2007年 幸田K-4 第3戦レポート

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今回5/6(日)の決勝を控え、現地に5/4から滞在していました。気合十分と取られかねませんが、前回の1泊2日の強行軍よりは遥かにマシですし、サーキットから15分程の親類宅に泊まるのでリラックスして現地で過ごす事が可能です。嫁子供にも現地でゆっくりしてもらえる方が個人的にも気分はラクですし、その「隙」にレースに出るという事であれば、休みを潰して私だけ楽しむという(笑)最悪の状況にならず、全く負い目を感じる事が無いので、まさに私にとっては最高の状況だったと思います(笑)。

チームイナガキのメンバー員から、5/5(土)はフリー走行枠を取ってあるので、良かったら走りに来て!と言われてましたが、予定が分からなかったので、前日夜か当日朝には電話してどうするか返事します、と話していました。で、当日は潮干狩りが歩いて3分くらいのところで出来るので、嫁子供らと行こうという話になったので、土曜日朝にフリー走行出場は見合わせる旨、電話しようと思っていました。すると向こうから電話が掛かってきました。勿論フリー走行の参加の事だと思い、電話に出て話をしようとすると、開口一番「BAD NEWSです」と・・。



なんと、エントリーが受理されていなく参加できなくなったとの事・・。「ええ??」と思いましたが、今回は幸田サーキットK-4耐久史上最高の24台エントリーということで、エントリー申し込みが遅かったチームイナガキは、口頭上での受理はされていたみたいですが、参加台数の多さから正式には受理されなかったという事のようです。
これはエラい事になったな・・って思いましたが、今回別チームから参加する義弟から気になる話は聞いていました。「エントリーリストを貰ったけどチームイナガキの名前が無かったよ?」っていう話です。後からメンバーの方に電話で聞いたらちゃんと受理はされてます、という事だったので安心していたのですが、その時のことが現実になるとは(笑)。ただその時に義弟に「もしダメだったらウチのチームから走れるようにお願いするよ!」という事を聞いていたので、ダメ元でその旨メールを送ったら、直ぐに色々と手続きしてくれたようで、直ぐに「ワークモータースwithファーストデザイン」チームから参加する事が正式に決まりました(笑)。

 


こちらのチームのマシンは、前回の投稿時に載せた写真のキャロルなのですが、かなり派手なカラーリングが施されていて、見た目はかなりイカしたレースカーに見えます。しかしミッションはATなんですよ(笑)。シフト選択が出来ないデメリットは有りますが、その分コーナリングにもブレーキングにも集中できますし、かえって面白いかも、と思いました。もう一台ワークモータースさんから違うマシンでエントリーされていたクルマがあったのですが、そちらはレース経験の浅い(無い?)女の子が数人乗って走る「ビギナーズフォー」というチームで、こちらもATのトゥディだったのですが、また凄い派手なカラーリングに後ろとサイド側にドデかい初心者マークがカラーリングされている何とも微笑ましい洒落たクルマでした(笑)。
私達のチームの方に話を聞いたのですが、「まずは見た目が重要」と仰られるように(笑)、2台のマシンはカッティングシートと印刷物で綺麗に装飾されていて、参加チーム内でも一際目立つクルマなのですが、チーム員全員におそろいのスーツが支給され、キャップやジャケット、パラソルなど全てに「Team WorkMotors with First D.」と書かれたチームグッズが揃っており、なんとインカムまで用意されていて、ドライバー/ピット間の交信全てを無線で行うという、凄まじいまでの用意の良さ(見た目の良さ?(笑))で、圧倒されました。ホンモノのレース屋のような雰囲気でした。今回からチームロゴの入ったコスチュームを着たレースクイーンまで用意され(!)、気分はSuperGTのようでした(笑)。
でも、何が何でも勝つ!という殺伐とした雰囲気は微塵も無く、見た目はプロ級でも楽しくワイワイと参加する、という雰囲気がとても素晴らしいと思いました。私が昔モトクロスを始めた時に、まずは見た目やろ!と、ウェアをスーパークロスライダーのように揃え(笑)、カッコから入った私の感覚に通じるところがあったので(笑)、楽しくやれそうな雰囲気がひしひしと感じられました。

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前置きが大変長くなりましたが(笑)、当日は天気予報で数日前から雨の予報だったので覚悟はしていましたが、朝から土砂降りの雨でした・・。3月の第2戦の時はフリー走行までウェット路面でしたが、予選からは乾き始め、決勝では完全ドライだったので、今回はコースコンディションとしては最悪だったと思います。このクルマは勿論乗ったこともないので、フリー走行でATで走るための感覚を掴もうと気合を入れていましたが、その時にアクシデントが発生しました。ウェット路面に足をすくわれて、スピンしたところに後続車が追突。左フロントに突っ込まれた影響で、タイヤが鬼キャンになってピットに戻ってきました(笑)。
急遽別チームで参加できたのに、やはり今回は出場してはいけない運命だったのだと思いました(笑)。マシンを見た感じでもうダメだなと思いましたが(笑)、メカニックの方が急遽修正して、予選前までに何とか走れるくらいまでに修復されました。ホント凄いなと感心しきりでした・・。

