北海道旅行Day2 - 富良野編2 ~北の国から 2021 ロケ地巡り~

富良野編1の続きです。

ここからはいよいよ麓郷の森~五郎の石の家へ向かうメインイベントです。拾って来た家からはクルマで5分くらいの場所にあります。

拾って来た家の入場時に、麓郷の森の丸太小屋と五郎の石の家へ入場するための費用をまとめて払っているので、入場時にはその時にもらった券を見せて入る形になります。

早速散策してみます。まず看板をよく見て調べます。他にもいろいろな施設・建築物がありますが、メインは丸太小屋と3番目の家になりますね。

麓郷の森は本当に良い空間です。歩いてるだけで癒される場所ですね。

お土産屋さんの中で券を見せて入場します。とはいえゲートの所に誰かいる訳でもないので、入ろうと思えば幾らでも入れるような感じではありましたが・・

暫く歩いていると見えてきました、丸太小屋が。

ドラマでは火事になって燃えてしまいましたが、あれは燃やす為のセットで作ったものらしく、実際はこのように現存している形ですね。これを作っている時のシーンが目に浮かびます。とはいえかなり年代モノになってきていますね・・

「灯は小さくてもいつもあったかい 北の国から 倉本聰」

入口に掲げてある看板。田中邦衛さんも自身のサインを書くときにこの言葉を書かれていたような・・

中に入ります。

ここはまだ純も螢も正吉も小さかった時の家ですね。中には色々なパネルが展示されていて、当時のシーンが蘇ってきます。両サイドに中2階がそれぞれあって、ここもドラマの中で言及されていましたよね。

台所には五郎さんご愛飲の「男山」もちゃんと置いてありました。ちなみに田中邦衛さんは下戸だったみたいですが、あの酔っぱらうシーンは自分も酒で泥酔した事数え切れずなのでホント凄いと思います。あそこまでリアルに演技出来るとは・・・よく分かるんですよね、ああなるの(笑)

丸太小屋を後にしてまた歩きますと、今度は3番目の家に辿り着きます。結構感動。

純が五郎さんに喜んでもらおうと作った風力発電が今も残っています。

その家の横にはお風呂小屋が。もう朽ち果てかけていて、中には入れずしまいでした。確かこのお風呂の前で、純が東京から戻って丸太小屋を一緒に作りたいと打ち明け、五郎さんが「そりゃーだめだー、俺が一人で作るんだ」と会話していたシーンがあった場所かと思います。そのシーンを思い浮かべます。

詳しくは分かりませんが、ここも以前は老築化が進み中に入れることが出来ない時期があったみたいですが、2021年夏時点では再び入れるようになっているみたいですね。

中はあの純が東京へ行く事を五郎さんに伝えてギクシャクするシーンそのものの空間。中に入れて見れてホント良かったです。

麓郷の森の中にはこのような年代ごとのパネルが飾ってあったりしました。

名残惜しいですが時間も無いので先に進みます。いい所でした。

さあ、ここからが私個人的なメインイベント、石の家です。

場所的には少し歩いて森の中を抜けると、ぱっと開けた所に出て遠くに石の家が見えるという。どう考えても感動する以外に考えられないんですが(笑)、はやる気持ちを抑えながら周りから見ていきます。

最初に見えるのは、広大な富良野麓郷地区の大自然と農地。五郎さんが乗っていたトラックらしきものが置いてありますが(タイヤも埋まってましたので放置されている?)ドラマではこの形と違うので、それっぽいオブジェとして置いているのかもしれませんね。

それにしても雄大で素晴らしい景色。最高です。

入口には白樺?で作られた北の国からの文字。

本編ドラマ終了後の事から、スペシャルドラマの視聴率が書かれていました。

概ね30%超えというのも流石ですね。特に遺言は40%に迫る数字。この頃までのテレビドラマは本当にお金もかけてて素晴らしかったですからね。

'98時代がやたら低い(とはいえ25%)のが、個人的に最高峰と思ってるだけに悲しいですが(笑)

石の家に向かって歩いていきます。この森を抜けると見えてくると思うとドキドキします(笑)

この通路は、純や螢、中畑のおじさんや草太兄ちゃん、シュウやその他沢山の人達が五郎さんに会うために通った道なんだなーと思っていました。

そして森を抜けたら、ぱっと視界が開け、右手の方にあの家が・・・・

もうね、言葉に出来ないくらいの感動でしたよ(笑)まじでやばかったです。

ドラマの中に自分が入り込んだような不思議な感覚。30年近く想い描いていた富良野の旅のクライマックスがこの瞬間訪れたような感覚。もうホントに最高でした。

はやる気持ちを抑え(笑)、ゆっくりと進みます。

ここは五郎さんが炭焼きをしていたところっぽいですね。もう朽ち果てて崩れそうでした。窯は無くなったのか埋まっていたのか分かりませんが、ぱっと見は材木置き場みたいになっていました。

