ガルデの移籍

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SAF1チームも毎年色々な話題を提供してくれますね;;
ギエド・ファン・デル・ガルデがテストドライバーになると発表になったのが、昨年12月中旬頃。この時ガルデもコメントを出していますし(スーパーアグリに加入してF1で走ることができてとても嬉しい~云々)、亜久里代表もコメント(ギエドのチーム加入を喜んでいます~云々)と話していました。しかし先月末にSAF1チームでSA06を駆りテスト走行を行った翌日にスパイカーへ移籍するという電撃発表が行われました。うーん・・久々にF1というドロドロした世界を垣間見ましたね(笑)。
当然これはスポンサーマネー絡みの契約だと思っておりましたし、ガルデ本人のパーソナルスポンサー(テルフォート)のおかげで実際この契約で6億円ほど入るという話です。この辺りの件が相当絡んでいるのでは?と思っております。しかしこれを上手く利用してもらいたいと思います。以下色々と書き綴ります。


ネットを色々見る限り、ガルデを罵ったり本人に対する色々な恨み節なコメントを見ますが(笑)、恐らく本人は状況がサッパリ分かってないでしょう。余計な事は口にするなと言われているだけでしょう。まだ若いガルデにそのような政治力があるとは思えませんし、裏でマネージメントを行う人間達の政治劇にかき回されているというのが実際のところだと思います。しかし結局は契約問題で大騒ぎになったバトンの時と同じで、ドライバー本人のイメージダウンに繋がる事は避けられません。スパイカーに移籍となった事でオランダ人であるガルデにとっては良いことかもしれませんし、オランダ国内でも自国チームに自国ドライバーが乗るという事に良いイメージを持っているかもしれませんが、若いガルデにとってこのドタバタ劇が将来のキャリアに微妙な影を落とさなければいいのですけどね・・。

今後の動きですが、SAF1側も契約は有効だと主張していますし、ガルデ側はSAF1との契約にいくつかの問題があったと話しています。契約条項に抜け穴があってそこを突かれたという形になっていたのではないかと推測しますが、ここはSAF1側として、もっともっと大騒ぎしても良いかと思っております。
なぜなら、まずこのような問題になるであろう契約絡みの事を、抜け穴を使ってでもガルデを取った裏には、先ほど話したスポンサーマネーのことがあると思います。すなわちスパイカーにはそれほど資金に余裕があるとは思えないということです。ガルデの才能云々よりもスポンサーマネーが欲しいという事情があるのでしょう(これはSAF1側も同じ理由と思われますが)。但し契約の有効性を争うとなるとSAF1側が有利になると思われます。ガルデ契約の件も1/23に契約承認委員会に提出されていますから。でもスパイカーはガルデを取った。よっぽどお金が欲しかったのだと思います。もちろんガルデを取る事によって、自国スポンサーが更に手に入るという計算もあるのだと思います。だからこそSAF1にとって、今回の件はこの上ないチャンスとなる訳です。
そこで現在揉めているシャシーの件です。トロロッソとSAF1のシャシーに関しておおっぴらに反対姿勢を取っているのがウィリアムズとスパイカーですので、ガルデの移籍を認める代わりにシャシー問題の件での「裏約束」を要求するかもしれませんし、違約金を取る事も可能になるかもしれません。ここはこの状況を上手く利用して、SAF1側に有益になるようしっかりとした態度で対応して欲しいところです。絶対してはいけないのは「取られ損」になることだけでしょう。SAF1チームにとって、ここでナメられると今後に影響が出ると思いますから・・。

ただ不思議なのが、ガルデの公式サイトです。
http://www.giedovandergarde.com/
ここでは既にスパイカー仕様のサイトになっていますが、

http://www.giedovandergarde.com/home.php
ここではまだSAF1仕様のサイトのまま残っています(笑)。※いずれも2/7時点です。

これはマネージメント側が最終的にどうなるかまだ分からない、という部分で残しているのかもしれませんね。そうでなければSAF1仕様の方はすぐに削除するのが普通でしょうから。

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とにかくこの騒動を出来るだけ有利に出来るよう、シャシー問題か金銭解決で終わらせれたら最高ではないかと思います。BARホンダの時のバトンのようにドライバー最優先での話しだと別ですが、ガルデに関しては両チームともドライバーの才能よりも金銭的な事が優先事項でしょうから(ある意味ガルデも可哀想ですけど・・)、勿論SAF1首脳側もそれは考えているでしょうし、上手く収まるだろうとある意味安心しております。

しかし、本音を言えば今期スパイカーだけには負けて欲しくないですね(笑)。