奈良吉野路 1泊2日ツーリング
今年最初のツーリング。しかもバイク人生ではリターンしてから初となる1泊でのツーリング。日帰りツーリングでの苦痛部分「今から来た道と同じ距離を戻らなければいけない」が無くなり、「頑張って走ったら最後に好きなだけ酒が飲める」「疲れた体を温泉で癒せる」というご褒美があると考えると、もしかして楽しそうやん?って感じで日程が決まってからは結構楽しみにしていたのですが、気になるのは天気。ずっと気になっていたのですが、土曜日~日曜日だけ晴れ予報で金曜日まで雨、月曜から雨予報というとんでもない晴れ男がいるのでは?というくらいに天候に恵まれた今回のツーリング。何時もの友人達を色々と誘ったのですが皆都合がつかずで、結局は何時ものメンバーである、モンキー125のW君、WR250XのT君、CRF250Lの私という3人で行く事になりました。
今回の道中はまたもや奈良吉野路メイン。過去2回この辺りを走りましたがいずれも行けていない「大台ヶ原ドライブウェイ」を今回こそは走りたかったんですけど、4月11日~12日はまだ冬期通行止めの期間とのこと。なので色々と予定を考えつつ当日の状況次第でどうにでも出来るような感じで行く事に。とにかく天気が良いのがホント救いでした。雨降りだったら日帰りなら当日中止も出来ますけど泊まりだとキャンセル出来ないので強行するしかないですからね。
と言う事で集合場所のコンビニに到着。朝9時前くらいだったかな。そこから友人達の到着を待ちます。今回モンキー乗りのW君は折角の機会と言う事でZX-25Rをレンタルしてきました。FZR250Rに乗ってただけに近代の最新4気筒250ccバイクにはめっちゃ興味ありました。見た目もかっこいいですよね。結構大きく見えるものです。少なくともFZR250Rより横幅が凄く大きく感じました。まあオフローダー2台の間に入ると小さく見えますけどね(笑)。


奈良へ向かって南下します。ということで何時もの道の駅 針テラスへ。来年くらいからリニューアル工事を実施し2030年頃の再開を予定しているらしいですね。現時点では何も変わってない感じですが。流石に4月だけあってバイクの数はかなり多かったですね。

経由地点の津風呂ダム。ヘリコプタが―やたら飛んでましたが遊覧飛行でもあるのですかね?特に観光地と言う所ではないと思うので殆ど人はいませんでした。ダム湖は入漁料?を払って釣りができるみたいでバス釣りと思わしきボートに乗って釣ってる方がちらほらおられました。天気も良く景色も綺麗で、こういうのがツーリングの醍醐味ですね。






オッサン3人で記念写真。

初日のお昼はどこで食べるかはW君が決めてくれていたので経由地としてそこを目指します。行ったのは「ごんた食堂」。大和ポークのとんかつ定食が有名で人気らしいのですが私は数量限定のごんた定食に。エビフライにカキフライ、コロッケがメインのおかずで、一品の冷奴・ほうれん草・漬物・お味噌汁。これで1500円くらいだったかな?めちゃくちゃ美味かったです。食堂と言ってもメインは日帰り温泉「明水館」の中にある施設の1つがこの食堂となっています。13時前くらいにお店に入ったのですがお客さんはチラホラいるくらいで並ぶほどでもなかったです。数年前に「充電させてもらえませんか?」のロケでこのお店に来られたみたいで、その時の写真などが飾られていました。サイン色紙も色々飾られていたので知る人ぞ知るお店なのかもしれませんね。




お昼を食べてそこから目指すは谷瀬の吊り橋。ここも調べてみたら9年くらい前にツーリングで来た場所です。ちょっと前な感覚でしたが9年も前?ってのに驚きました(笑)。久々に来ましたがよくこんなの作りましたよね・・以前来た時は怖いなりにもまあ普通に歩けたのですが今日はなんだかやたら怖い感覚です・・。

