11番目のチーム

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ホンダBチームであろう、11番目のチームの噂はとどまるところを知らず一人歩きしている情報が山のようにある状況ですが、真相は10/24のFIA評議会が鍵を握りそうです。

どうやらシャシーに関する解釈の問題となっているようです。来期BチームはBARが走らせていた2005年型007もしくは来期用008を使うことになりそうな気配ですが、自コンストラクター以外で製造されたいかなるパーツも使うことは出来ないというコンコルド協定が基本にあるため、すんなり物事が進んでいないようです。
確かに今から06年型オリジナルシャシーを1から造り始めるのは時間的に不可能なので、既存のシャシー(007)をV8エンジンに対応できるようモデファイするか008を使うかとなるのですが、個人的な予想ですが恐らくその008をなるべくオリジナルのまま使いたいという申請(勿論レギュレーションの隙間を狙った解釈で申請しているでしょう)を出しているの判断に時間がかかっているのではないかと推測されます。

以下長文です(笑)。


2005年シャシー007をBARより知的所有権売買などによる方法で「Bチームの所有物」としたのであれば恐らく参戦できると思われますが、ただ参戦するだけで成績を残せないであろう昨年型シャシーよりはホンダワークスが来期使う008シャシーと同じものをBチームが使うことは、エンジンも同じホンダV8だけに参戦初年でも「参加しているだけ」という状況には少なくともならないでしょうから、ホンダとしては何とかこの辺りを折り合いを付けてBチーム発足、と思っているはずです。しかし基本的に上記レギュレーションを素直に解釈すると不可能です。その辺りの解釈の方法が焦点になっている雰囲気です。

もし008シャシーを使うということであれば、現時点では以下のような形になるでしょう。
http://www.crash.net/uk/en/news_view.asp?cid=1&nid=120739
マックスの話では「ノウハウ」「技術情報」「テクノロジー」を別チームに譲渡する事は可能と。しかしながらマシンに関しての「設計」は自チームか第三者に設計して貰わなければいけない。となると、008マシン開発に関わる「設計図以外」のデータを全てBチームに譲渡し、それらデータを元にシャシーをBチーム自身もしくは第三者ビルダーが作る。それなら2つのクルマは別のものだという主張が通るだろうと話しています。

もし008シャシーをホンダが思っているような方法(オリジナル008を2チームで共有)で使えなかった場合、上記方法が最善でしょう。過去実際にベネトンルノー、プロストのマシンが酷似していた例(ルノーエンジン絡み)、フェラーリとザウバーが酷似していた例(フェラーリエンジン絡み)がありますので、今回もホンダ絡みということで同じパターンになるのでしょう。最悪007ベースのV8マシンということもありえますが。

それらが可か否かを判断するのはあくまでFIAなので、それの判断待ちというところなのでしょう。なので、それがはっきりしないことには何の発表も出来ないと思われますし、3つあるパターン、それぞれ動き方が変わりますので、皆が口を閉ざしているというのも「10/24次第でどうにでも状況が変わってしまう」という部分があるのでしょう。
なのでそこがクリアになった時点で、体制作りは一気に進むでしょうし参戦発表もすぐだと思われます。早ければ今月の中にも朗報が聞けるかもです。IRL参戦中の松浦やデヴィッドソンがチームメートになるという噂もありますし、監督は鈴木亜久里(個人的には中嶋が希望(笑))、チームメンバーの大半はHRD栃木から出向?、もし007で行くとなった時点で、童夢が声明を発表(林社長は否定コメントを出していますが、この推測した状況だとすると、どのシャシーを使うのかすら決まってない現状ではコメントしようがないですからね)し来期に向けV8用にモデファイ開始という気もしますので(シャシーに関しては状況次第でホンダが別会社設立で自前で行うかもしれませんが)、ほぼジャパンチームになる可能性もありえるかもしれません。

万が一、参戦が不可能となった場合、噂では2007年からのBチームを1年前倒ししている可能性がありますので、これからの1年間を準備期間に当てるのではないかと。参戦がそれで立ち消えになる可能性は低いと思います。また琢磨に関しては、Bチーム参戦決定で自動的にドライバー確定でしょうし、それがダメだった場合もミッドランド確定という話も聞こえてきました。琢磨にはミッドランドからブラジルGPの時点でオファーが出されており、それにOKの返事をすれば(完全に琢磨の意向待ちのようです)来期ミッドランドには乗れるという状況までなっているようです。そして2007年よりBチームとしてホンダ復帰ではないかと。まあトヨタエンジンのミッドランドに行った後にホンダに戻れるのか分かりませんが。この辺りはBチームがどうなるか、ホンダの意向も確実に関係してくるでしょうから、琢磨自身その辺りをじっくり考えて結論を出すかとおもいます。

2006年はどちらにしても琢磨にとってはF1シートを得れることがほぼ確定となってきましたが、ホンダBチームとはいえ初年度いきなり活躍できるとは思えませんし、ミッドランドなど将来的にどうなるのか分からないようなチームではなおさらです。まず苦戦を強いられる1年であることは間違いないでしょう。しかし、その上で精一杯応援したいと思います。