全く危なげなかったですし、2位以下との差を見つつのペースコントロールをしていたっぽい感じで、最高のレースだったと思うのですが、チームとしては何か雲行きがおかしい感じになってますね・・。予選でのウィング交換の件で明らかにウェバーは不機嫌でしたし、決勝直後のチームラジオでもその事を言ってたみたいですし、来年の契約に関して何らかの話し合いを持つという話も出てるみたいですし。
今回もスタート直後の1コーナー、明らかにウェバーはヴェッテルにスペースを残していませんでしたからねー。その後にハミルトンと接触したのかタイヤパンクチャーで後方からの追い上げになり、7位でフィニッシュ出来たのはセーフティカーの恩恵をかなり受けたかと思いますけど、チーム内の熾烈な争い、何となく良きバトルというよりは何か邪悪な雰囲気を感じるバトルに発展していきそうな予感すらします・・。

そして可夢偉。今回もやってくれましたねー。序盤にポジションを上げ、タイヤ交換後にはミハエルの前に出て、その後はずっとバリチェロとのバトルに。上位勢のトラブルやアクシデントなどの出来事もあって6位までポジションを上げた訳ですけど、バリチェロが居なかったらもう少しペースが速かったんじゃないかな、って思うくらいにラップタイムが安定していました。ずっとLTモニターを見ながらでしたが、タイヤの使い方、ペースの安定性、どれも見事な走りでした。今回可夢偉より予選後方だったバトンが4位フィニッシュだった事もあったので、上手くいけばその辺りのポジションまで行けた可能性もあるという事ですからねー。バトンはオプションタイヤの美味しいところをずっと使いきってタイヤ交換しましたが、川井ちゃん情報では、あるチームがタイヤ交換するとタイヤの美味しい部分を使い切らずに他チームもそれにならってすぐにタイヤ交換に入ってしまうという事を言ってまして、今回はバトンがその部分を上手く使って上位進出したと言えるでしょうし、ザウバーチームもその辺りを上手く見て欲しい感じはしますね。特に可夢偉のタイヤマネージメントは素晴らしいので、その辺りも中堅チームとしては重要な戦略になると思いますし。
まあそうはいっても、今回は自己ベストタイの6位入賞。着実にポイントを稼いでますし、安定性も備わってきて今後のレースが非常に楽しみです。サーキットの相性が良ければマシンはそれなりの速さを見せてくれる感じですし、このままどんどんアピールしてもらって、将来につなげていってもらいたいですね!