2008年 F1 第2戦 マレーシアGP

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GT5P specIIの事ですっかり書くのを忘れていたF1マレーシアGP(笑)。今更ですがとりあえず書いておきます。開幕戦ではフェラーリの低調が伝えられましたが、やはり次戦で盛り返してきましたね。元々マシンの戦闘力は十分な訳で、開幕戦の不調で地元メディアが叩きまくったのも影響してか(笑)、相当な決意で迎えたはずです。予選はワンツーを飾り決勝はマッサが自滅(マシンチェックでは問題無かったよう)しましたが、ライコネンが優勝で存在感を示しました。対照的に開幕戦で光っていたウィリアムズはセパンで良い所が全くありませんでしたね。特性が合うコースでは速いけど、合わないコースでは速さが出せないという難しいマシンのような感じを受けました。
マクラーレンは予選でのペナルティの影響やピットストップでのミスもあり、ハミルトンは低調な結果に終わりましたが、コバライネンがマクラーレンで初の表彰台。予選・決勝ともハミルトンより上にいけたことで、チームとしても去年の二の舞は繰り返さないでしょうが、良い相乗効果が生まれそうな雰囲気です。



日本勢では、中嶋一貴が最下位完走。ペナルティから最後尾スタートでしたがパンクの影響で作戦変更が裏目に出てかなり苦戦でした。SAF1勢は2台とも完走で、かなりのデータを集められたのではないでしょうか。厳しい戦いが続くでしょうが、今後に期待です。
注目はホンダ勢でしょうか。決勝こそ10番手フィニッシュだったバトンですが、ファステストでは4番手を記録。マッサやコバライネンより速いペースでしたので、今年のマシンは正常進化していると思えます。来年以降の活躍が予想されますが、意外と早い段階でロス効果が出てきているのかもしれませんね。

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マレーシアGPでの話はこれくらいで訃報を一つ。
80年代後半から90年代前半のF1を支えたFISA元会長のジャン・マリー・バレストル氏が死去したようです。享年86歳。当時のF1を知る方なら馴染みの深い名前だと思いますが、1989年鈴鹿での問題に大きく絡んで、日本では(というよりセナファン)悪役というイメージが大きい人物だと思いますが、クラッシュテスト導入など安全性の問題に深く関わった人物としての功績は大きいかと思います。90年ブラジルではボディガードに囲まれてインテルラゴスに黒尽くめの服装で登場し、ブーイングする観客に手を振って応えるバレストル氏の印象が凄く残っています。それにしても86歳だったとは、時代の流れを感じさせずにはいられないですね・・。

それに引き換えモズレーのスキャンダルには失笑してしまいますね・・。まあ個人的趣味はどうでもいいですが(笑)、それが公になってしまうのは恥ずかしいを通り越して悲惨です。モズレーの名前なんてF1を深く知る人しか馴染みがないですが、今回は昼間のワイドショーでも写真付きで取り上げる始末。うちの嫁ですら、「モズレーって最悪なオッサンやな」って言ってましたし(笑)。ファシスト指導者であったオズワルド・モズレーを父にもち(あのヒットラーと友人だったとか)、それ故か、独裁者のような行動は不快感をあらわにする関係者も多いのですが、これを機会にF1をもっと良い方向に導ける新たな指導者が現れる事を切に願いたいところです。どうも彼が考えるレギュレーションというのは、安全性という名目を引き換えにして本来のモータースポーツ競技の面白さがスポイルされてしまうといった、間違った方向に向かっているように思えてなりません。