2011年 F1 第3戦 中国GP

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少し?更新が遅れましたが中国GPを振り返ってみます。
遂にレッドブルの牙城を崩したマクラーレン。シーズン前の絶不調がウソのような躍進ぶりです。毎度思いますが本当にマクラーレンの開発能力は凄まじい・・。現時点ではレッドブルvsマクラーレンの図式となってしまってますからね。

今季初優勝を飾ったマクラーレン、そして負けたレッドブル。しかしウェバーは予選17位から3位表彰台という内容にヴェッテルとの違いを感じたりする方も多いのではないでしょうか。ウェバーの後半の勢いがあれば、あと数周レースが長ければ勝っていた可能性すら考えられましたから。

どうもその要因はタイヤのようですね。新品ソフトタイヤを温存したハミルトン。そのタイヤを履いた時のパフォーマンスは1周数秒レベルで違うという事から、2ストップのヴェッテルをかわすには十分の力があったという事でしょう。そしてウェバーは・・Q1落ちした結果、新品タイヤを2~3セット温存出来たはずです。そのパフォーマンスを存分に利用して下位から表彰台圏内まで駆け上がってきたという事でしょう。
そう考えると・・タイヤを温存する事がこれだけレースで差が出せると言う事です。極端に言えば、予選をわざと走らなくて新品タイヤを大量に所持しておけばレースで圧倒的に有利になってしまうという物凄い盲点?が見えてきた訳で。
実際、Q3を走らずソフトタイヤを温存した方が速いのではないか?という声も出てきており、Q3でそうした行為が行えないようなレギュレーション改正も話が出てきているとか・・。
新品時の性能からユーズドとなってからの性能、そして一気にパフォーマンスががたっと落ちるこのタイヤ特性。これはピレリがFIAの意向にそって作られたと言われてますが(真意の程はともかく)、あまり想定していなかった問題が見えてきたような感じでありますね。
大きくタイヤ性能等が変わらなければ、今後のレース展開というのは新品タイヤを何セット残しているか、という部分がかなり大きな要素になってくる事は間違いなさそうです。それがレースを観る上で良いか悪いかは別問題ではありますが・・。

可夢偉も何とかポイントゲット。開幕戦の失格が無ければ全戦ポイントゲットですから、昨シーズンに比べたら雲泥の差です。信頼性は高そうですし(マレーシアのペレスのリタイアは想定外の恐ろしいアクシデントだったようなので)、今後に期待です!!。

しかし今回のレース、最初から最後まで非常に見ごたえの多い素晴らしいレースだったと思います。タイヤの件があったとはいえ、KERSやDRS、これらも含めレースを面白くしているのは間違いなさそうです。