2005年 F1 ドイツ、ハンガリーGP

ドイツGP、ライコネンの悪夢再びといったところでしょうか。後続を30秒くらい離した独走状態でまさかのメカニカルトラブル(しかも整備ミスとのこと・・)では成す術無しといったところでしょう。そうなると昔のプロストのように勝利を拾える位置に居たアロンソが当然のように勝利を掴んでしまっていましたね。アロンソ10ptでライコネン0ptと、チャンピオンシップを争う上で絶対避けなければいけない状況になってしまい、今後のポイント争いもライコネンには厳しい戦いとなってしまいましたが、レースは何が起こるかわからないもの。諦めずに頑張ってもらい、シーズン後半を盛り上げて欲しいです。

フェラーリも地元ドイツでなんとか表彰台を狙いたかったミハエルも成す術無し。最後は2台にかわされ5位という結果に。タイヤが問題有りとしか思えない状況ですがそれだけに状況が好転するのもタイヤ次第といえます。今シーズン終りまでに実力で勝つ事が出来るでしょうか・・。

BARの方は、バトンがクレバーな走りで今期実質2度目ではあるが初表彰台をゲット。しかし、琢磨は・・・。またオープニングラップでのアクシデントで下位に沈んでしまいました。なんとか混乱を切り抜けて欲しいのに上手くいかず、フィジケラとの接近戦で追突という状況でウイングを失い、実質レースはそこで終わりでした。確かに運の問題かもしれませんが、ちょっと今年の琢磨は流れが悪すぎですね・・。なんとか一つキッカケを掴めば状況は好転するかもしれませんし、気持ちを切り替えて次に向かって欲しいと思います。

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ハンガリーGP、帰省していたため、生放送を見れず地上波での観戦でした。CSと違いレース前までの情報は充実していますが、レースが始まるとCM、周回カットなどやはり生中継が面白いと思った今日この頃です・・。

今回はオープニングラップの混乱にアロンソが巻き込まれてしまいました!フロントを壊して走行中、クルサードにウイングが当たってしまい(避けられなかった)巻き添えを食う感じの状況でした。ピットイン後ウイングを交換したものの、抜き難いハンガロリンクでは上位を狙うのは厳しすぎです。結果ノーポイントとなり優勝は危なげなくライコネンが飾り、前回の状況を帳消しにしたレースでした。しかし相方モントーヤはまたしてもメカニカルトラブル(ドライブシャフト破損)により信頼性の不安を払拭しきれないレースとなってしまいました。
また今回はフェラーリの復活とまではいきませんが、予選から急激な競争力アップをみせました。今回は恐らく空力・タイヤ・その他の組み合わせが予想以上にマッチしたのだと思いますが、予選の速さはサンマリノGPでのフェラーリの速さのときみたいに驚きのタイムでした。決勝もピットインのタイミングで勝負を決したようなものですが今回は戦略で勝てるチャンスがあったくらいです。フェラーリも次戦以降、今回のようなタイヤを含めたマッチングを見せられるかが鍵ですね。

BARに関してはバトン、琢磨とも入賞を果たしましたがタイヤチョイスのミスらしく決勝は殆どぱっとせず淡々とレースを終えた感があります。まあそれでも何とか結果を残せただけでも良しとしなければいけませんね。琢磨も今期初ポイントではありますが8位1ptではさすがに両手を挙げて喜ぶ訳にはいきません。せめてウィリアムズ2台の前でチェッカーを受けて欲しかったです・・。しかし地上波でのレース終盤、琢磨の子供の話を聞いて驚きました。結婚はまだのようですが子供が出来た事を報告するという状況は色々意見があるでしょうが、子供が生まれたら世界観や人生観も変わるくらいの大きな感動が待っていると思います。それから更に上を目指して新たな気持ちで頑張っていってもらいたいと思います。まずはホンダも何とかバックアップしてくれそうですが来期のシートを確保する為に良いレースを見せてほしいです。ただBARのシートはバトンの動向次第ですが・・。個人的には昨年お騒がせしたバトンですし、契約によってBARに残留したのだから来年は交わした契約を忠実に守りウィリアムズに行くことがスポーツマンではないかと思います。フィジケラなんて移籍のアヤで今まで本当に苦労しているんですから・・。

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