2007年 F1 ブラジルGP

ライコネン、初タイトルおめでとう!。誰がこの結末を予想したでしょうか・・。ハミルトン絶対優位の最終戦ブラジルGP。決勝レースではハミルトンにまさかのトラブルが続出。フロントロースタートからフェラーリ2台に先行され、アロンソとのバトルでコースオフ・・。この時点でも嫌な予感がしましたが、それでも5位以内に入っていれば、フェラーリワンツーでもチャンプ確定だったのに、まさかのギアトラブル。こんな事が起こるとは夢にも思わなかったです。しかしこれがレースなんでしょう。ハミルトンはギアトラブルのあった周回で30秒のロスをしましたが、レースに「もし」はありませんが、この30秒が無かったら、5位以内に入れていたんですよね・・。それを考えるとあのトラブルはまさに痛恨以外の何者でもないでしょう。
1986年最終戦、よく引き合いに出されていたピケ・マンセル・プロストの三つ巴争い。この年も絶対優位だったマンセルにトラブル(タイヤバースト)が発生しプロストがチャンプを獲得しました。ホント、歴史は繰り返すという言葉が当てはまる、今回のレースでした。レース後はハミルトンも吹っ切れた表情でクルーと抱擁していましたし、来期は頑張ってほしいです。アロンソは来期どのマシンに乗るのか興味は尽きないですが、来期もきっと頑張ってくれるでしょう。そして、ライコネン。表彰台や記者会見でも笑顔があれだけ出てしまう・・見たことがありません(笑)。本当におめでとう。

今回はタイトル争いに重点が置かれていて、あまり他の注目点が放送されませんでしたが、ウィリアムズの中嶋一貴の走りは素晴らしかったですね。マシンの戦闘力の違いはありますが、琢磨を1コーナーでオーバーテイクするシーンなど、デビュー戦とは思えない堂々としたものでした。予選では痛いミスでQ1突破出来ませんでしたが、フリーでのロズベルグとほぼ同タイムだった事は良かったですし、決勝10位という結果もお父さんのデビューレースの結果を上回る事は出来ませんでしたが、良かったと思います。唯一残念だったのはピットでの事故ですね。ただあの辺りは経験不足から来るものですし、メカニックには気の毒でしたがあまり気を落とさないようにしてもらいたいです。注目はファステストラップが何と5番手だったことです(!)。チームメイトのロズベルグは勿論、マクラーレンのアロンソより速かったのはホントに凄い事だと思います。来期シートの結果が非常に楽しみです。

左近は恐らくスパイカー最後のレースとなるでしょうが、非常に残念な結果でした・・。フィジケラが目の前に出てきたという感じでしょうか。僅か2周でレースを終えてしまい、不完全燃焼で終わってしまいましたが、シーズン後のテスト参加などがあるらしいので、来期のためにも頑張って欲しいと思います。

SAF1は琢磨・デヴィッドソンとも完走しましたが順位はあまり良い場所ではありませんでしたね・・。しかし両ドライバーとも満足していたようですし、今シーズンは素晴らしい内容だったと思いますので、来期も継続して頑張ってもらいたいところではありますが、カスタマーシャシーの件が未解決なので、本当にどうなるんでしょうか。プロドライブの参戦も非常に危ういものになっていますし、琢磨・デヴィッドソンの契約も未だ不明瞭。そのおかげでホンダもサポート継続は表明しているものの、新コンコルド協定次第という事みたいですね。
ウィリアムズが強固に反対しているカスタマーマシン制度。確かに百数十億使って今の成績であるウィリアムズに対し、80億ほどでマクラーレンのコピーマシンを使って参戦するというプロドライブ(結局マクラーレンとの提携はダメになりましたが)を比較すると、フランクが文句を言うのも分かる気がするんですが・・・。

そして最後にアロンソですね。来期はどこのチームに乗っているのか。一時可能性が大きいと見られてたフェラーリは、つい最近に2009年までマッサの契約延長となったので、ほぼこの線はなくなったとみていいでしょう。これは逆の見方をすればルノーとの仮?契約が完了している可能性がありますよね。トヨタが莫大な金額を提示しているようですが、マシン性能を見れば移籍する可能性は低いでしょうし。
シーズン終了後に動き出すと見られる、アロンソを中心とした大きなストーブリーグ。マクラーレン残留は可能性として殆ど無いでしょうし、アロンソはどこに行くのか?。そしてマクラーレンのシートに誰が座るのか、大きな勢力図変更が予想されるドライバー移籍状況に、興味はシーズン終了しても尽きません。

2007年 F1 ブラジルGP” に対して6件のコメントがあります。

  1. nao06 より:

    7ポイント差の逆転というのは計算上の問題で、実際にそうなる事はないと思ってたので、この結果にはビックリです!
    アロンソ・ハミルトンには悪いんですが、2人の間に色々起きた問題の事を思うと、ライコネンがタイトルをとる形の方がスッキリする感じがします。
    キミおめでとう!!そして来年もいい戦いがみたいです。

