GT7 親父杯'22~23 その4 50代クラス準決勝・決勝

3月4日(土)、親父杯の50代クラスレースが行われました。
先に結果をお伝えしますと、準決勝は予選TAでの結果からポールポジション、レースは優勝となり決勝進出へ。決勝は10分の予選でポールポジション獲得、決勝も優勝で終わりグランドファイナル進出を決めました。

結果だけ見ると文句無しでどちらのレースもファステスト獲得していた(と思う)ので、まさに完全制覇という感じではありましたが、感覚的にはまだまだやれた部分が多々あったので備忘録的に書き綴っておこうかと思います。


■準決勝
予選は前述通り、シルビアでの予選TAが行われた際のクラス別順位が適用されるため、50代クラストップだった私が自動的にポールスタートとなります。
この準決勝レースは6位までに入れば決勝進出となり、尚且つ決勝は別途10分間の予選を行う形になるため、準決勝の順位に後々の影響がなく、とにかく6位以内に入ればOKという形なので順位云々よりとにかく大きなミスをせず6位以内で完走するというのが全てというレースになります。なので、練習はとにかくミスせず安定したラップを刻むという点に重きを置き走ってました。予選TA大会終了から6日しかなく、人によっては練習時間が厳しい方もおられたと思いますが、私は極力深夜まで走り続けて少しでもマイレージを稼いでました。

準決勝のロードスターはとにかくリアが出まくるので、スライドコントロール?がシビアで気を抜くとすぐ吹っ飛んでしまうような感じなので最初はかなり苦戦していたのですが、ある程度感覚を掴み出すと楽しくなってくるような感じでした。毎日走り続けたおかげかラップタイムもそれなりに高い形で安定して走れるようになり準決勝はそれなりに楽観視していた部分もあったかと思います。

問題は決勝フォーマットなのでそちらの方が不安感で一杯な感じでして(笑)、同時進行で正確の全く違う車を違うコースで1週間以内に煮詰めていかないといけないのは結構大変でしたが、当日までには何とかなるかな?という所までは仕上げたつもりでした。

そして準決勝当日。
コースは新導入されたグランバレー・サウスコース、車はロードスターNR-Aという組み合わせ。
ポールスタートから良い蹴り出しで1コーナーをトップで通過すると2位以下をジリジリ引き離す展開に。2位だった方(sukeさん)は思っていた以上に速い周回で2~3LAP終了くらいまでは逃げ切れるのか?と少し不安になるくらいでしたので、短い期間で良く仕上げられたかと思います。レース展開としてはそのまま少しづつ差を広げていき、大きなミスやペナルティを受ける事なく11周を走り切ってトップチェッカー。オープニングラップ以外は全て25秒台で揃えられたので悪くない感じだったかと思います。

おだち工房さん作のSMOKERSリバリー。画像もおだちさんのツイートから拝借しました(笑)
スーツ・ヘルメットは公私とも親交のある吉本大樹選手仕様。借り物ですが再現度が凄いです・・

■決勝
決勝戦はレース前に10分の予選が行われます。
今回の練習は自分が個人的に苦手な消耗ありレースの克服に向け、ソフトタイヤとハードタイヤの消耗度相や消耗時の走らせ方、燃料をどのようにセーブするか、どのタイミングでピットするか、といった考える要素が多々あり訳が分からなくなっていたので(笑)その辺りを重点的に練習していました。なので予選アタックの部分の走り込みが不足していましたが、47秒台には何度か入っていたので何とかなるだろうという気持ちで挑みました。しかし当日までの模擬練習では宇宙人クラスな方ばかりに揉まれまくりホントにこれでいいのか?と不安になる事も多々ありましたが(笑)、なるようになると思うしかありませんでした。

少し前の予選想定。今は皆さんこれより遥かに速いのでヤバいと思ってました・・

そして予選本番。
ソフトタイヤの消耗的に、自分はアタックラップ1周しかタイムが出ない感じだったので都合3回アタックは出来ましたが最初に出した48秒1台を超える事が出来ませんでした。それでも予選トップで終える事が出来て一安心・・

決勝戦略ですが、予選で4位以下だったらハードスタート、それ以上だったらソフトスタート、かつ6周でピットインし9周をハードで走り切るという形で考えていました。
予選ポールだったので迷いなくソフトスタート、6周終わりでピット交換は皆さんの想定より早いタイミングなので、全員がピットを終えた時に自分がどこの位置に居てるのかドキドキでしたが、とにかくその形で行くしかないと決めます。

スタートは普通に決まって1位のまま1コーナーを通過。2位の方(mirokuさん)が2周目くらいまで付いてきていたので何とか少しギャップを広げたいところ。ピットインまでミスなく走り少しだけギャップを広げられた所でピットイン。残り9周を走り切る燃料プラス僅かに多めに入れてピットアウト。この時点では最終的な順位はわかりませんがmirokuさんは3秒くらい後方だったかな?という感じだったので、全車ピットインで最終的にどうなるかという所でしたが、自分的にもミスなくそこそこのタイムで走り続けていたので、再びトップへ戻ることが出来たようで一安心。その後はミスなく走ってこちらもトップチェッカーを受ける事が出来ました。

個人的には上出来すぎ、想像はしていたしそうなれば良いなと思っていましたが、親父杯参戦3年目にして遂に50代クラスチャンピオンになる事ができました。ほんとに嬉しかった!
もちろん昨年の王者だったBE MY BABYさんの怪我で本調子ではなかったという点もあったかと思いますが、毎晩練習に付き合ってくださった喫煙所(SMOKERS)メンバーの方々のおかげだと思っておりますし、一人で練習したらきっと得られなかったデータも沢山得られたのが大きかったと思っています。改めて感謝です!

これで3月18日に行われるグランドファイナルの参加が決まりました。過去2年はグランドファイナルへ参加はしたけど単に参加していただけみたいなレベルでしたので、今年は少しだけでも注目してもらえるようなレースが出来ればと思っています。目指すところはグランドファイナル決勝へ進出し、決勝予選アタックで少しでも目立つようなタイムを出す事かな?と思ったりしてます(笑)

50代クラスの決勝の模様はこちら。

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