2006年 F1 第6戦 スペインGP

2週連続開催となった今回のスペインGP、地元期待のアロンソが見事なポールトゥウィンを飾りました。今回のレースは完璧だったのではないでしょうか。ピット戦略もそうですし全く危なげがなかったですね。フェラーリはスティントごとの速さがもう一つ足りなかったと思いますし、特にトラブルがあったわけでもないようですので、これは完敗だったと言わざるを得ないでしょうね。スタート後にあれだけ引き離されたのが全てだったかもしれません。しかし優勝と2位の差は2ptだけですので、まだまだ挽回のチャンスはあると思います。



それにしてもスペインのF1の盛り上がりは凄まじいことになってきていますね。かなり昔のスペインGPって閑古鳥が鳴いているといってもいいくらい閑散としていたGPでした。テレビ放映すらなかったみたいですからね。しかしその逆に2輪GPの方は大盛り上がりでヘレス開催のスペインGPなど20万人とか言ってましたからね。それもそのはずスペイン人ライダーが多かったですしアレックス・クリビーレなど世界チャンピオンとなったライダーもいますので、盛り上がりもわかる気がします。爆竹鳴らしまくりの怖いくらいの盛り上がりでしたから(笑)。F1でもスペイン人ドライバーは過去にもいましたがパッとせず消えていくといった感じでしたので、イマイチ盛り上がらないのも理解できますけどね。それがアロンソというドライバーが登場したお陰で全てが完全に変わってしまいました。もう青一色のスタンド、アロンソが通るたびに大声援、優勝後の大歓声、本当に凄いなーと思いました。ミハエルが登場してからのドイツの盛り上がりのようでした。

ホンダ勢ですが、2台完走ポイントゲットとなりましたがあまりにも競争力が無かったですね。周回遅れにされてしまうという屈辱的な状況・・。しかもトラブルがあった訳でもありませんでしたから純粋にルノー・フェラーリに周回遅れにされてしまうくらいのポテンシャル差を付けられてしまったということですね。今シーズンは1勝するという意気込みがかなり大きかったと思いますがこれはもう絶望的な差となってしまっているような気がします。

しかしフェラーリのトップスピードは驚異的でしたね。ルノーよりも10km/hは速かったです。しかもスリップ使用の一時的なスピードではなく単独走行での速度ですので。しかしフェラーリはフレキシブルウィングの疑惑が向けられていますし、CS放送の際(フリーだったか、予選だったかは忘れましたが)、フロントウィングを映した車載映像を見て川井ちゃんが一言。「たわんでるなー」と(笑)。

さて我らがSAF1ですが(笑)、フリーではMF1を食う活躍を見せていた琢磨。本当に毎戦ずつポテンシャルが上がっていっていると思える内容で本当に素晴らしいと思います。琢磨も頑張っていますがそれ以上に4年落ちの車をここまで開発できるチーム力に対して、それ以上に素晴らしさを感じてしまいます。まあ人事面ではドタバタ過ぎて呆れる部分もありますけど・・。
琢磨はヨーロッパラウンドで初完走となりましたね。以前コースレコードホルダーだった琢磨も最下位という辛い結果ではありますが本人も今は我慢の時期と思っているようですし、ニューマシンが出るまでは我慢でしょう。
井出の代役として2戦目となったモンタニーもまたマシントラブルによって戦列を離れる結果となりました。どうやらドライブシャフトのトラブルのようです。レースではスタートダッシュを決めて琢磨の前を走るなどポテンシャルを垣間見せていますがトラブルに泣かされ続けていますね。ただマシンは以前の琢磨シャシーであった02シャシーですのでやっぱり井出と比較する事ができないですね・・。そういえば、金曜日のフリー1でマシントラブルによってコース上にマシンを止めましたが、その後のフリー2では琢磨より2秒以上も遅いダントツビリでした。この時乗っていたマシンがどうも井出がずっと乗ってきた03シャシーだったという噂ですね。後ろから見ていてもフラフラと怪しい挙動を見せていたようですが・・。個人的にはこの03シャシーはどうしようもない出来のマシンと想像するのですがね・・。今更言ってももう遅いですが・・。
なお、期待のニューマシンSA06ですがフランスGP(7/16)での投入がほぼ決定的となってきたようですね。またそれとあわせてホンダの秘密兵器?であるシームレスギアボックスも同時投入されるようです。このギアボックスはこれを使うだけで0.3秒速くなるというハイテクパーツで、まだ本家ホンダだけしか使われていないようです。フェラーリ・ルノーですら投入されていないハイテク装備をSAF1も使うということで、またまた期待が大きく脹らみます。勿論ホンダV8がこのギアボックス前提で設計されている可能性も否定できませんので、これで「本来」の性能を発揮するに過ぎないのかもしれませんが・・。