長さ300mくらいあるのでゆっくり歩いてたら全然向こうまで辿り着けない感じです。以前来た時にあったのか覚えてませんが、20人以上は渡ってはダメということで両岸に係員の方が居て渡って良いかの指示を出していました。つり橋の下には新しく出来た?キャンプ場みたいなのがあります。綺麗でしたのでここでキャンプは良さそうですよね。そんなことを考えながら歩いていたんですが、このつり橋の床になる木の板、両サイドは網が見えているのですがこの木の板の隙間から見える下の部分には網が見えない部分がちらほらと。てことはこの木の板の下は何も無いってこと?しかも結構たわみますし連結している釘?みたいな部分もちゃんと固定されているのかよく分からない感じで・・。それを考え出すとかなり怖くなって景色見てる余裕が一切無くなりました(笑)。何とか渡り切りましたが、戻るにはもう一回渡らなければいけない訳で・・。渡りだしたは良いけど途中で無理ってなって引き返してきた方もおられましたので(笑)、流石にここは高所恐怖症とかだとヤバいと思います。




渡り切ったところで記念写真。みんなオッサンになったよなあ・・(笑)

吊り橋がある場所はほんと絶景ですし渡らなくても楽しめます(笑)。川沿いはこの写真で見えている部分より上流の方でも開発が進んでいるのか自動車乗り入れが可能なキャンプ場が沢山出来ている感じでした。


初日の行きたい場所は回れたのでここから宿に向かいます。ガソリンが心細くなってきたのと翌日もスタンドが直ぐあるような場所でもないので吊り橋近くのガソリンスタンドで満タンにしてから向かいます。基本景色は良い道ばかりなのですが綺麗な幹線道路ばかりではなく、対向車が来たらすれ違うのが困難な道も多く神経をすり減らします(笑)。まあ陽もまだ高いので休憩を多めに取りながら宿泊場所へ向かいます。自宅界隈は完全に桜も散っていますが、こちらは少し前に満開して散り始めてるかな?という感じでした。




16時過ぎ頃だったか、宿に到着。洞川(どろがわ)温泉の「湯宿 丸文」さんです。ビジネスホテルなどの一般的な洋室ホテルにしか泊まる事が無くなった昨今、こんな民宿?旅館?という感じのところに泊まったのって多分30年以上ぶりのような気がします。観光地の旅館などでよく見る「歓迎」看板。本日お泊りされる代表者さんの苗字が書かれたボードって今見るともはや昭和レトロな印象すらありますね。旅館界隈は色々な旅館や温泉、お土産屋などなどこちらも古き良き時代の光景が見られます。




結構古い建物のような印象ですが中は綺麗にされていました。とにかく従業員の方々の愛想がよくめちゃくちゃ好印象でした。案内された部屋は事前にW君に聞いてた通り、部屋4つが使える和室。トータルで20畳以上あるのかと思います。写真で見えてる8畳間のテーブルが置いてある部屋、同じく8畳の寝室(布団が3組置いてあるところ)、それと食事をする部屋ともう一つ使っていない部屋がありました。はじめは20畳以上のデカい1つの部屋に食事の膳が中央に3つ寂しく置かれてるのでは?と妄想してましたが(笑)、これなら寂しい感じはなさそうです(笑)


部屋は2階だったかと思いますが、窓を開けると山上川という河川が目の前に見えます。あとで散歩した際に知りましたが天然のニジマスが生息しているそうで橋の上から見たら一杯泳いでました。

とにかく一番やりたかったこと。自宅まで帰る必要が無い!今すぐ酒が飲める!これですよこれ。近所のスーパー(昭和のおばあちゃんがやってるような駄菓子屋みたいなとこw)で売ってる酒類やツマミを適当に買ってきて部屋で乾杯!いやー最高のひとときですね。

軽く呑んだら一旦ストップ。ここで呑み過ぎたら何もできなくなりますので(笑)、温泉に入ることに。今回泊まる宿にも温泉はあったのですが折角なので良さそうなところへ。向かったのは行者の湯として有名なのかな?350年の歴史がある旅館角甚さんの日帰り温泉へ。門構えから歴史を感じさせられますね・・

