GT7 滋賀国スポ2025 その1 - 2'01.055

今年も始まりました。7月25日より全国都道府県対抗eスポーツ選手権2025 SHIGAのエキシビジョン大会であるGT7都道府県予選タイムアタック(以下TA)が開始されまして早速走ってるところなんですが、予想通り苦戦しています。

まず鈴鹿サーキットがあまり得意では無いという事。走る事自体は好きでコースも気持ちよいのですが、いかんせん「タイムを出す」という部分において苦手な意識が昔からかなり強いんですよね。そして車が今年はSUBARU BRZ GT300。以前乗った時は凄く扱いやすくて乗ってて楽しい車だったのですが、アップデートを繰り返した今はとにかくリアがすぐ暴れ出す扱いにくい車に変貌しており、車を手なずけるのに一苦労している上に富士とはまた違った難しさのある鈴鹿ということで、金曜~日曜にかけて頑張って走ってはいたのですが全然上手くいかずにちょっと気分がかなり萎えている状態です(笑)

今回初日から2'00.3~2'00.5台辺りを速い方達がどんどん出してきている状態で、鈴鹿やBRZの扱いに慣れている?方たちは労せず(と思う)2'00秒台に軽々入っているような感じなのですが、現在の私のタイムはアホみたいに走り込んで2'01秒台を切る事が出来ない状態。いやーマジで全然分からんです。まあ正直に言えばなんとなく理解はしつつあるのですが(笑)、キモはこのクルマの扱い方がポイントのような気がしています。ターボ車なのでブーストが2.0kgf/cm2まで上がるのですが、とにかくターボラグがあるのでブーストの立ち上がりを考慮した走らせ方(アクセルワーク)をすることと、その時に思いっきりトルクが立ち上がるのでリアが破綻しないようにめちゃくちゃ繊細なアクセルワークが必要になるという部分でしょうか。

とにかく自分の走らせ方というかペダルワークのクセというか今までの走らせ方だと全然ダメなので、アクセルを使う右足の置き方から変更して微妙なスロットルワークが出来るよう矯正を始めている段階なのですが(笑)、去年の国スポの時も過去記事を見て振り返ってみると1分38秒台を切るのにめちゃくちゃ苦労していたようなので(笑)、結局今年も同じパターンやな・・と思っているのですけど最終的には37秒6台まで上げられたので今年もそうなればいいなと思ってはいます。が、なんというかモチベーションがイマイチ上がらないというか、もういいかな・・って思ってしまう事が何度かあったので(笑)、自分の限界を決めるな!昨日までの自分を超えろ!みたいなフレーズを頭に思い浮かべて何とか頑張っている次第です(笑)

まあそんな感じで(笑)、とりあえずの現状の自分の課題とポイントなどをつらつらと書き綴っておきます。

1~2コーナー
50m看板を少し過ぎたところからブレーキング。5→2速まで落として3速で立ち上がっています。現状案外悪くない部分かと思っていますが2コーナーの立ち上がり次第でS字進入までに0.1くらい軽く遅れてしまうので、早めのアクセルONと微妙なスロットルワークがかなり重要なポイントかと。現状私自身はこの部分にそれほどウィークポイントを感じてはいません(本当にそうかは不明ですが)。4速立ち上がりを使う方もおられますのでどれが正解かわかりませんが、今のところ3速立ち上がりで慣れてきているのでその選択で走っています。

S字~ダンロップまで
セクター1計測で33秒台に入っていればOKという感覚で走っていますが、現状は34.0台~たまに33.9台、稀に33.8台という感じです。ゴーストと走っていて感じるのは逆バンク超えてからのライン取りとダンロップをどれだけ高速で抜けられるかがかなりポイントになってきそうな気がしています。現状2コーナー立ち上がりから逆バンク進入まで3速ホールド(逆バンク中に向きを変えるために少しだけ2速に入れてます)で走っているのですが、この区間は走られている方によってギア選択が全然違っているのでかなり興味深いところですよね。4速ホールドの方もいれば、3速と4速を小刻みに使って回頭性を上げてる方など。どれが正解でどれが不正解かというよりは人それぞれなのかなと言う気がしています。ただ私自身は色々試しましたけど決定的にタイムの違いが出ていない気がします。4速の方が走りやすそうな感じではあるのですが頭が入っていかないのでどうしてもアクセルを開けるタイミングが遅くなってしまって気持ちよくないってのもありますが。
今までは逆バンクで2速に落としてすぐ3速から立ち上がりダンロップ進入中に4速に上げて走っていましたが、どうもこの部分に関しては逆バンク立ち上がりですぐに4速に入れてダンロップ進入の方が安定して速い気がします。