それでは家にゆっくり近づいていきます。

たまらんです。色んなシーンが走馬灯のように来ますね・・・シュウと五郎さんの別れのシーン、正吉と螢が結婚を報告したシーン、木材を全て売って作りかけの石の家の前で中ちゃんと五郎さんが語るシーン・・・

その映像が今目の前に繰り広げられている事にただただ感動していました(笑)

中に入ってみます。

ここも数年前までは入る事が出来なかったはずなので、入れるようになった今のタイミングで来れてホント良かったです。

ここには田中邦衛さんの素晴らしい写真とお花が添えてありました。

この場所で色んなシーンがありましたよね・・

台所の方面。奥まで行けないよう、少し配置学風されていましたが、確か中央に椅子とテーブルが置いてあったような。

令子の写真がドラマ感を醸し出しててやばいですね・・・純と螢のあの小さい頃の写真が置いてあったら完璧でしたが(笑)

お風呂場へ向かう階段のところに掛け時計。シュウが純から返してもらったものの結局ここにもどってきたアレですね。感動です(笑)

五郎さんが大好きだったお風呂場。

どうしてもここは、2002遺言で五郎さんとシュウの別れのシーンが思い浮かびますよね。手と手が離れる瞬間のシーンはあそこで手を置いてたんだなーと一人で興奮してました(笑)

中2階。ここは遺言回で螢・快・結の3人が寝てたシーンが思い浮かびます。

暖炉。この前でも沢山の名シーンがありましたね。

井戸から水をくみ上げる為の装置の設計図ですかね。

台所

そして北の誉と男山(笑)

再び外に出ます。このウッドデッキも沢山のシーンがありますよね。個人的には螢と正吉が結婚報告・妊娠報告を五郎さんにした時の、あの五郎さんの表情と泣き嬉しの手を繋いで無言で語っている最高のシーンが好きすぎて、そこに自分が居てると再び感動が襲ってきます(笑)

ちなみにこのデッキの横ってこんなに白樺が生えていたかな?と思い遺言を見返してたんですが、確かに小さい木が1~2本だけ生えてましたねー。それがこれだけ大きくなったということでしょうか。

デッキに上がり、椅子に腰かけて玄関の方角を眺めていましたが、これもかなりやばい感じです(笑)。ドラマの中に入り込んでる感覚再びです・・・・

名残惜しいですが、石の家を後にします。

本当にここに来れて良かった・・・・

そこからほどなく歩くと最初の家があります。幼い純と螢がホントにここに住むのかよーと文句タラタラ言ってたあの家ですね(笑)。ここも布部駅と同じく、北の国からの原点みたいな場所ですね。

とは言え、石の家の興奮が冷めておらず、ぼーっとしておりましたが(笑)

沢から水を引っ張る話がありましたが、それの面影でしょうか?こんなのが置いてありました。

中はこのような感じ。2Fで二人仲良く過ごしていましたよね。

1Fはこのような感じ。

お風呂も離れにありました。

展示パネルを眺めながらこの地を後にします。

またいつかゆっくり来れたらいいな。

ここからは麓郷を離れ、ラベンダー畑と美瑛に向かいます。

胸一杯でクルマを走らせてましたが、雄大な景色と黄金色の麦畑を見ながら車内サウンドを北の国からサウンドトラックにするだけで、感動が蘇ってきました(笑)

やってきたのはファーム富田。恐らく超有名なラベンダー畑でしょう。

本当はもっと山沿いまで登っていったら凄い絶景かと思うのですが、疲れていたのと時間もあまりないのでこじんまりとした所で写真を撮って済ませました(笑)。それにしても凄い人でしたよ・・

それから更に車を走らせて美瑛へ向かいます。

美瑛と言えば「ケンとメリーの木」が超有名ですよね。それ以外にマイルドセブンの丘とかセブンスターの木とかありますが、メインはケンメリに。ケンメリと言えば自分には「ケンメリスカイライン」と言う言葉が浮かびますが、CM当時を知る親世代にもかなり有名みたいですね。

それにしてもこの景色、ホントに「ザ・北海道」という感じです。

ケンメリの木、もう樹齢100年を迎えようとしているみたいですね。寿命が近づいてきていると書かれていました。

雄大な北海道の景色を眺めながら、旭川市街へ向かいます。

この日はかなりの距離を車で走りましたが、それに加え歩き回ってたので疲労困憊。ホテルにチェックインして屋上のビアガーデンで乾杯です。ちょうど夕暮れ時で沈む太陽がとてもきれいでした。そして速攻で生ビールをオーダー(笑)。一日飲まなかったので、冷えたビールは格別でした。

こうして濃密な2日目は幕を閉じました。3日目は、旭川観光~小樽へ向かいます。

さらに続きます!

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