2008年 F1 第8戦 フランスGP

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フェラーリの1-2で終えた昨日のフランスGPでしたが、見所は何と言っても終盤の3番手争いでした。トヨタのトゥルーリとマクラーレンのコバライネンのガチバトルは久々に熱かったですねー。基本的にこのコースは抜きどころはアデレイドヘアピンの進入しか無いとは言え、あそこの高速シケインで並ぶか?と思いました(笑)。GTR2でもここは良く走るコースですけど、あそこでアウト側から並ぶなんて私は絶対しませんし(笑)。案の定タイヤ同士が若干接触?したっぽくてコースオフしてしまった感じでしたが、今回はやっぱりトゥルーリを応援してしまいましたねー。
南アフリカのクラシックラリー中に事故死したオベ・アンダーソンの追悼レースと位置づけたトヨタでしたが、チームクルーやドライバー、そしてマシンまでも喪章をつけて挑んだレース。こういう時ってホント何かが降臨したかのようなレースを見せてくれますよね。本田宗一郎氏が亡くなった時のハンガリーGPでのセナもそうですし、加藤大治郎が亡くなった時のセテ・ジベルノウの神懸り的な走りもそうですし。終盤の雨にドキドキしながら見てましたが、何とか抑えきって2年2ヶ月ぶりの表彰台を獲得。表彰台でのヤルノの顔はホント素晴らしい笑顔でしたね。それ以上に彼のこれまでの経験が存分に発揮された素晴らしい走りだったと思います。



レースはフェラーリ1-2でしたが、ライコネン・マッサの順にならなかったのが意外でした。ライコネンのペースダウンに何が起こった?と思いましたが、エキゾーストの先端がブラブラしていたのはビックリ。しかし、あの状態でオレンジボールが出なかったのが不思議でしたけどね・・。実際あの部品と思わしきパーツが走行中外れてブッ飛んでいくシーンがリプレイで映ってましたけど、あれが後方のドライバーに直撃したらどうするつもりだったんでしょうか・・。ちょっとオフィシャルの判断が疑問に思った状況でした。
いずれにしてもこれでライコネンのペースが上がらずマッサに譲る形で2番手となったのですが、マッサにしたら今年は速さにプラス運も少し兼ね揃えてきたのかもしれません。セパンではヤバいと思った今シーズンでしたが、今回の結果でポイントランクトップ浮上ですからねー。しかしシーズンはまだ折り返し地点も来ていませんから、まだまだ混戦が続きそうです。

トゥルーリに負けたコバライネンもそうですが、マクラーレンはホント散々なレースでした。予選から2台ともペナルティで中団グループに沈みましたし、ハミルトンはレース中のドライブスルーと良いところが全く無かったと思います。2戦ノーポイントは痛いですが、まだまだ挽回は可能でしょう。しかしマニクールでは完全にフェラーリが頭一つ抜けた速さを見せていましたので、次戦シルバーストンで地元マクラーレンが巻き返しを図れるかどうか。ここでフェラーリにやられてしまうようだと、シーズンの流れが完全に傾いてしまうような気がします・・。

一貴はあまり見所がありませんでしたね。というよりもウィリアムズの戦闘力が相当無かったというのが本当のところでしょう。最速ラップも15位一貴・17位ニコでしたからね・・。コースによってこれだけマシンの好不調の波が出るというのは、あまり良い傾向とは言えません。反対にルノーが少しづつ速さを見せてきているので、コンストラクターズポイントも逆転される可能性もでてきています。
次戦はシルバーストンという事で、勿論ウィリアムズも地元レースですし、良いレースを見せてもらいたいと思います。