スーパーアグリF1撤退

GW期間中に最悪のニュースが流れてきました・・。昨日に5/6(祝)16:00から緊急記者会見を行うというニュースを見た時点である程度覚悟はしていましたが、こうやって改めて正式に発表されると何とも言いようの無い気分になりますね・・。
2006年シーズンに琢磨・井出のペアで始まったSAF1チームですが、去年中盤くらいにSSユナイテッドとの契約不履行が大きく響いたような気がします。その後は慢性的な財政難に陥って、開発どころじゃありませんでしたから・・。そんな中、スペイン・カナダで獲得したチャンピオンシップポイントは素晴らしかったですし、特にカナダでのアロンソをオーバーテイクしたシーンは忘れられないシーンとなっています。今年に入って提携を詰めていたマグマ・グループとの契約が上手くいかなかったのが結局今回の撤退の大きなターニングポイントとなったっぽいですが、シーズン中の撤退というのは色々な面でマイナスな部分が数多くあります(確か参戦委託金も返ってこないような)。それでもこうせざるを得なかったのは、時間的猶予も含めてもうどうしようもなかったのでしょう。

今後に関して、琢磨・デヴィッドソン両ドライバーの処遇は今後ホンダと煮詰めていくということですので、何らかの動きが今後見られるかと思いますが、まず何よりも鈴木代表には本当にお疲れ様といいたいです。彼がF1参戦を「本当に心から望んで」いたかは本人しか分からないでしょう。しかし激動の波に飲まれながら今まで必死に舵を取ってきた彼の頑張りには、心から敬意を表したいです。

スーパーアグリF1撤退” に対して18件のコメントがあります。

  1. zerosiki より:

    ブランズハッチ乙でしたー
    16:00から緊急記者会見ということで祈るような思いで情報を待っていたのですが・・・駄目でしたか( つд`)
    何より今は琢磨の今後が気になります・・・

  2. Yu-suke より:

    なんかその写真こみ上げてくるものがありますね~・・・・(ノ_-)

  3. SYORI より:

    >zerosikiさん
    どうもです。昨晩はお疲れ様でした。後ほど改めてブランズハッチの記事をアップしますんでまたご覧くださいね(笑)。
    さて今回の発表、予想していたとはいえ辛いものがありますね。琢磨に関してはホンダの方でテストドライバー兼リザーブドライバーみたいな扱いしか今季に関しては無理だと思いますし、もし叶うのであれば2009年に本家返り咲きなんていうサプライズがあれば本当に嬉しいんですけどね・・。まあこの辺りはバリチェロの動向次第といったところでしょうが・・。

  4. SYORI より:

    >Yu-sukeさん
    どうもです。どの写真にしようか・・かなり悩みましたが、やっぱり初ポイントとなった2007年バルセロナでのワンカットが一番印象に残っていますんで、これを使わせてもらいました。が、この時テレビで「よっしゃーーーー」と思ってたのに、1年後にこんな結末が待っていたなんで予想すら出来ませんでしたね;;。

  5. nao06 より:

    本当に残念でなりません・・・
    ドライバー&チーム共に応援できる所なんて他にはなかったのに・・ 
    なにはともあれ今後に注目ですね

  6. jori2006 より:

    鈴木亜久里の事は1990年のラルースでのF1現役時代から応援していただけに残念です。

  7. Qchan_PS より:

    本当に残念ですね・・・。
    ネットで見られる噂のような事柄(ニック・フライ氏の行動)などが本当であるならば、現在の本家HRF1チームの現状や内情も心配になります。
    正直いって、ホンダ車ばかり乗ってきてて、来週には新車が納車されるんですが、気分良く乗れないと思います。
    とにかく嫌な感じ(気分が良くない)の撤退です。
    今のF1で真のプライベーターが生き残るなんて夢なんでしょうか。
    また14年前のようにF1に対する熱が冷めていくのを感じます。

  8. atsukids より:

    どうも~
    スーパーアグリはほんとに残念ですね
    去年からは想像できない結末でした
    しかし、マシンの性能差から考えて
    すごく善戦していたのに誰もスポンサードしてくれないとは
    結果が全て・・という事なんでしょうね
    資金があれば期待できるチームだとは思うんですけどね
    琢磨はなんとかホンダが拾ってほしいですね
    琢磨だったら速く走れる環境さえあれば表彰台はいけると思います
    ドライバーのキャパシティがありますからね
    とにかく日本からのチームなだけに
    日本の企業も手を差し伸べてほしかったです
    もう1度日本製F1チームが復活することを願います

  9. yoshinori より:

    残念です。
    2006年にF1参戦が決定してから注目していただけに驚きました。
    これからF1マシンもより安定してくるだろうと期待していたのでがんばってほしかったです。

