CRF250L MD47 DRC モトレッド エッジホルダーキット装着

以前セローに乗ってた時もフェンダーレスにしていませんでした。見た目は勿論フェンダーレスの方がカッコよいのですが(実際FZRの時はフェンダーレスにしてました)、やはりダートや林道などを走ると泥跳ねが多くシートバッグや背中が泥だらけになるのが嫌でしたので、セローの時も純正フェンダーのままでしたしCRF250Lを購入してからもずっと純正フェンダーのままでした。

ただそもそもダートを走ってない(最近初めて走りましたが)、そんなに気にする事もないかな?というのと、弄る所が段々少なくなってきたというのもあり(笑)、欲しかった商品が暫く品切れで購入出来ない状態でしたがそんなタイミングで在庫復活して買えるようになっていたので思い切って購入して装着してみる事にしました。購入したのはDRC モトレッド エッジホルダーキット レッドレンズ CRF250L/RALLY'21-23用 品番D45-18-710です。

フェンダーレスキットは各種発売されているんですが、純正テールランプを生かしたものが多くそれはそれでいいんですがナンバーの固定位置など気に入らないタイプも多く、購入した商品はナンバー位置は当然思った通りのものなんですが薄型テールランプに交換する事によってリアがスマートになり更にリアの跳ね上げ感が向上するデザインも好きでしたので購入するならこの製品一択でした。

唯一の妥協点?ですが、このエッジホルダーキット(以下フェンダーレスキット)は純正テールランプを取り外して薄型専用ランプに交換する兼ね合いで純正テール周りの樹脂形状にあわせた造形になっているためナンバー角度が30度となるんです。2021年10月以降の新規登録車についてはナンバー角度がリア側に向けた際の最大が40度までと決まってますので、もう少しだけ角度を上向きにしたいのですが本体構造的には加工も難しそうだったのでそのまま一旦装着してみる事にします。

またリフレクターが付属していないので別途購入する必要がありますが、ナンバー角30度に合うようなリフレクターが殆ど無かったのと、以前から使っているカーボンのナンバーフレーム(ナンバー下に敷く土台。ナンバー周りを覆わない合法品)がナンバー下に15mmくらい出るため取付穴が縦長になっていて固定位置を調整も出来るものが欲しかったのです。色々探してたらドンピシャのリフレクターがありました。アクティブさんのリフレクターKIT TYPE-3(スリム) ブラック 品番1150021Bを入手。45度のナンバー角度に合う形状なので30度角度のフェンダーレスキットだとリフレクターが少し上向きになるかなと思ってましたので、その場合は形状的にも少し曲げてしまえば良いかと。

DRC モトレッド エッジホルダーキット D45-18-710 / アクティブ リフレクターKIT TYPE-3(スリム) ブラック 1150021B

純正状態。まあカッコよいとはお世辞にも言えませんが(笑)、実用性としては素晴らしいもので泥跳ね防止には絶妙な形状なんですよね。まあ今回は一旦交換してみて、どうしようもないならまた元に戻せばいいですからね。外すものはテールランプユニットとその下の樹脂製リアフェンダーの一式となります。

何時ものように外していきます。私の場合はデイトナのリアキャリアを装着していますので、まずリアキャリアを取り外しシートを取り外し、ようやくリアカバーを取り外す事が出来ます。カバーを外すとこのような状態になります。

樹脂製リアフェンダーは、裏側から見て3か所の六角ボルトで止まっています。外す前に上面にあるコネクターの中からナンバー灯に繋がっているコネクターを先に抜いておいてからボルトを外していきます。3個外しますとごっそり全部外れます。

純正フェンダーを外したところ。ボルト固定位置が3か所大きく穴を開けています。ここは後ほどキット付属のプレートなどで塞ぐ形になります。その前に少し入り込んでいた泥汚れなどをキレイにしておきました。

テールランプは1個のコネクターで繋がっていて、上面に見える10mmのボルト2本で固定されています。コネクターを抜いて、2本のボルトを外したらテールランプユニットが取りはずせます。

こんな感じで取り外せます。大事に保管しておきましょう(笑)

一旦仮合わせしてみたんですが、フェンダーレスキットとリアのフィッティングが甘いのか少し隙間が気になります。この辺りはダートで泥や砂、水分を巻き上げてモロに当たる所なので、あまりリアカバー内にそのようなものが入って欲しくないなーと思ってましたので、隙間を塞ごうと考えます。純正のハーネス周りにもよく使われているエプトシーラーで塞いでみます。購入したので日東エプトシーラー No.686 10mm×10mm×2mを使ってみます。

日東エプトシーラー No.686 10mm×10mm×2m

純正の樹脂カバーに沿うようフェンダーレスキットの背面に貼ってみます。仮合わせして見たら良い感じで塞いでくれています。こんなことしてる人はあまりいないかもしれませんが(笑)、後々ドロドロになって水分混入からサビ発生とかになるのも嫌でしたので念には念をいれます(笑)