デグナー
ここが最初の難関。大分掴めてきたようには思いますが1つ目の進入でイン側縁石に乗りすぎると車が跳ねて飛んでいきますのであまり乗り過ぎず尚且つ速度を落とし過ぎないというのがかなり難しい。現在はデグナー進入で3速に落としイン側縁石に差し掛かるところで4速アップと同時にアクセルをベタ踏みという感じで走ってます。ここも人によって違いますね。4速のまま進入してる方もおられますので。私も試してましたがどうもアンダーが出て上手く行かないので3速に落としてます。ちなみにたくあんさんの解説動画でデグナー2個目のブレーキング直前で180km/h以上出ていれば成功、という話だったのですが、うまくいけばそんな感じで走れているので(うまくいけばですが)ここはそういう感じでしょう。
問題はデグナー2つ目の立ち上がり。私は2速まで落として3速立ち上がりをしていますが、ここも3速進入から4速立ち上がりの方もいたりで本当に人それぞれです。私はとにかくシフトダウンして向きを変えないと曲がれないので(笑)今はそのように走ってますが正解なのかは不明です・・。とにかくここの減速タイミングがずれたりラインが悪いとめちゃくちゃロスします。イン側縁石をキレイに踏んでアウト側目一杯に立ち上がっていくのですが、ここのライン取りとアクセルワークがとにかく難しい。少しでも踏みすぎるとスピンしますし4速立ち上がりの方が良いのかなという感じはしていますので今後どうするかですね。セクター2計測ラインで160km/h以上出ていれば成功と言う感じで走っていますが、確かに4速立ち上がりを試してみると計測ラインで比較的ラクにそれくらいの速度で通過出来ていたので。タイム的にはセクター2で54.6辺りが最近では多い感じですが、この時点では上位勢と0.4秒くらいの遅れなのかなと思うのでギャップは確かに大きいです。が、2'00秒台を目指すのにはこの時点ではそれほど悪くもない感じではあるのですけどね・・

ヘアピン
ここも僅かなミスで命取りです(笑)、スプーンまで続く全開区間の立ち上がりとなるので、ここでミスするとかなり大きなタイムロスに繋がってしまいます。立ち上がりでいかに早くブーストをかけつつトラクションをしっかり伝えて立ち上がっていけるかが最重要ポイントかと思います。ここは1速まで減速して2速立ち上がりとなりますが、この部分はほぼ皆さん同じような走らせ方をしていますね。私も大会前の練習ではラクなので3速立ち上がりを使っていましたが明らかに2速立ち上がりの方が速いのが分かったので今は2速を使っています。とにかくアクセルワークの繊細さが非常に大事な部分ではありますが、ここは慣れてくれば何とかなるかなと言う部分です。

スプーン
ここも難所かつ、シケインまで続く全開区間があり立ち上がりのロスは致命的な差となりますので一番の難所のような気がします。現状何となくこうかなという走り方は出来つつあるのですが安定しません。スプーン進入はまあそれなりに安定してきてはいるのですが問題は2つ目。減速タイミングやライン取り、そしてアクセルワークと全てが噛み合わないと確実にロスするので本当に難しい。ここまで良い感じで来ていればスプーンとシケインを残すだけではあるのですが、ここで失敗するとかなりテンション下がります(笑)
5速でやってくるスプーンは3速にシフトダウンして1個目の進入に入りますが、2つ目のアプローチまで出来るだけ加速したいんです。ただそこで加速をする際に進入が毎回同じ速度域ではないと思われるため、その後のブレーキングが安定せず結果止まり切れずに大外周りになったり逆にインに付きすぎてしまったりします。その不安定さが立ち上がりで上手く行かないポイントのような気がしています。2つ目は2速に落として向きを変えた後に4速まで上げて立ち上がる感じですが、ここも3速立ち上がりより確実に4速立ち上がりの方が速かったので現在は4速立ち上がりにしています。とにかく立ち上がりでどれだけアクセルを繊細に操作して速度を稼げるか。もうこの1点です。それだけで区間タイムが大きく変わります。130R手前のセクター3計測地点で1'39.3辺りが出ていれば「これはいけるかも!」って感じでした(笑)。まあそういう気負いがあるとほぼシケインでミスるんですけどね・・。トップ勢は1'38.8台とかで走ってますけど、そんなタイム見たことないです・・