  2. SYORI より:

    >nao06さん
    どうもです。いや、ほんとに凄いことになりましたね・・。ハミルトンのチャンプは中国GP前はほぼ確実と言われていただけに、この展開を誰が予想したでしょうか、といった感じです。この2連戦で2ポイントしか取れなかった訳ですからね。レースとはそういうものなんだと改めて思った次第です。
    しかし、レース後にウィリアムズとBMWの燃料温度がレギュレーションに反してたという事で、もしかするとハミルトンが逆転チャンプの可能性があったんですね。もしこれで2チームが失格になることがあったらとんでもない事でしたが、無事問題にならなかったようで良かったです。ハミルトンにしたら残念かもしれませんが、そういう形で一度喜びの絶頂に居たライコネンがチャンプを逃すというのは絶対見たくありませんでしたからね。ホント良かったです。
    しかし今シーズン、スパイ疑惑から大騒動に発展した中で、マクラーレンがチャンプを取ると、どちらにしても疑惑のチャンプという有り難くない称号が付いて回ったと思いますので、優勝回数も一番多いフェラーリのライコネンがチャンプを取ったというのは、今後の歴史を考えても一番収まりが良いチャンプだと思いますね。あれだけ笑顔がこぼれるライコネンは初めて見ました(笑)。

  3. みなみけ より:

    個人的にはハミちゃんを応援していたのでちょっと残念でした。
    しかし、2008年のF1こそ本来のドライバーの腕が試されるシーズンになりそうですね。
    ・オートマチック・トランスミッションの禁止や足踏み式クラッチなどギヤボックスの標準化。
    ・トラクションコントロール(TCS)の使用を禁止
    上記2点は、マシン性能よりもドライバ性能のレースになりそうで楽しみです。

  4. SYORI より:

    >みなみけさん
    どうもです。私も個人的にはハミルトンにチャンプを取ってもらいたかったです。色々と非難されていますが、やはりここまでの成績は驚異的ですし、その結果(チャンプ)を取って値するドライバーだったと思いますので。
    ただ逆に考えればまだ22歳ですし、これから幾らでもチャンプを取る可能性がありますので、来年からは心機一転頑張ってもらいたいと思いますね。
    そして来年からは仰るとおりのハイテク関連が大分禁止となるみたいですね。ギアボックス関連は今のままでも良いのではないかな?って思うんですが(思い切り退化しますしね)、TCS廃止は賛成です。モロにドライバーの差が出る部分だと思いますので。まあこれもマクラーレン製ECUという事で色々と問題になっているようですが、近代のF1のようにマシン性能差をドライバーがカバーできないという状況より、少しでもドライバーの腕がアドバンテージとして現れるようなF1になって欲しいですよね。そういう意味では2008年は楽しみです。

  5. いや~
    ライコネンのチャンピオン決定にはちょっとうるっと来ちゃいました・・・;;
    ハミルトンが-位の場合アロンソは-位以上で・・・
    見たいな表を見たときなぜか"アロンソよりもライコネンの方が有利かな"と直感的に感じました。
    ハミルトン優位は感じましたけど。
    最初はハミルトンは応援してたんですけどいつの間にかいろんな人に影響されて嫌いなドライバーになってましたw
    でも今日のトラブルは可哀想だと思いました。
    それでも堂々2位ですからね。
    ほんとにすごいと思います。
    それで結果が2ポイントの間に3人がという。
    カナダで琢磨に取られた1ptがアロンソに大きな影響を及ぼしましたね・・・
    中国のハミルトンのリタイアがなかったらこうはならなかったでしょうし。
    ほんとF1っておもしろい!って思いました。
    さて、来年はアロンソは何色のスーツを着てるんでしょうね?
    今のところルノーかなって感じでしょうか。
    そしてマクラーレンのあいたシートには・・・
    ハイドフェルドとかクビサはもう契約決定してるから
    ロズベルグあたりかな?
    ハミルトンとロズベルグなら仲良しだったはずだから確執とかないはず!

  6. SYORI より:

    >シルバーアロウズさん
    どうもです。全く予想すら出来なかった凄い結末でしたねー。
    私もチャンプの条件みたいな一覧を見ていましたが、はっきり言ってライコネンのチャンプ条件は殆ど見ていません(笑)。それくらい可能性が低かったですからね。ハミルトンは1~2位に入れば無条件にチャンプ確定でしたから、最悪フェラーリ2台が逃げても3位に入っていれば安泰だと思ってましたので、十分優位だったと思ったんですが・・。
    ハミルトン、確かに後半から色々と批判の的になってましたね。エリート街道まっしぐらでしたので、何だか妬みみたいな感情も多々あるのではないかと思ってますが(笑)。まあそれにしてもまだ22歳。将来は明るいですから、来年以降に期待ですね。
    来期のシート争いもどうなる事か全く予想つきませんので、シーズンが終わった後も目が離せないですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です