いよいよ予選です。直ったとはいってもあくまで応急処置です。左フロントは明らかに右よりもキャンバーが付いた状態でしたし、実際走らせてみないと何ともいえません。最初に私がチェックを兼ねて走行という事になりました。走り出してみると、ステアリングもちゃんとセンターが出ていましたし、ストレートでもステアリングがブレる事もなく、特に問題は無いように思えました。そうなればお楽しみのアタックの時間です(笑)。初めてのクルマにAT、土砂降りの雨といった条件の中で、慎重に走らせて1分4秒台が出たところでドライバー交代。とはいっても、ブレーキングでリアが急激にスライドするコーナーが2箇所ほど有り、そこで2回ほどスピンしてしまいましたが・・。結局このタイムがベストタイムとなり、予選は24台中16番手でした。予選は雨のため時間を延長して行われ、時間が結構余っていました。3~4秒台がかなり多く、現在のタイムよりもっといけると思ってましたので、もう一発走らせたかったのですが、新参者がそんなことを言える立場にもなく(笑)。

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決勝も雨が激しく振る中スタート。今回は24台と物凄い台数の為、コースの中は常にクルマが渋滞しているような感じを受けました。しかし大きなトラブルもなくレースは進行していきました。私の乗る番は3順目でした。いよいよ乗る番が近づいてきたので、イヤホンを付けてヘルメットを被りマシンがピットインするのを待ちます。そしてクルマが入ってきたらシートにすわり、左右からシートベルトの装着と無線機へジャックを挿してくれる方が手際よく準備してくれ、シート位置をあわせたらいよいよスタートです。
タイヤも程よく温まっていたのもありまして、タイムはどんどん向上していきます。無線でベストラップを更新すると、ちゃんと報告してくれますし、かなり気分が高まります(笑)。燃費は元々良い車だと聞いていましたので、ガンガンいきました。タイムはこの時点で1分2秒8台に入り、この時点で10番手前後のファステストタイムだったと思います。しかしウェットだとブレーキングも慎重になりますが、怖かったのは2箇所リアが思い切りスライドするコーナーでした。ブレーキを残しながらコーナーに入る走り方が悪いのかもしれませんが、ブレーキの踏む力が強いと、いきなりリアが急激にスライドし始めます。結局この時も2回ほどスピンしてしまいました;;。
下の写真は、前回投稿でリンクを貼っておいた「気分次第の写真家」というブログを開設されている幸田サーキット専属カメラマンのとらちゃんさんの写真です。レース当日にお会いして、カメラに向かってピースサイン送ります!と言っていたのですが(笑)、スピンした1コーナー先におられたので手を上げる余裕すらなく、恥ずかしい事にスピンしていた証拠をバッチリ収められていました(苦笑)。左の写真は、明らかに進入でリアがスライドしています。既にカウンターを当てています。右の写真はクルっと回ってしまった後の写真です;;。背景が同じなので同じアングルから撮った連続写真である事が分かります;;。

 


さてレースのほうですが、順位的には13~15番手辺りを行ったり来たりとした感じでした。そして2回目のスティントがやってきました。燃料的にはまだまだいけそうな雰囲気でしたし、チームの方からは2秒台の壁を破れといわれましたので(笑)、かなり燃えてました(笑)。しかしこのスティントでは、結局2秒7台に入ったのみで、大幅にタイムを伸ばす事が出来ませんでした。この時は2箇所あった危険なコーナーの走らせ方も大分理解できてきたので、上手くいったときはFR車の如くリアを滑らせながら向きを変えて立ち上がっていったりと、かなり楽しめました(笑)。雨なのでやはりフロントが逃げていく感じはありましたが、進入時のブレーキコントロールだけで上手くグリップを回復させれるような感じで、コーナリング速度に関しては上位車にヒケを取らないと感じましたし、実際上位車に譲ったあと、後ろを付いていきましたが、ストレートでは離されるものの、コーナーでは確実についていけましたので、自信になりました(笑)。

これで最終乗車だと思って降りましたが、最後のスティントでもう一度順番が回ってきました。この時は10分ほどのショートスティントでしたが、最後のアタックが出来そうだということで、燃料と相談しながら少しだけアタックOKとの許可を貰いました(笑)。もう私のアタッカー魂がチームイナガキだけでなく、チームワークモータースの皆さんにも理解してもらえたような感じで、耐久レースなのに良いのだろうか・・と複雑な気持ちです(笑)。
その時に「ビデオで撮る?」と聞かれ、持ってきたビデオカメラを後部側に据付されている三脚に取り付けしてもらい、撮る事にしました。マシンがピットに戻ってきた時に、リアハッチを開けてビデオカメラを設置しカメラ角度とかを調整してもらいましたので、かなりのタイムロスだったと思いますが、快くカメラ設置をしていただき大変感謝しております。この車載映像は動画公開してますので、記事最後のリンクからお楽しみ下さい(笑)。