この旅館、8組しか泊まれないらしいですね。その中で空いた時間を日帰り温泉として開放しているようでした。露天風呂とかではありませんでしたが、暫く湯船に浸かってると肌がめっちゃスベスベしてくるのが分かります。とても疲れが取れて気持ちも癒されました。最高ですね。




風呂上りは少しだけ角甚さんの応接間のようなところでリラックス。
外は日も暮れ始めて各店舗や道路上から吊り下げられている提灯に明かりが灯り始めます。この景色はほんと良かったです。自分の幼い頃の記憶にあるような光景と言うか。有名観光地のような騒がしさも無ければ人も少ない。海外の観光客がここに来るのはかなりハードルが高いと思われるので、こういう場所がまだ日本に残ってるんだなと感じます。とにかく静かで懐かしさがあって気持ちが安らぐ素晴らしい景色でした。




先ほど話をした天然ニジマスが沢山泳いでいる川。その周りを歩きながら旅館に戻る事にします。すっかり陽も暮れて更に静かな街並みとなってきました。パラパラ見えていた観光客の方もお風呂入ったり晩御飯食べたりとで皆さん戻られてるのかもですね。


ということで19時頃にお願いしていた食事の時間になったので部屋へ向かいます。といっても隣のふすま一枚隔てた部屋なのですけどね(笑)。良い匂いがするなと入っていくとこんな感じ。すき焼きとは聞いてましたが、肉がヤバそう。こんな上等な肉だとは思ってなかったので驚きです。しかも一人250gあるとの事なので3人で750g!凄い量でした。今この記事を書いている時でもこの写真を見たらお腹が空いてきます(笑)。

ご飯はお釜に入っててしゃもじで取り分けて食べるタイプの旅館ならではのスタイル。

まずはお肉を割り下で焼いて下さいとのことでこんな感じにして食します。マジで美味い。

ということでみんな腹ペコなので頂くことに。乾杯!
温泉入って疲れも取れて、かるーく缶ビール飲んでほろ酔いな感じでこの晩御飯です。最高としか言いようがないですね。

とにかく肉が大量だったのでオッサン3人で750gの肉を食うのはなかなか大変でした(笑)。野菜や豆腐も勿論お蕎麦などもありましたのでビールも瓶ビール1本だけしか飲まずに食う事に専念しました(笑)


ちょっと動けないレベルで腹いっぱいになったので(笑)、ご馳走様の後に外に出て一服。ご飯食べて温泉入ってさて散歩でもしよかって感じの方がちらほら増えてきてました。それにしても良い景色ですよね。

さあここからは寝るまでの間の呑み会です。
たらふく酒は買い込んであるので皆でアホ話でもしながらゆっくり飲みまくるぞと思っていたのですが、あまりにも腹が一杯になってしまって酒を飲むにも胃袋にアルコールが入る隙間がありません(笑)。あまりにも苦しいので暫しみんなで休憩していたのですが、会話もままならない感じで静かな時間が過ぎていき遂にはみんな居眠りしはじめます(笑)。私自身は起きてましたが晩御飯を食べて3時間くらいですかね、22時くらいからようやく缶ビールを1本開けて呑み始めましたが、ツマミを食ったら腹が苦しいので結局ビールも350mlを1本呑む事も出来ずに腹が痛くなってトイレに駆け込む始末(笑)。W君は3時間くらいうたた寝した後に一度目覚めますがそのまま布団へ行って本気就寝(笑)。その後23時半くらいまでT君と喋りながら夜が更けていく感じでした。結局酒もそれ以上呑むことが出来ずに「寝よか」と全員で寝る事に(笑)

就 寝
7時だったか朝ごはんの為に起きます。
昨晩の食いすぎで(笑)全くお腹が減っていませんが用意されたので食べます。ザ朝ごはんと言う感じのメニューですがこれまた美味しかった。あんなにお腹が減っていなかったのにこういうメニューだとすんなり食べれてしまうのが不思議です。ビジネスホテルでも朝のバイキング朝食だとこういう献立がありますけど、そういうのってホント食べれますよね。

