彼に明日はあるのか・・2005年 F1 ベルギーGP

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昨晩は選挙開票速報の影響でベルギーGP地上波放送がAM2:45スタートという北米シリーズ並みの遅さだったので、まだ見ていない方もおられるかもしれませんが観戦記をとりあえず・・。

レースは今シーズン初めてのウェットレース。しかもスパとあって面白いレースが見られると思いましたが予想通り波乱のレースとなりました。ライコネンが下馬評通り優勝を飾りモントーヤとワンツーフィニッシュを飾ると思われましたが、ピッツォニアとモントーヤの接触(ピッツォニアには8000ドルの罰金)でリタイアとマクラーレンにとっては天国と地獄でしたね。そしてまたまたマクラーレンから2位をもらったアロンソが8ptを加算して、ライコネン111対アロンソ86となりました。よってライコネンのポジションに関わらずアロンソは次戦ブラジルGPで3位以内に入ればチャンピオン確定という形になります。史上最年少チャンプが誕生する可能性はかなり高いと思いますので深夜3:00決勝スタートという凄まじい遅さも、必ず生で観戦しようと思ってます。

まあレース展開に関してはどこのサイトでも見れますので、これくらいにしておいて(笑)私は琢磨中心で今まで書いてきてますので今回も。しかしまた・・・。



今回のリタイアは自身にとってもかなりショックだと思いますが、それ以上にファンである私たちも同じです・・。悪い意味でショックでした。後方から追突というのは一般道でも追突した側が過失割合も分が悪くなりますので・・。まあレーシングアクシデントとなれば幸いなのですが、今回は再スタート後のタイヤ・ブレーキを気にしながらの1コーナーアプローチを見せたミハエルにしてみれば、過去の経験からそうさせたのだと思うのですがそこに突如、突っ込まれたとあってはミハエルも収まらないでしょう。琢磨は過去に何度も突っ込んでます。ジョーダン時代にチームメートのフィジケラにマレーシアGPで突っ込んでポイント獲得を失わせてしまってますし、今年のドイツでも同じフィジケラに追突(これはレーシングアクシデントとなりましたが)、そして今回の1件ですね・・。大変惜しいと思うのは今回この事故がなければ2度目の表彰台の可能性もあったということです。琢磨の後ろでレースを続けていたバトンが表彰台ですから・・。
このようなミス?でレースを落とし続けると、来期残留ほぼ確定と予想されているBARのシートすら危うくなってくるのではないか?と気が気でないです。チームメイトのバトンは反対に更に株を上げたでしょう。タイヤ選択ミスで16位くらいまで順位を落としていたのに「結果」3位ですから。このあたりはさすがと言わざるを得ないでしょう。レースは完走してナンボですから。結果を出してナンボですから。いくらファーストスティントがバトンより速くても、残った「結果」はリタイア・次戦予選出走順3番手(本当は2番手だが、ニックが戻る影響で繰り上がり)のみです。このままでは過去の栄光がどんどんかすんでいく一方です(英F3チャンプ(最多勝)、マカオ優勝、マルボロマスターズ優勝、2004年シーズンの活躍など)。

ネット上でも「琢磨不要論」をあからさまに書く掲示板も良く見かけますが、言われても仕方がないところまで来ているように感じます。HONDA首脳陣が日本人と一緒に第3期を勝ちたい!と思っているのは第3期F1の参戦意義となっており、恐らくホンダはそれを望んでの琢磨残留を考えているのだと思いますが(あくまで残留予想はネットのさまざまな情報からの予想です、確定ではありませんので念のため)、このままではそれすら異議を唱える関係者も出てきかねません。残り3戦となり次戦ブラジルでは今回の事故のペナルティとして予選10グリッド降格が決まってますので、ブラジルの目先の結果だけを求めるのではなく、鈴鹿の予選出走順を頭に入れた「考えるレース」をしてほしいと思います。

そして、もし9/16以降の「良いニュース」が聞けるのであれば。来期はレースというものの考え方を少し変えなければいけないのかもしれません。今回のモンテイロもそうですが、完走を続ければ必ずリザルトが反映されるときがくるはずです。攻めの気持ちを持つ事は大変素晴らしい事です(昨年の彼の評価が物語ってますよね)。が、結果を出す=完走しなければ意味がないのです。もちろんマシントラブルなど自身の力の及ばないところで完走出来ないときもあるでしょうが、それとは全く意味合いが違うことは皆さんもお分かりになるでしょう・・。

どれだけ自身がミスを起こさず、攻めながら完走させるか・・。この相反するような2つの言葉(攻め:結果)の天秤のかけ具合を、もし来期があるのであれば(あって欲しい!)是非考え直してほしいと切に願います。