CRF250L MD47 AMAスーパークロス仕様 デカールカスタム その2

ということで前回の続きです。
印刷に出していたデータが完了し送られてきました。A1サイズ(594×841mm)ですのでクソデカい一枚モノで丸められる事なく真っすぐな板状で送られてきまして、届いた際にはビックリしました(笑)
中身はこのような感じ。重複している分もありますが(スペア用などに)サイズ一杯にデータの配置を考えて入れておいたのでカットするのが大変そうです・・

今回は透明塩ビに下地白インクにてRGB印刷したのもあり、近似色カラーチャート?を何個か作って、実際の車体色と合わせてみて今後さらに近い色で発注できるようにしてみました。薄い青・濃い青・赤色の3色です。

実際に合わせてみましたが、まず水色。今回は「1」でデータを作ってましたが、写真で見ますと「2」が近いように見えます。が、実際は全部微妙に違います(笑)
もう少し青に鮮やかさが欲しい感じでしたが、これは相当難しいですね。透明塩ビであることも関係しているのかもしれませんが。

濃い青に関しても「1」でデータを作っていますが、こちらは実際の目視でもほぼ「1」に近い感じ。微妙に違いますが(笑)。紺色というか赤が入った紫っぽい濃紺といいましょうか。こちらに関しては概ねOKでしょう。

最後に赤。透明塩ビで作ったので下地の赤が透ける関係上、あまり赤に関しては気にしなくて良いんですが、今後透明塩ビじゃないもので作る事がある際、純正デカールのように白発色向上のため白塩ビでシートを作るならどうしても境目(縁部分)は赤指定する必要があるはずなのでここもチャートを作ってました。実際合わせてみましたら全部全然違います(笑)。写真で見ると近いように見えますが、実際のカウルは相当鮮やかな赤。印刷したものは赤というよりd朱色というかオレンジに近いです。ここは要検討ですね・・・

という事でチマチマ切り出していって貼っていきます。
まずフロントフェンダー先端のホンダウイングマーク。大きめにカットし鋭角な部分が出ないよう丸めて切っていき貼ってみました。空気入ってるのはご愛敬ですが(笑)、まあ悪くないです。ただどうしても下地が透けてしまいますね。白の下側の赤が透けてうっすらピンク色に見える感じ。悪くはないんですが白を際立たせるには透明塩ビだとちょっと厳しいのかもしれません。ただ透明シートだけに境目はほぼ目立ちません。白塩ビシートで作るなら赤も含めて印刷しないといけませんので、実車赤にかなり近い色を見つけなければいけません。ここが難しいところでしょうか・・

フロントフォーク周り。
DUNLOPロゴとワイセコロゴを貼ってみました。こちらも同じく土台の赤が透けてしまってますがサイズ感はバッチリかな。文字抜きDUNLOPデカールは市販でも良く見るんですがなかなかコレといったサイズが無いんですよね・・良い感じです。

リアフェンダー上部。
中央のロゴ一式と左右のDUNLOPは別々に貼っています。一番先端にあるHONDAロゴは純正ステッカーです。そうやってみると純正ステッカーは不透明シートなので当然ながら白の発色良いですよね。透明塩ビの白印刷との比較がこの写真で良くわかると思います。

シュラウド部分とフロントフォーク部分。
フロントフォークは元々怪しいSHOWAステッカーを貼っていましたが、今回データをしっかり作ってフォーク周りを囲うように貼れるようにしました。こちらも良い感じです。シュラウド部分に関しては一番気にしていた部分ですが、写真で見る限り青部分の違和感はそれほどありません。青特有の鮮やかさが実際は足りてない感じですがRGB印刷でここまで青が出ていれば個人的には十分かなと思っています。ぱっと見分からないのでOKです(笑)

と思って満足してましたが、よくよく見るとデータに不備が。RACINGの「G」の文字が白抜きが上手く出来ていません。データを作る時に下地の白印刷部分を別途指定するんですがここでミスってたみたいでした・・うーんやっちまったなー

気を取り直してフェンダー裏側へ。
サイズ感などバッチリではあるんですが、ここの部分微妙な凹凸形状になっているんですよね。なんか菱形模様が何個も並んでいる感じで。泥が付きにくくしてあるのか真意は不明ですが凹凸形状が作られていてキレイに貼るのがなかなか難しい部分でした。ぱっと見は良い感じなのでまあいいでしょう(笑)

シュラウド反対側。
ここもHondaの「o」の部分が白抜きじゃない状態になっていたんですがカッターで「o」の中をくりぬいてます(笑)ぱっと見分からないから良いでしょう。と思ったらまたデータ不備を見つけてしまいました。三角形のPro Hondaの文字、Hondaの「a」の文字がありません(笑)。え?と思ってデータを見てみるとデータからもaが消え失せてました。恐らく何らかの拍子に消えてしまったものを作ってしまったんでしょう。シートカウル部分はちゃんと出来てたんですが・・

AMAワークスバイクにはこの部分にHONDAとHINSONロゴが掘られたクラッチケースカバーが装着されていてかっこいいなーと思ってたのでステッカーだけ作って貼ってます。
よくよく見たら少し右上がりになってしまってますね・・・(笑)

そしてヘッドライトカバー。ここもA4紙にエンピツで形状型取りをしましてAMAゼッケン風に上部を作ってみました。左右は微妙なズレがありましたがほぼほぼ良い感じで形状が合ってます。下地が透けてますがお気に入りポイントの一つです。

スイングアーム。3分割データを作ってDIDとRenthalを並べてます。前回記事通り市販デカールを買ったもののロゴ配置が左右逆だったので、今回のステッカー制作時にこの部分も作っておきました。スイングアームの傷防止にもなりますので全体を覆うようにしていますが良い感じです。

全体像。まだサイドカバーやタンクなどにデカールを貼っていない中途半端な状態ですが、全体的には良い感じです!
しかし白が透けてピンクに見える部分やデータミスによる文字欠損部分もあり、このまま完成という訳には行かなくなってしまいました。白い下地の上に透明塩ビで貼ると印刷部がかなりキレイに見える事も分かったので、再度モディファイして完成に近づけようと思っています。
具体的には白文字を引き立たせるために、透明ではない塩ビシートに赤ごと土台色を印刷しその上にロゴ配置するデータを作って再度ステッカー印刷します。現状使えそうな部分(スイングアームやフロントフォークなど透明塩ビステッカーの方が良い部分)はそのまま残してカウルに直接貼る部分は作り方を変えてみます。

折角データを作るんで、後から気付いたものを更に追加。ホイールリムに貼るデカールやタイヤゴム部分に貼るDUNLOPロゴも考えてみます。

次回で完成記事になるかと思いますがどうなる事やら。お楽しみ?に!

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