GTsport 親父杯'21 その2 50代クラス準決勝・決勝

前回の予選記事から随分時間が経ちましたが、2月5日に50代クラスの準決勝と決勝が行われましたので記事に書いてみます。

以前に予選用・決勝用とでリバリーを適用した(どなたかが作ったものを引用)写真を撮っていたんですが、予選TA用のロードスターにはスターファイブさんのS耐仕様カラー、準決勝レース用のポルシェにはDTM?っぽい見た目で決めたリバリー、決勝用のBMW GT3マシンには2021年?のウィリアムズF1のラッセル仕様のオリジナルカラーをまとっていました。

しかし決勝10日くらい前から、個人的に走ってる分にはこのD2カラーが見えていたのにオンラインロビーで走ってるとどうも純正カラーに見えているようで、何かおかしいと色々調べてたんですが、恐らくこのリバリーを公開していた人(外国人)が公開を止めたか削除したかで使えなくなってしまっていたようでした。
仕方ないので、新たなリバリーを探してて、ポルシェならRothmansでしょと安易に決定(笑)

そんなこんなで、決勝レース前の1週間くらいはオンラインロビー部屋である、かるちょさん(calcio999さん)の「喫煙所」部屋にてほぼ毎日練習させてもらってました。
この部屋、何しかかなりの猛者が集っている部屋でして、何時走っても先頭集団についていけず後方で終わる事が多く、ワンミスでもしたらもう二度と追いつけないという辛い部屋なんですが(笑)、練習するにはもってこいの場所なのかもしれません。何時も心折れかけながら部屋を退出するのですが(笑)、レースリプレイを眺めては研究したり出来るのは大きなメリットだと思ってます。

時はあっという間に過ぎていよいよレース当日へ。

準決勝レースはAグループとなり、全世代で一番最初にレースをする事となります。ニシケンさんのYoutube配信もありますので、一番参加者の注目度が高いと思われるレースに出るのはホント辛いです(笑)。とはいえ、予選でPPの位置からスタート出来ますので(50代クラスTA予選でトップタイムだったため)、その利を生かして逃げたいところですが、京都ドライビングパーク山際で行われる準決勝レース、模擬レースをしていて感じてましたがトップ逃げ切りというのはかなり難しいと。何故なら今回の準決勝レースのレギュレーション的に、2位以下で前車のスリップに入って燃費を稼ぎつつ付いていくというのが必須だと思っていたからです。最後の2周くらいでスパートをかけて引き離すor追い抜くという展開が鉄板ぽい感じでしたので、出来ればPPスタートでも1コーナーでは2位以下に落ちたいという心理が働いてました(笑)。

果たしてレース本番はどうだったでしょうか。

準決勝レースの方ですが、1コーナーは後続に抜かれそうな気配はありましたが、恐らく?考えている事は同じで先頭に出たくない駆け引き?を感じつつ、私がそのままトップ走行へ(笑)
これはもう仕方ない・・とそのまま頑張って走る状態に。燃費を稼ぎつつある程度のペースで走るかなあと不安になりつつでしたが、2位以下が争ってくれてた影響か、後続とのスリップ圏内(+0.75秒以内)をさらに離しての単独トップの状態になってしまいました。これはラッキーとしか言いようがない・・・

レースそのものはそのような展開になったので、後続とのギャップを見つつ燃費走行に気を付け、とにかくシケイン区間でミスをしない(ここで失速するとタイムロスがデカイ)ことを心掛け、最終的にはトップチェッカー。まさかの優勝で準決勝をクリアする事となりました・・・出来すぎでびっくりしました。

その後準決勝Bグループのレースを眺めつつクールダウン。めっちゃビールが吞みたかったんですが(笑)我慢して決勝レースに備えます。

AグループとBグループの上位6名ずつがクラス決勝へ進めます。
その12台の内、上位8人がグランドファイナルへ進むという感じなので、決勝レース前に行われる予選が結構重要になってきます。今回の予選方式はスーパーポール方式となっており、1人ずつタイムアタックを行い、そのタイム順でグリッドが決まるという方式。一番緊張するやつですね(笑)。しかも予選TAでのタイムが遅い順に行われる為、必然的に私が一番最後のアタックとなるようで(汗)余計に緊張します・・

さてその予選ですが、このレイクマジョーレGPコースは何度か練習で走ったんですが、個人練習(オンラインロビー)でOPT52.6秒くらいでして本番1発で52秒台に入れる自信は殆どなかったんですが、案の定53秒台中盤くらいで予選は5位が確定でした。まあそれでもそれほど悪い位置ではないかなと。なんしか緊張感がやばかったです(笑)

そして決勝レース。
スタートはあまりよくなかったんですが、最初の低速の左~右コーナーでの位置取りも良く1つ順位を上げて4番手へ。
その後燃費とタイヤをセーブしつつ前のガノさんを追いかけます。今回のレースは燃費レースではないので必ず中盤以降でピットへ入る形になるんですが、タイヤ交換の有無や燃料をどれだけ余らせるかでタイヤ交換時間(約5秒)と燃料給油量の時間差でピットロスが変わってきますので、レースの戦略の幅が見どころとなるんですが、個人的にタイヤは持つ=タイヤ無交換と勝手に思っていたんで、何の迷いもなく(笑)タイヤ無交換かつ燃料を少しでも余らせてピットロスを極限まで少なくするというストラテジーでした。

ピット前にガノさんをオーバーテイクして3位へ浮上。その後ピットへ入ったら燃料は他の人よりも結構残っていた、そしてタイヤ無交換というのは私以外にそれほどいなかったというのもあり、ピットアウト時には2位にあがっており、トップは目の前という状況。想像しない展開に焦りますが(笑)、淡々と走り続けます。やはりタイヤ交換した勢は速くて後方から抜かれて3位の展開へ。
しかしそのまま順位キープのまま危なげなく?3位でチェッカー。8位までに入れば次へ進める、そしてこのレース結果はグランドファイナルでは影響しないという点から、気持ち的にはかなり楽だったかもしれません。大きなミスをすれば終わりですが、無茶をしなければ何とかなるかなと思ってましたので、まずは一安心。

レース後にVCでインタビューを受け終わった後は速攻でビール一気飲みでした(笑)
しかし出来すぎの内容でした。事前練習の感じでは全くダメだろうと思ってたんですけど、形だけは格好がついたかなと(笑)

そしてその後は40代クラス、30代クラスと準決勝・決勝が行われ、ついにグランドファイナル出場選手が確定となりました。グリッドは今回も予選TAでの総合ランキング順でPP位置からA/Bグループ交互に配置されていくという流れなのですが、流石に最終決戦へ残った方たち。自分のグリッド周りを見ても辛すぎてスタート後に順位を譲ろうか悩んでしまうくらいです(笑)

ちなみに私はBグループ3番手のGucchi1918です。今更ながらSYORI名義で続けておけば良かったのかなと思ったりしてます(笑)

決勝は2月26日(土)の夜から。まだ2週間ありますので頑張って練習しなければ。
こちらが50代クラスのYoutube配信アーカイブです。最初のレースは40分頃から。お楽しみあれ!

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