久々に徒然と
昨日突然の知らせがありました。
GT7で何時も仲良くさせてもらっているSMOKERSというコミュニティメンバーの1人であるガノさんが亡くなったとの知らせ。9月17日の夕方頃に息子さんがガノさんのXアカウントを使って報告されてたのですが、3週間前に心筋梗塞で緊急搬送され昨晩息を引き取ったと。ちょっと何を言ってるのか分からない状況でしたし、その言葉を頭で理解しようにもなんか全然理解出来ない状態でした。
ガノさんに初めて会ったのは2022年8月の富士スピードウェイ。FUELFESTという車イベントに行く際にカルさん、モリケンさん、ガノさん、マイケルさんも来られるということで当日お会いすることに。面識があるのはカルさんだけで他の方々が顔と名前が一致せず苦労した記憶があるのですけど(笑)、ガノさん含め皆さん優しく接していただいた記憶があります。私含め皆さん車での来場でしたのでお酒を飲んでワイワイする事も出来なかったので、いつかまた宴会やりましょうという約束をしてお別れしたと記憶しています。
翌2023年の4月、SMOKERSのメンバーやニシケンさんなども含めて東京で飲み会をするという事になり、その「飲み会の為だけに」京都から東京まで一泊旅行しに行きました(笑)。その日の事はあまりにも楽しすぎたので今でも凄く覚えています。関東まで新幹線で行く時にカーキチさんと一緒に車内で乾杯しながら沢山喋り、現地着いてから暫し時間があったのでカルさん・私・ガノさん・カーキチさんの50代4人で0次会と称した飲み会を始め、その後はメイン飲み会、そして2次会と日付が変わるくらいまでの時間を楽しく過ごしました。後半は流石に私もベロベロでちょっと記憶が曖昧ではありますが(笑)、とにかく楽しかった。またいつかこのメンバーで(けーにーよんさんも来てもらって)再び皆さんと会って呑みたいなと思いました。
それ以降は関東と関西という距離のため会う事はなかなか叶いませんでしたが、GT7ではいつもボイスチャットでお喋りしながら夜な夜な走ってましたし、そのコミュニティの中にはいつもガノさんがおられました。タイムアタックのコツを話し合ったり、デイリーレースでは話ししながら戦略を考えながら一緒に走ったりと、私のGT7ライフの中にはいつもガノさんがおられたような気がしています。
今回の訃報を受け、昨晩はSMOKERSコミュニティで久々に大所帯が集まってガノさんを偲んでました。色んな思い出話を笑いながらしゃべったり、過去一緒に走ったレースやパレード走行などのリプレイ映像を眺めながら各人それぞれが思い思いに故人を偲んでいたように思います。私自身は23時くらいに所用でその場を離れなければいけなかったのが残念でしたが、変にしんみりするよりよっぽど有意義な時間だったなと思いました。
私自身、母親方の実家がお寺と言う事もあり、親類にもそうですし友人にも住職になっている者が多く、こういう時にどうしたらいいのかというのが何となくの考えを持っているのですが、こういう時はほんと昨晩のように故人の思い出を語りながら楽しく笑いながら話せるのが何よりも供養になるのではないかと思っています。特に親族にとって辛く悲しい出来事ではありますが、空の上から身内の人間が嘆き悲しんでるのを見るととても寂しく心配になるのではと。そういう思いからせめて仲良くしていた私達のような友人(と敢えて呼ばせて頂きますが)は、楽しかった思い出をずっと語れるようにしなければいけないと思ったりするのです。人の死というのは肉体の死であり、本当の死というのは周りの人から個人の記憶が無くなってしまう事であると考えているので、たまに思い出しては楽しかった思い出を話し出来るようにありたいと思っています。
色々と書きましたが何とも言えない喪失感は確かに拭えません。私自身親族や友人が亡くなるという経験は殆どなく(じいちゃん・ばあちゃんは勿論亡くなっていますが)、高校生時代の友人が急死した20代の時から恐らく今回が2度目の近い親しい人が亡くなったという感覚でした。それだけに色々と考えたり思ったりすることが多かったです。今回のように息子さんがXにてポストする事が出来たことで私達が知る事が出来たのはとても重要な事だと思います。私自身もし何かあった時にそういう報告を出来るようにしているのかと言われるとそうじゃありませんので、万が一が起こった時にちゃんと周りの人に報告できるような手段を取っておかなければいけないなと。私ももう若くありませんし(気持ちは若いですけど)何時何が起こるかなんて誰にも分かりません。相続など生前にちゃんと準備や用意などをしていなかったために遺された者が大変な目に合うという話もよく聞きますので、その辺りは歳を考えてもそろそろちゃんとしていかなければいけないなということと、自分の身体の異変や違和感など、今までは放置してましたし病院嫌いで診てもらいに行く事すら嫌いでしたが、万が一そうなった時に周りの人間を辛い思いさせてしまうのは忍びないので、ちゃんと身体の事も考えていかないといけないな、とか、色んな事を考えさせられました。ちょうどこの話を聞いた夜に、大学時代の軽音楽部の先輩が今年の5月に病気で亡くなっていたという話を聞き、余計になんか考えさせられました。
最後にガノさんへ。ちょっと早すぎるんじゃないですか。あまり皆を驚かせないでください。私はもう少し今の人生を頑張ってみようと思ってますが、何時かそちらに行く事になったらまた一緒に走ってくださいね。それまで腕を磨いておいてくださいねと言いたいですけど今から腕を磨かれたらきっと負けてしまうかもしれませんね。そうそう、コックピットも僕の分をちゃんと用意しておいてくださいね。走り終わったら酒でも飲みながら今日からその日までの色んな思い出話をお伝えしますね。きっとバカなくだらない話ばかりかと思いますけどそれはそれで楽しいですよね。あ、でもアホみたいな飲み会の時はきっと近くに居てるでしょうから、わざわざ話をしなくてもご存じかもしれないですね。
それではまたいつか。