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さあ最後のスティントです。時間的には10分ほどのショートスティントでしたので、ラップ的には8~9周ほどになるかと思います。走り始めてすぐ燃料計を見ましたが、Eのところと水平かコーナーによってはそこを少し上回るような感じでした。私のあとも恐らく10分ちょいくらいのショートスティントでチェッカーでしたので、これは問題ないと思って、常時全開モードに入りました(笑)。2秒中盤くらいのタイムが出て良い感じだったのですが、途中でスライドしたりヒヤっとした場面もありましたが、上位チームに道を譲ってペースが落ちた周以外はそれなりに良いペースで周回できました。 そして無線で「あと1周で入ってください」と指示がありました。これはこの周で入るのか、次の周で入るのかどちらなんだろう?と思いましたが、その周は結構良い感じで走れていて、これはタイムが出る!と直感してました。なので、自己解釈で次の周で入る事にし(笑)、フィニッシュラインを通過した時に1分2秒273が出ました。すぐさま「次でピットに入ってください」と指示が出ましたので、ちゃんとピットに向かいました(笑)。それで私のドライブは終了しました。

この後、残り10分くらいが凄かったです。優勝常連の小山輪業KR-IIトゥディと第2戦優勝チームのパルクフェルメRRトゥディの1位2位が、4時間を過ぎた時点でテールトゥノーズの戦いを同一ラップで行っていました。これは私もかなり燃えましたよ。周回遅れにロスしながらもミスすれば負けといった緊迫のラップがずっと続いていました。結局このバトルを制したのは小山輪業KR-IIトゥディでしたが、ファステストラップはラスト2周(249周目)で出したパルクフェルメRRトゥディの59秒029でした。恐らく数十LAP程は続いたであろう最高のバトルを見せてもらえて参加者もギャラリーの方も大満足でした。この2台がチェッカーを受けてピットに戻ってきたときは、大拍手で迎えられていました。いや、ホントに素晴らしかったです。カッコ良すぎです(笑)。

さて私たちのチームですが、総合15位完走ということでチェッカーを無事受ける事が出来ました。しかし、下のトロフィーの写真に疑問を感じる事かと思います(笑)。そうなんです。総合順位とは別にクラス別順位というのがあるんです。私たちはATクラスでの出場でしたので、なんとクラス優勝というオマケが付いてきました(!)。表彰式の時にちゃんと呼ばれて、表彰を受けトロフィーを貰って記念撮影まで行って、気分は少しだけ勝者でした(笑)。レースでトロフィーを貰ったのは、若かりし頃に2人ペアで出場したエンデューロ耐久レース(2輪)で3位入賞した時以来です。かなり嬉しかったです(笑)。

※追記(5/8)
当チームのもう一台「ビギナーズフォートゥディ」チームは、ベストデザイン賞を受賞しまして、こちらも私達同様に表彰を受けました。2台で賞を総ナメしたという形です(笑)。

 


ちなみに、幸田サーキット公式サイトの決勝リザルトで「ATクラスって3台だけでは?」って気が付いたらダメです(笑)。3台のうち2台はウチのチームで初心者チームだということは気のせいです(笑)。もう1台はスタート早々にハブが割れて、代替部品をサーキットから10km以上も離れた場所に取りに行って修復された(という話です)なんて事も内緒です(笑)。

最後になりましたが、走る機会を与えて頂いたワークモータース関係者の方々、どうもありがとうございました。お陰で気合発散出来ずに京都に帰る、という事にならずに済みました(笑)。今回記念という事で、レース時に着用したツナギやキャップなどなど一杯頂けて大変嬉しかったです。そしてチームイナガキの方々も、わざわざサーキットまで足を運んでいただき、応援してもらえて嬉しかったです。
第4戦は8/12となりますが、幸いな事に恐らく盆休み初日がレース日になりそうなカレンダーですので、レース終了後にビールも飲まず急いで京都に帰る事が無くなりそうな事だけでも嬉しいです(笑)。既に気合十分です(笑)。

それまではグランツーリスモHDでまたまた頑張ります(笑)。

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オマケ映像

最終スティント動画(12分07秒)



私の独り言がたまに聞こえますが、無線を通して話しているので一人で喋っているのではありません(笑)。ベストラップを記録したラップも含まれていますし、スピン寸前のヤバいシーンや、カウンターを当てているシーンなど、結構面白いです。あとハンドルさばきは素人丸出しかもしれません;;。


Thanks to
幸田サーキットYRP桐山 http://www.yrp-net.com/
気分次第の写真家 http://blog.so-net.ne.jp/toys_shot_factory/
ファーストデザイン有限会社 http://www.firstdesign.jp/