ちなみに井出選手の公式サイト(http://www.yuji-ide.com/)にライセンス剥奪後の本人からのメッセージが掲載されていましたが、読んでいてホント切なくなったのと同時に、時間は掛かろうとも諦めず夢の舞台であるF1の世界へもう一度戻るという意思表示を改めて見て、ホントこれからも応援しようと思ってしまいました。

2006年 F1 第6戦 スペインGP” に対して2件のコメントがあります。

  1. ランドル より:

    こんばんわ~♪更新お疲れ様です。
    F1スペインGP、終わってみればアロンソの圧勝でしたね!予選2番手からの出走のフィジケラでしたが、やはりミハエルを抑えることは出来ませんでした。それに、マッサがミスをしなければ食われていた可能性もありますしね・・・個人的にフィジケラは好きなドライバーですが、ルノーに来てから運がないような気がします(ルノーに来て、全ての運を使ってしまったのかな?)
    フェラーリの「フレキシブルウイング」ですが、CS放送ですが走行中にたわんでいるのを見ました。ちょうど変化する辺りに「シェル」のマークがあり、加速するとテレビ画面手前に移動し、減速すると画面奥側へ戻っていくシーンが映し出されていました。今期の終わり頃には、こんな感じの可変ウイングなどが、かなりの主流になってくるのでしょうね。
    SAF1ですが、色々な問題も沢山あるのに良く頑張って車を仕上げてきますよね!情熱さえあれば何とかなるって、良く聞きますが本当ですね。新車には、ホンダの使っているシームレスギアボックスが装着するそうですが、これも凄いですよね。今のF1中では、ホンダとマクラーレンがシームレスギアボックスを使っているようですが、マクラーレンのはホンダより性能が落ちるそうですし、SAF1にこれがつくとかなりの戦闘力が上がりMF1よりは上に行けると思いますが、新車が出てくるまで2ヶ月近くあるので、当分の間はMF1のモンテイロに中指を立てられる日々が続くと思います・・・。
    次のモナコGPからトヨタのBスペックが投入されるので、凄く期待していますが、何度もこれで痛い目にあっているのであまり期待しないようにしていますが、やっぱり期待しちゃうんですよね~♪野球の阪神みたいに・・・(笑)

  2. SYORI より:

    >ランドルさん
    どうもです。今回のスペインGPはかなり見所の少ないレースでしたね・・。見ながらかなり眠かったです(笑)。フィジケラはデビューからずっとツキが無いような気がするドライバーですね。実力的にはかなりのものがあると思ってはいるのですが「運」という部分が相当無いような気がします。
    フレキシブルウィングはホンダに関しては採用しないと明言していますが、他のチームはどうなるか分かりませんね。F1チームはグレーゾーンをやたらと攻めたがるので(笑)。けれども個人的にはこの風潮はちょっと危険だなって思っています。今ほど空力に頼った時代もなかなか無いと思いますので、ウイングのトラブル等が発生した時に大きな事故に繋がりかねません・・。考えすぎであれば良いのですけどね。
    SAF1、色々な事がありましたけどチームのモチベーションだけは相当高いようですね。よく4年落ちの車をあれだけ走らせているとホント思います。亜久里代表もSA05にカネは使いたくないって言ってはいますけどね。それでも40億円はSA05にカネを掛けたとか・・。F1の世界のスケールが桁違いですね;;。新車はかなり期待できると思いますよ。間違いなくMF1は余裕、トロロッソを食えるくらいのレベルには仕上がってくるのではないでしょうか。まあマクラーレンでもバランスが悪いとアレだけ速度を発揮できなくなってしまってますので、あくまで希望的推測ではありますけど。
    阪神・・・、その例え良いですね(笑)。今は強くなってしまいましたが暗黒の時代を知っているだけにその気持ち、とーっても良く分かりますよ(笑)。

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