本体に固定してみます。さっきのエプトシーラーと違うスポンジクッションが貼ってあるのが見えますが、エプトシーラーを貼る前にこちらで最初塞ごうとしていたんですが固すぎて固定も厳しくなってしまったので除去しています(笑)。まず上側のボルト2本で固定しハーネスを繋ぎます。ちゃんと純正形状のコネクターが施工されていますので無加工で簡単に接続できるので非常にありがたいです。
あとボルト位置が多少前後で調整可能な形状になっているので、ここでも隙間調整などが出来るようになっているみたいです。

一旦この段階で正常動作するか点灯チェックです。ポジション・ブレーキもナンバー灯も正常動作していました。ブレーキON/OFFの照度差も十分ありますしナンバー灯も別回路で光らせているようで明るいキレイな白で光りますので問題無しですね。良い感じです。

底面の固定穴を利用してこのように付属ボルトで固定します。ここも多少長穴加工されているので固定位置の少しの調整幅があるかと思います。

純正フェンダー固定穴×2とナンバー灯を光らせる配線を通す穴。ここを塞ぐプレートがキットに同梱されています。取り付けたらこのような感じ。なおボルト位置の真横に開いている小さい穴は恐らくフェンダー内に入り込んだ水分を抜く穴だと思われます。私はここにスポンジテープを小さく切って貼り付けて水進入しないようにしておきました。

一旦ナンバープレートとカーボンプレート台、そしてリフレクターを仮固定してみます。リフレクターは下にオフセットしてくれてプレートを避けてくれてます。バッチリです。ナンバー角度は30度なのでまあこんなもんですかね。ホントはもう少し傾けたい所ですが。視認性云々よりももう少し角度を上げることで泥跳ねを更に軽減できると思いますので。まあどうしようもないですけど(笑)。気になっていたリフレクターの角度ですが、計算上は15度上に傾いていると思うのですが特に加工せずともこのままでも行けそうな感じです。あまりにも上向きで不都合があるという感じでは無さそうです。

リフレクターの裏側はこのような感じに。ここで反射板位置を更に調整できそうな形状でした。オフセット量を更に微調整できそうなので良いですね。

またナンバープレートの取り付け位置も上下に多少のオフセットが可能みたいでした。まあ一番上に装着すると振動で下にずれてくるのかもしれませんが(ボルト固定してるから大丈夫かもですけど)、これくらいの調整幅があるということで。

横から見たらこんな感じ。
あと10度傾けたい所ですが(笑)、現時点では方法が無いのでちょっと仕方がないですかね。多分溶接などが出来ればワンオフで10度傾ける事の出来るアタッチメントみたいなのを作れそうですけども。知り合いの鉄工所さんで作ってもらおうかなとちょっと検討したくなります(笑)

という事で外した外装を戻していったんですが、一つ気になる点が。
赤い純正のリアカバーを固定する際にリアウインカー横辺りにある取り付け穴から固定するのですが、このフェンダーレスキットのテールランプ上部に思い切り干渉してしまい、すんなりと固定出来なかったんです。ちょうどリアカバーの裏側に純正テールランプと接触する部分あたりにゴム板が貼り付けてあったのでそれも取ってみたのですがあまり変わらず・・。
写真で見る限りテールランプの中央部分(頂点)も当たってるように見えますが、両サイドの干渉もあるのかもしれません。何しか上から思い切り押し込んで何とかギリギリカバーのボルトを固定できるかなというレベルなので、やっぱりどう考えても少し変な気がします。

そんな時にZETAさんのCRFデモ車の写真を見てみたら、テールランプレンズの下側の隙間?が自分のものと全然違う事に気が付きます。

もしかしてレンズそのものを上下に移動できるのでは?と思い確認してみるとやっぱりそうでした。レンズを固定する穴が長穴加工されていて上下に調整できるような形状になっていたのですが、恐らく製造組付け段階で一番上に固定されていたので長穴加工されている事に気付かず(まさか位置調整できると思ってませんでしたので)、説明書にも何の記載もありませんでしたので分かるはずなかったです(笑)。購入時点では裏側から見ると大きく上に飛び出していて純正リアカバーに干渉していたと思わしきテールランプ本体の上部部分が、位置変更後は頂点が僅かに見えるくらいで左右の出っ張りも完全に無くなりました。

テールランプ固定のナットを緩めて一番下にずらして再度締めなおしてやると干渉も無くすんなり固定出来るようになりました。丁度ステーと被る位置になるのでメガネレンチやソケットだと締められないのでスパナが必要になるかと思います。リアカバー裏側に付いていたゴム板も外した後にどうしようかとフェンダーレスのステー部分に無くさないよう貼り付けていましたが(笑)問題解決したので純正リアカバーの元々付いていた場所に戻しました。
前回のドライブカバーに続きまたもや最後にトラップに嵌ったような形でしたが(笑)、これでひと段落です。このフェンダーレスキットはMD47系CRFオーナーさんには恐らく人気のものかと思いますし、これまでそのような事例が無かったのだろうかという気がしますが、確かに私が購入したのは2024年2月でそれまで長期にわたり欠品していた商品なので、それまでのロットはレンズ固定位置が適切な場所だったのかもしれません。となるとここ最近購入されている方は私と同ロットでしょうし同じ問題が発生しているかもしれません。その場合はまずテールレンズの取り付け位置を確認してみたら良いかと思います。

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