アコードツアラー ヘッドライトをHID→LEDバルブへ交換

ヘッドライトをHIDからLEDへ交換しました。特に切れていた訳では無いのですがセカンドカーの軽自動車(HID車)をVELENOさんのLEDバルブに交換したところめっちゃ見やすくなったので前から交換したいとバルブだけは入手してあったのですけど、バンパーを外して交換しなければならないという面倒臭さに負けて1年以上放置していました(笑)。3連休で天気も良かったので重い腰を上げて交換してみることに。

以前までのバルブはPIAAのHIDバルブ PIAA HIDバルブ 6000K 3000lm D2S 2個入 X7357でして、2015年に純正HIDバルブから交換後、2020年に再度同じものを購入して交換をしています。バルブが点滅し出したのかそんな理由だったかと思いますが記憶が定かではないです(笑)。現状あまり乗っていないので全然問題は無いのですが、やはり最近のLEDヘッドライトを見ているとHIDの明るさはもはや非力さを感じます。特に夜間に乗る事が多いのでやっぱり明るくしておきたいのとHID独特の点灯直後からジワジワ明るくなっていくのがどうも古臭い(昔はそれがカッコイイと思ってたのに不思議ですね)のでこの機会にLEDにしてしまいます。

ということで入手しておいたバルブはVELENOさんのD2S/D2R LEDヘッドライトバルブ 実測9400lmです。今までは配線加工が必須のHID→LEDバルブが大多数だったかと思いますが、今はもうバルブの交換のみのポン付けが主流なんですかね。配線加工もしなければHIDユニット裏の蓋の加工もしなくてよいのでかなり楽ちんです。バルブ交換するだけでOKですからね。と言う事で楽ちん作業を始めますがその前にめんどくさい作業が待っています(笑)。バンパー脱着です・・・車によってはボンネットを開けたらロービームバルブにすぐアクセスできるものもありますが、アコードツアラーの場合は完全に左右フェンダー内にロービームユニットがある位置関係上、まず上からアクセスは不可能でしょう。と言う事でバンパー外しから始めます。

手順は自分のブログが一番参考になるので(笑)早速昔の記事を見て確認。こちらの記事にてバンパー外しの詳細が書かれていますが改めて。ボンネットを開けるとグリル上部に大きい樹脂製カバーが付いているのでそちらを外します。上部にクリップが計8個あります。そちらを外していきますがクリップ外しなどの専用工具などがあった方が良いです。マイナスドライバーなどで無理やりこじると結構な確率で割れますので・・。カバーを外した状態がこちら。

フロントタイヤ左右の内側にあるタッピングスクリューを各1個とバンパー底面にあるクリップを10個くらいだったか外すとバンパー固定箇所が全て外れた形となります。あとはバンパー両サイドから引きはがすような感じでバンパーを外していきますが2人居た方が確実です。1人でも出来なくは無いと思いますが外れた瞬間に落下すると思いますのでかなり気を付けた方が良いです。

バンパーを外したらヘッドライトユニットを取り外します。固定ボルトは計4か所。まずバンパーを外した後に露出する2か所で、1つ目はフロントタイヤ前方の横から固定してある部分。2つ目がヘッドライト前方下部にある部分、3個目がヘッドライト上部にある部分、4個目がフェンダー上部にある樹脂製カバーの中に隠れている部分、この4つを外すとヘッドライトを前方に抜き出すことが出来ます。1~2個目はバンパーを外さないとアクセスできない場所なのでバンパー脱着が必須になるということですね。4個目は樹脂カバーの中に隠れているので見逃しがちです。私もここにあるのを失念してまして外れなくて焦りました(笑)。それにしてもここのボルト、水が流れつく先にあるからかかなり錆びますよね・・みなさんのもそうでしょうか。

ということでヘッドライトを外しました。
ここまで来たら簡単ですが、各コネクターを外さなくても交換は出来るかなと。ただ何か台に置くとか脚の上に置くとかしないと床には置けないので体勢的にも配線負荷的にも全部外してしまった方が良いかなと思います。写真ではハイビームの配線のみ繋がった状態ですがこちらもVELENOさんのバルブに交換していて配線長があったのでそのままにしています。こちらのバルブ、VELENOさんのMORTALE HB4/HB3 LED フォグランプ ホワイト 13400lmを装着しているのですが、とんでもない明るさです。ハイビーム時はほんとに昼間のように明るくなります(笑)。夜間の山間部とかで使うと本当にめちゃくちゃ明るくて安心感がけた違いです。フォグ使用だとパッシングされるかもしれませんがハイビーム使用であればこちらのバルブは本当におすすめです。

HIDバルブが入っているところの防水カバーを外します。結構硬いですが反時計周りに少し回すと外れます。カバーが外れるとHIDバルブに繋がっているソケットが見えてきますので、こちらも反時計周りにひねってソケットを外します。

ソケットが外れるとHIDバルブが見えますので左右で固定されている金具を外してバルブをフリーな状態にして抜き取る形です。

今まで使っていたPIAA製HIDバルブと今回取り付けるVELENOさんのLEDバルブ。D2Sソケットと互換でこのまま付けて終わりという手間いらずの素晴らしいバルブですね。

D2S/D2R兼用品なのでバルブに切り込みが何か所か入っていますのでややこしいかもしれませんが、四角い一番大きな切れ込みが上に向くよう差し込めば良いので目安にしてください。奥までしっかり差し込んだら金具を固定しソケットを固定、最後に防水カバーを固定したら完了です。

