ちょっと怖い話

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こんなタイトルを書くと心霊的なものを想像されるでしょうが(笑)、そういうものとは違います。ただ私的にはそれに匹敵するくらい怖い内容です・・・。
おおよそ1週間くらい前の話なのですが、21時を過ぎた頃にチビと一緒に寝室に行きました。そしてベッドで寝かせつつ、隣で私は夜の恒例である文庫本を読みふけってました。しかし段々と眠たくなり、何時の間にか居眠りをしていたようです。その時1Fの方で「ガチャ、ガチャガチャ」ってそこそこ大きな音がしてました。嫁がなんかしてるんかな、って思ってたのですが、その嫁が寝室にやってきて私をたたき起こして「玄関の外に誰か居る」って言うんですよ・・・・。まじですか・・・泥棒??。


寝起きは非常にボケボケの私ですが、一気に目が覚めました。
寝室から玄関の方が少し見えるのですが、ドア付近は壁の影に隠れて見えません。しかし外灯の明かりに照らされた人影をはっきりと確認出来ました・・・。友人なら嫁も知ってるはずですし、ましてやチャイムを鳴らすなり携帯に電話するなりするはずです。しかしその人物は執拗に鍵のしまった玄関ドアを「ガチャガチャ」と鳴らしてます。
こんな遅くにチャイムも鳴らさずドアを開けようとする人物って、どう考えても一般人とは思えないですし、マジでかなり怖かったので通報しようか悩みどころでしたが、とりあえず玄関まで行ってみることにしました。ドアの鍵は閉まっているので、ドア越しに「何ですか?」って聞きました。すると返事がありません。再度呼びかけるとまた目の前でドアを開けようとします;;。こっちも気が立ってきて「何です!?」って語気が荒くなってきました(笑)。すると、相手は意外な言葉を発してきました。

「救急車呼んでくれ!」

??どういうことかイマイチ飲み込めなかったんですが、怪我人でも居るのだろうか。けど嫁の話では事故があったような大きな音も外から聞こえなかったようです。ドア越しに理由を尋ねると、どうも酔っ払った相方が動けなくなってる模様。喋り方が明らかに酔っ払いのソレでしたが(笑)、押し入り強盗の可能性も否定できないので、突っ込んできたら顔面をドツけるよう(関西弁です【殴るの意】)気合入れました(笑)。意を決してドアを開けると60代後半くらいのオッサンが凄まじい酒臭い息で顔を現しました(笑)。とにかく救急車を呼んでくれ、相方が倒れてると言ってました・・。

外に出てみると、家の目の前の道路で「月明かりに照らされたオッサン」が寝たまま動かなくなってました・・・。ドアをガチャガチャしていたオッサンは「ほんま悪い」「近所に住んでるからアンタのことも良く知ってるから」等を繰り返し呟いてます(笑)。状況が飲み込めたので、とりあえず救急車を呼び、1分くらいで現地着。深夜だし、はたから見ればどう考えても私自身が当事者に思われても仕方ない状況ですよね・・・(笑)。近所に人が出てきたらどうしようと思ってましたが、特に誰も出てくる事なく(コッソリ見られていたのかもしれませんが)、そのまま収容されていきました。オッサンも救急車で一緒に着いていくって事になったのですが、去り際に「お宅にちゃんと礼はするからな」って言ってました。結局あれから誰も来てませんけどね(笑)。

ウチの近所って田舎なので、私が知らない人も私のことを何故か知っていたりと、田舎特有のほのぼのした土地柄ではあるのですが、自称「近所に住む」オッサンの醜態にはホントあきれました。礼ぐらい来い!(笑)