朝の洞川温泉メインストリート。ちらほら歩いてる方はいますが基本誰も見かけない感じです。ウグイスの声やツバメの声が静かな山間に響きます。


昨日から目を付けていた朝になったら来ようと思ってた喫茶店で「純喫茶ルナ」さん。純喫茶って言葉が良いですよね。おもしろステッカーで有名らしく当時は知りませんでしたが確かに店の前に自動販売機が置いてありましたね。コーヒーを頂きましたが流石の美味しさでした。



そして10時頃に旅館を出発。目指すは道の駅 杉の湯川上。一昨年だったかこの道の駅で休憩していたのでここを目的地にとりあえず設定。ここへ向かうにはまあまあな山岳地帯を抜けなければいけません。309号線から169号線経由で遠回りしてキレイな景色を見ながら走るでも良いかなと思ってたんですが、冬期通行止めの区間があってどうしても通行出来なかったので山岳地帯を突破するしかありませんでした。1時間くらいかけて久々に令和の時代に戻ったという感覚でしたね(笑)

さて今からどこ行く?って事になって近くにある鍾乳洞に行こうかと。ホントは洞川温泉にある五代松鍾乳洞へ行くつもりだったのですが、入り口まで行くのに乗っていくモノレールが運休していて乗れなかったんですよね。鍾乳洞よりそのモノレールがみんな乗りたかったんですが(笑)仕方ないので今から行く鍾乳洞でその代わりにしようと。向かった先は不動窟鍾乳洞。先ほどの道の駅から20分くらいだったでしょうか。中が狭いのでヘルメット着用を勧められたので入り口で借りられたヘルメットをかぶって中へ入ります。それにしても入り口から見えた吉野の壮大な自然が素晴らしすぎました。




中はヘルメットを借りてきて良かったと思えるくらいの狭さで狭所恐怖症な方は怖いかも。頭も何回もぶつけましたし(笑)。中はとても涼しく面白かったですが入り口までの階段がかなり辛かったです(笑)。鍾乳洞は全国各地かなり行ってるので規模は小さいかなと言う所でしたが、鍾乳洞めぐりが終わってから入り口のお店で冷たいお水を貰えたのがとても美味しかったです。


最後は曽爾高原へ。ここも以前行った事がありますがW君は初めてだったのであの雄大な景色を見せてあげようとこちらを最終目的地かつお昼ご飯を食べるポイントとしてチョイス。秋になった時にススキがめちゃくちゃキレイらしいですね。桜もまだ満開でしたしこの時期も良いですが。疲れ果てたオッサン3人で最後の記念撮影。




15時くらいだったかと思いますが遅めの昼食をうどんとおでんで。

17時半くらいだったかな、自宅に戻ってきて全行程終了。全員事故も怪我も無く帰ってこれたのでそれが一番よかったです。天気は2日間とも最高だったのですが、金曜日夜まで降り続いた雨が土曜日午前中の山間道を濡らしていて、桜の花びらなど雨で跳ね上げられてバイクがかなり汚れてしまったので帰ってから速攻で洗車しました(笑)。すっきりです。

今回のツーリングに出発する前が1500km台でして、帰ってきてからメーターを見たら1900km台になったので概ね400kmくらい走った感じでしょうか。ヘタすれば日帰りでもそれくらいの距離を走る方もおられるかと思いますが(笑)、私達にとっては400kmは相当な長距離なのでほんとよく走ったなーというのが素直な感想です。私はまだマシですがT君はケツが痛いの連呼ですし(笑)、W君もまだ少し私より若いとはいえ慣れないZX-25Rで首が痛いとか言ってましたので皆さん歳を取ってそんな感じなのでしょうね。私自身も多少ケツが痛くなる事もありましたが、座る位置をずらしたりして何とか乗り切れました。
次は秋くらいですかね。泊まりツーリングは面白いのは間違いないですが、夜ごはんの食べすぎは絶対避けた方が良いです(笑)。あとはもう少し人数を増やしたい所ですねえ。3人は少し寂しいので、最悪でも4人。5~6人で行けたら最高ですね。同じような旅館で和室でみんなで寝るみたいな感じでワイワイ行けたらきっと楽しいだろうなと思います。