  10. ポテンザ より:

    …………
    非常に残念です。

  11. SYORI より:

    >nao06さん
    どうもです。本当に残念ですね。国産チームとして出てきたSAF1ですが、日本人にとっては応援しがいのあるチームだっただけに残念であると同時に、プライベーターチームが生き残れるようなF1ではなくなってしまったというのは改めて感じさせられます。

  12. SYORI より:

    >jori2006さん
    どうもです。亜久里代表にしたら、ドライバーをやっていた方が全然楽だったでしょうね・・。1990年鈴鹿は彼のベストレースだった訳ですが、その後はマシンに恵まれずシーズン中(鈴鹿でしたか)での引退発表と、今回のSAF1と同じような流れであったのは何かの因縁でしょうかね・・。

  13. SYORI より:

    >Qchan_PSさん
    どうもです。ニック・フライに関しては、亜久里代表の撤退会見でも垣間見れるように、やはりちょっと問題有りな行動を起こしてましたよね。ただ個人的にはホンダに関しては悪い印象は持っていません。会社として、経営としてF1を考えたら、やっぱりあのままズルズルといくのはダメだったんじゃないでしょうかね。この辺りは新規投稿で色々書いてみようとおもってますが、SAF1に対してホンダは技術的にも資金的にも相当サポートしたと思いますしね。
    でも仰るように、プライベーターチームが現代F1で生き残るのはもう無理な気がしますね・・。

  14. SYORI より:

    >atsukidsさん
    どうもです。昨年のスペイン・カナダの活躍を見ていて、その1年後にこんな日が来るとは想像も出来ませんでしたね。スポンサーに関しても、これはF1全体の問題だと思います。はっきりいってメーカー系ワークスチームしか勝利出来る可能性は限りなくゼロに近く、それ以外にスポンサーするメリットってあまりありませんしね。特に日本企業なんて、F1に対するスポンサーメリットは殆ど皆無じゃないでしょうか。そんな中、SAF1をサポートしてくれた日本企業には本当に感謝したいです。
    日本製F1チーム・・・恐らく何かが変わらない限り、もう二度と出てこないんじゃないでしょうか。

  15. SYORI より:

    >yoshinoriさん
    どうもです。2005年鈴鹿GP前に発表されたSAF1チーム立ち上げから、今までまさに激動でしたね。安心しながらレースを見れていたのは昨シーズン前半くらいなもんじゃないでしょうか。
    今年は開発も全くせずテストも参加せず、供給されるであろうRA108頼みな状況だっただけに残念な結末でした。

  16. SYORI より:

    >ポテンザさん
    どうもです。本当に残念ですよね・・。

  17. SumiGT より:

    本当に残念ですよね・・。
    スポンサーの契約不履行に始まり、カスタマーシャシー問題等、逆境の中本当に良く頑張っていたのですが・・・
    ホンダに非難の声が上がっているようですが、SYORIさん仰られているようにホンダは良くここまで支援したと思います。ホンダとしても苦渋の決断だったでしょう。しかし、ニック・フライの言動はやはり頂けないと思います。あくまでHRF1チームのCEOですので越権行為のようにも思えます。(詳しい事情はもちろん判りませんが)思い返せば、琢磨がホンダワークスから外されたのも彼が加入した年ではなかったでしょうか。ニック・フライの能力がどうのというのではなく、あくまで日本人的にですが余り良い印象を持てないですね。

  18. SYORI より:

    >SumiGTさん
    どうもです。先ほど新規エントリーで思いのたけをブチまけた訳ですが(笑)、残念な出来事であるのは間違いありませんね・・。ホンダのこれまでの支援に感謝はしたいのですが、フライに関してはトルコGP主催者に本当に「SAF1チームは出走しない」という事を告げて、立ち入りできなくさせてしまったのかどうかがとにかく知りたいですね。これが事実であるのか、偽報道であったのかによりますが、ホンダ本社としても何らかのコメントが欲しいところです。亜久里代表の話ではホンダの大島さんから、本社としてそのような意向を現地主催者に伝えた事はありえない、といっていたようですから、やはりフライの単独行動であったことは間違いなさそうなのですが・・。
    しかし昨日のF1撤退会見でフライを非難する公の発言をしていた事から、相当頭にきていたことは想像出来ますよね。世界中のプレスがこのコメントを記事にするでしょうし、その発言の影響も勿論亜久里代表は分かっていてのことだと思います。この件がどういう進展になるのか、大変興味深いですね。琢磨がホンダに復帰する可能性があるとすれば、フライの何らかの処分?によるポジション的な変更以外にありえませんから。もしかしたら亜久里代表は琢磨の未来を思って、あえてあのような発言をしたのかもしれませんね。いずれ答えが見えてくることかと思いますが。

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