2006年F1シーズン開幕!

    3


いよいよ開幕しました、2006年F1シーズン。
さて昨日は金曜日フリープラクティス1/2が行われましたが、まずこれだけは書いておきたかったので書きます(笑)。注目のSuper AGURI F1チーム(以下SAF1)は最下位という結果でした。昨晩のネット上のニュースや各種掲示板を見てても、「遅い」だの「厳しい始まり」だの「ワースト発進」だの色々書かれていましたね。が、これだけは言いたいです。そんなことは昨年のチーム発足発表の時点から分かりきっていることで、ヘンにウィークポイントだけを煽らないでもらいたいものですね・・。はっきりいってバーレーンに間に合ってコースを走っているということだけでも奇跡ですよ。昨日のタイムだけでは何ら比較は出来ませんが、私個人的には予想以上に走っているとすら思えました。
06年仕様の空力パッケージを装着したマシンのデータは全くといっていい程無いに等しいので、ある意味今回のフリー走行は「シェイクダウン」と同じかと思います。なので開幕戦は成績を残すとかそういうレベルではなく、テスト走行と割り切ってマイレージを伸ばす事だけに集中したら良いかと思います。その証拠に2台ともかなりの距離を走っていますからね。エンジン交換を行ったとしても予選順位に変動はないでしょうから(正直悲しいですが)、フリー走行で出来るだけ走りこんでもらい、予選・決勝は実戦でしか分からないようなウィークポイントをどんどん探し出してもらいたいと思います。


フリーではどのマシンが速いか全くアテになりませんので予想は立てにくいですが、開幕戦だけに各チームともトラブルが発生しているようですね。信頼性の部分で勝負に大きなアヤが出そうな気がします。テストから比較的速かったルノーを筆頭にマクラーレン、ホンダ、フェラーリが後を追うという展開ですが、トロロッソの制限付V10マシンも侮れないスピードを見せていましたし、BMWザウバーも金曜ドライバーが良い仕事をしていましたね。BMWが去ってコスワースV8にスイッチしたウィリアムズもテストでは好調でしたので、かなり混戦となりそうな予感がします。
開幕戦は今シーズンを占う上でかなり見所が多く、各チームの力の差もここで分かってきます。興味があるのはホンダがどこまでルノー・マクラーレンに戦えるマシンを持ってこれたかということですね。テストでは恐ろしい距離を走っていますし、信頼性の点ではそれほど心配はしていませんが、絶対的な速度という点で上位にどこまで近づけるか。
また、フェラーリもミハエルのコメントを聞いている限りでは戦えるマシンを用意できている感じです。過去の圧倒的な強さは無いと見ていますが、隙あらば勝てるというくらいのレベルまでは仕上げてきているのではないでしょうか。
マクラーレンはホンダ中本さんの話では、エンジンに問題があるみたいですが速さはルノーと同等か凌ぐくらいのレベルまで来ているようです。エンジンの問題克服・並びに信頼性向上をさせると昨年後半のような強さを発揮すると思います。懸念は昨年のように前半戦で勝てるレースを落としてしまうことですね。ルノーも昨年は前半の貯金があったからこそ、タイトルを取れたのですから。
そしてルノーですが、今年も昨年同様良いパッケージを作ってきているようです。今の段階では頭一つ抜けているようですが、開幕戦でその差がはっきりするでしょう。懸念はアロンソが既に来期マクラーレン入りを表明しているだけに、チーム内でギクシャクすることがないかというメンタル的な部分ですね。噂では今年のマシンはフィジケラに合わせた基本設計がされているとも聞きます。特にシーズン後半になると、マシン開発・テストに関して、来期移籍するドライバーのテストプログラムが制限されてくる可能性がありますので、アロンソがタイトル争いに関わってきた時点でチームがどのような対応をしてくるのかも見ものです。

今年は以外とウィリアムズ・レッドブル辺りが躍進しそうな気がします。コスワースV8が噂どおり2万回転!回っているという話ですので、このエンジンはタダモノでは無いと思っております。マシンの熟成が上手く進めば上位陣をかき回す可能性も十分あるかと思っています。
そしてレッドブルですが、資金が有り余っていますので(笑)かなりの速度でマシンの開発が進むと思っています。開幕戦でのチーム力がどれくらいか結構気になります。そしてなんといってもデザイナー、ニューウェイの移籍がデカいです。レイトンハウス時代から奇才といわれたマシンはいつも驚かされています。

見所の多い今シーズン、エンジン関連の大きなレギュレーション変更の元年となりましたので面白いシーズンとなりそうです。