シケイン
リスタート後は毎回ここを通過するのでその時は適当な感覚で走ってますけど、その時こそ集中して走るべき場所かと思います(笑)
ここもとにかく難しい。ライン取り云々よりも車体を安定させて速い速度で通過させるのが本当に難しいです。進入で1速まで落として1個目のインについた時に2速に入れ、2個目のインについた時に3速にしているのですがここさえクリアできれば・・みたいな焦りでアクセル操作が雑になって少し踏み過ぎたりすると車が暴れてミスするケースが多いので(笑)ここは本当に集中力と気持ちの余裕が必要かと思います。上手に立ち上がれてもインベタラインに行く際にリアが暴れ出す時があるので本当に気が抜けません。

ということで全体に内容をサラッと書いてみましたが、こんな遅いタイムで何を書いてるんだと思われるかもしれません(笑)。でも案外こうやって文書としてまとめてみると意外と自分のウィークポイントが見えてきたり、ここは次にこうしてみようかなといった気付きが見えたりするんですよね。個人ブログなので好きなようにしてますけど、最早ここまで長く続けてくると自分の人生の日記帳みたいな感覚にもなってきているので(笑)、まあ飽きずに続けていこうかなと思っております。ちなみに今回のタイムアタックのタイム更新履歴なんですが以下のような感じです。

2'01.186
2'01.183
2'01.174
2'01.159
2'01.090
2'01.067
2'01.055

特に01秒0台に入ってからの刻みが辛かったです。マグレでもいいから2'00秒台出てくれよって感じでした(笑)
ただこういう感じのタイム推移と上位勢からのタイム差が現状大きいって事は、過去の経験から「何かが大きく間違っている」か「自分の限界値に近い」のどちらかと考えられます。何かが間違っている場合、そもそも車の特性を考慮した走らせ方が出来ていないか、ライン取りやギア選択が大きく間違っているか、という事になるかと思いますけど、現状その辺りを色々と思い浮かべてみても答えが分からない、という結論になってしまいます。限界値に近いのだろうか?という部分に関しては現段階のセクターベストを見てみれば分かるのですが現状は以下の通りとなっております(あくまでメモしている数値のみ抜粋)

S1:33.890
S2:20.542
S3:44.732
S4:21.594
計:2'00.758

単純にセクターベストを合計すれば00秒7台は出るという計算になります。となると限界値に近い、と言う事でもなさそうです。となると何かが大きく間違っているというよりは、概ね間違っていないけど安定した走りが出来ていないっていう何時もの状態ということですね(笑)

もう少し精度を高めてコースや車にも慣れてくれば00秒台には絶対入れると思ってはいるのですが、最終的には00秒8台辺りが現実的なラインなのかなと思っています。期間中どこまで慣れることが出来るか次第かと思いますけど、この3日間で2000km以上走っていたのにこのタイムと言う事で少し自信を無くしかけている部分もあったりで(笑)、あとは自分の気持ちの持ちよう次第なのですけどもう少し頑張ってみようと思います。去年の富士の時もそうだったんですけど、一旦壁を超える事が出来たら不思議と何度も00秒台が出るようになるなどもう少し伸びしろが出てくると思いますので(過去の経験でも殆どそうだった)、とにかくそのラインに到達するまで頑張ってみます。ちなみに今年の京都の代表選抜数は1名増えて5名となり、10月に去年同様エリア決勝があるのですが今年は何となく5位以内に残るのも難しいと考えているので、6位以下に落ちてもう届かないと思ったらアタックを止めるかもしれませんが、まあどうなるか見てみましょう(笑)

おまけ
これまで毎回、全国都道府県対抗eスポーツ選手権が始まると、いつもお世話になっているSMOKERSのおだちさんからSMOKERSリバリーを作って頂いているのですが、何故か今年はリバリーが使えず指定車両のみ使って走る形に変更となりました(公式サイトのFAQにはリバリー適用可能と書かれてたんですけどね)。一説には個人所有車を使う事で僅かなマシン特性の違いを生む(と言われている)エアロ装着やタイヤメーカーの違いによるタイヤトレッド面の変化などを避けて完全なるイコールコンディションにするという意図があったのかもしれません。そういう事で折角リバリーを全員分作ってくれたのに使えなくなったという事で私も残念でしたが、おだちさんも作った労力を考えると大変残念と言う事だったので急遽リバリーを全員で供養しようということで(笑)集まって記念写真を撮る事にしました。

一応私自身も喪服参列した方が良いかなと思ってヘルメットもスーツも黒で決めていきました(笑)
それにしてもロビーの部屋名が良いです。告別式式場て(笑)。傍から見られてたらどんな部屋?って思われてたでしょうね(笑)

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