ブラウンGP 開幕2連勝 - 2009年F1第2戦マレーシアGP

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夕方5時スタートというイレギュラーなスタートとなったマレーシアGP。最後はとんでもない状況で終わってしまいましたね。雨で中断→レース中止となりポイントは半分となったという事で、個人的には1984年モナコGPを思い出させる状況となってしまいましたが、レースはバトンが優勝して開幕2連勝ということで結果だけ見ればブラウン強しといった感じですが、いよいよ他チームとの差が無くなってきたなぁという印象を受けましたね・・。特にトヨタに関しては、今回のレースではタイミング次第では勝っていてもおかしくなかったですよね。最適なタイヤがころころ変わるレース状況で、グロックはトヨタ陣営に「もしかしたら勝てるかも」という想いを初めて感じさせてくれたんじゃないでしょうか。それくらい今回のレースは惜しかったと思います。そういう意味では、2位になったハイドフェルドも良いタイミングで良い位置を走っていたんでしょうね。
またウィリアムズのペースも、今回が完全ドライのままのレースであったなら、ロズベルグは最低でも表彰台以上は確実だっただけに、天候に完全に翻弄されてしまった感がありますね。それにしてもやはりこの3チームは強いですね。0.5秒は違うと言われているディフューザーが影響しているのは間違いないっぽいですが、通常?ディフューザーのレッドブルの速さは本当に凄いですよね。それだけに今の状況が勿体無いというか可哀想というか・・。






■雨
しかし、開始時間が17時というのは、欧州圏の為とはいえ、確実に雨が降るといわれている夕方のマレーシアでしたので、何とかならなかったのかなという思いはありますけどね。雨のレースは波乱があって楽しいのですが、レース中止となると気持ち的に消化不良ですよね;;。

■タイヤ
懸念してましたが殆ど問題なかったみたいですね。むしろソフトコンパウンドの方が良かったような雰囲気でした。タイム的にもハード側よりかなり良いみたいですし、直ぐタレる事もなかったみたいなので、最後までドライだったなら案外ドラマも無く淡々としたレースだったかもです。それだけにロズベルグは惜しかったなーと思ってしまいます。

■日本勢
殆どテレビに映らなかった中嶋ですが、ピケの後ろで相当引っかかってたみたいですね・・。やはりKERSを使われると抜くのは困難なのかと思わせる感じです。アロンソも後続を相当抑えていましたしね。でも予選にしろ決勝にしろロズベルグと差を開けられている印象しか受けないので、ヨーロッパラウンドに行くまでの序盤戦で何とか結果を出してもらいたいものです。

■ディフューザー問題とレットブル
やはり上位勢というか、こうやって記事に出てくるチームはいずれも「例のディフューザー」を使っているチームばかりですよね(笑)。来週にはこの問題がシロかクロかはっきりしますので、勢力図がどう変わっていくか非常に興味がありますね。
その中で、レッドブルのマシンは規約を正常に解釈して作ってきたにも関わらず本当に速いですよね。流石ニューウェイ作といったところです。3チームが正常解釈したディフューザーであったなら、ヘタすれば今シーズン序盤は最速マシンだったかもしれませんし。ただディフューザーがシロだった場合、リアサス形状の問題からレッドブルのマシンには2段ディフューザーはすんなり搭載できないっぽいので、裁定次第では周りが一気にコピーしてしまい後方に落ちてしまう可能性もあるんですよね・・。一応開発はしているみたいですが資金的に厳しいみたいですし。先頭切って異議申し立てをしているのもその辺りが関係しているんだと思います。
フェラーリに関してもリア周りを完全に作り直ししないといけないみたいですし、ニューマシンを作るくらいの開発が必要みたいですが、その辺りは資金豊富なチームとの差が出てしまいそうです。多くのチームが例のディフューザーを開発しているみたいなので、ディフューザーがシロだった場合、ヨーロッパラウンド開始時点で勢力図は間違いなく大きく変動しそうです。トヨタが勝つためには、マレーシアがポイントだったのは間違いありませんが、中国・バーレーンも最後のチャンスになるかもしれません。頑張ってもらいたいものです。

■最後に
それにしても久々に地上波でレースを見ましたが、オープニングは長いしCMは多いしどうでもいいドライバー紹介が入ったりとイライラしっ放しでした;;。そんなのどうでもいいのでレース映像に時間をかけてくれと・・。映像に映らないドライバーがどんなタイムで走っているのかとか殆ど分かりませんしね・・。普段はタイミングモニターを眺めながらですから、今回ですとグロックがインターミディエイトで相当速いタイムを出していたのも解説が言うまで分かりませんでしたし。今月一杯の我慢と思ってましたが既に耐えられそうにないです(笑)。