昼間なので分かりにくいですが元に戻す前に点灯チェック。しっかり点灯しています。この時にケーブルの戻し忘れやトラブル防止のために元に戻す前にしっかり全部の灯火類のチェックを忘れずに。以前全て組み終わってからバルブが非点灯、再度バンパー外して・・と悲惨な目にあったことがあるので(笑)。ヘッドライト(LO/HI)、ポジションランプ、ウインカーなど全てチェックをして問題なければ完了です。

終わりましたら反対側のヘッドライトも交換します。
作業終了して陽が落ちてから試走に行きましたが、とにかくヘッドライトONにした瞬間に100%の明るさでぱっと明るくなるのは良いですね!HIDよりも白さが更に増しましたし明るさはハイビームの時みたいな驚きはありませんでしたが(笑)、HIDバルブよりも明るくなったのは確実に体感出来ます。光軸(カットライン)が少し手前に来たような感じを受けましたが、それがヘッドライト取り外しの影響なのかバルブがLEDになったからなのか分かりませんが、もしかしたらHIDの時よりもはっきりとカットラインが見えるようになったのでそのように思えるのかもしれません。ちなみに光軸調整はフェンダー上部に付いている樹脂カバーのところに穴が開いていてそこから長いドライバーを使う事で調整できるみたいなので一度やってみようと思います。

ついでにずっと放置状態が続いていた他箇所のLEDバルブ類もこの際まとめて交換してしまいます。リア側のウインカーとブレーキランプもLEDバルブに変更します。ブレーキランプ球はこちらもVELENOさんのでT20 LED ブレーキランプ ダブル球 730lm 赤。以前どっかのLED球を付けていて特に不満も無かったのですが折角持ってるので交換してみようと。ウインカー球もVELENOさんでMORTALE LEDウインカー 1300lm ハイフラ防止 T20ピンチ部違いです。今は廃盤なのかマイナーチェンジしているのか写真の商品とは変わっているようです(それだけ取り付けまで寝かしていたということですw)。

ということでリアレンズユニットを外していきます。ブレーキとウインカーはこちらに集約されています。ゲートを開くとレンズユニット内側が見えますがボルトも何も見えません(笑)。この内側にあるカバーを外したら固定ボルトが見えるようになっています。カバーは上から手前に引っ張ったら外せます。何度も言ってますけどドア内張りもその他もそうですが、こういう細かい部分の拘りというかほんとカネが掛かっているクルマだなと思います。

カバーを外すとボルトが2か所見えますのでそちらを取り外します。少し拭きましたがこのカバー内に雨水とかが流れ込むので汚いです(笑)。写真にはありませんが、カバー裏側は上部の差し込むピン部分、横側と下側にツメを引っ掛ける部分があります。なのでカバー上側を引っ張ってピンを抜き、その後上側方向に抜き取ると外れるような構造ですね。

で、ボルト2個外しますがこの状態でも結構固定されたような状態なので初見の方はここからどうしたら良いか分からなくなると思います(笑)。私も過去初めて外した時は今みたいにネットに情報が全く無かったのでヒヤヒヤしましたが、写真のように車体外側方向へ引っ張る事で外すことが出来ます。形状的に手前側(車体後部)へ引っ張るようなイメージに思えますがピンが2か所真横から刺さっているので、その方向以外に引っ張るとピンが折れてしまいます。ネットでもその状態に陥ってしまってる方は何度か見かけましたので注意してください。感覚としてはボルト2個外すと手前側はぐらぐらする形になるので少し車体外側へ傾け、レンズユニット外側下に指を入れて外側へ引っ張るようなイメージです。それほど硬くないので力を入れるべき方向へ引っ張れば簡単に外れます。

この写真を見ればわかりやすいかと。ピンがこのような位置と角度で刺さっていますので、外す時のレンズの移動方向が分かって頂けるかと思います。

バルブ交換は写真すら撮っていませんでしたが(笑)バルブソケットを反時計周りに回してバルブを抜き取り交換するだけです。今回取り付けたバルブはLEDバルブにありがち?な差し込む向きによって点灯したりしなかったりがなかったので簡単でした。とは言えレンズユニットを車体に組み込む前にしっかり点灯確認とブレーキランプのON/OFFは見ておいてください。後ろ側だけに取り付け後からのチェックがしにくいのもありますので。

ブレーキランプは一度取り付けてみたものの、片側のバルブに問題があるのかポジション状態は点灯するもののブレーキを踏んで離した後に本来ポジションが点灯していなければいけないのに何故か消灯してしまい10秒後くらいに再度ポジションが点灯するという謎挙動を示していたので不具合を疑い元のバルブに戻しました。問題切り分けとしてバルブを左右付け替えると該当バルブだけおかしい挙動なので、片側のバルブ本体に問題があるのは間違いなさそう・・。

ちなみにウインカーはばっちりです。明るさ調整が出来るのも良いですしやはりLED特有のキレのある点灯具合がやはり良いですね。今どきは冷却ファンも内蔵しハイフラ防止抵抗?も内蔵でただ取り替えるだけという手軽さ。昔はクソ熱くなる抵抗を車体のボディに貼り付けて熱にビクビクしながら使っていましたが(笑)今はそんなこと考えなくてもよいんですね。とは言えそれだけウインカー本体に熱が発生する事になるとは思うので、LEDウインカーそのものの故障には気を付けないといけません。

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