東北地方太平洋沖地震について

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3月11日に起こった地震、本当に胸が痛みます。この週末も殆ど何もする気が起きず、ただひたすらにテレビを見ては情報を注視していただけでした。余りにも衝撃的な映像が流れてくると同時に、原発の大変な状況に他の事をする余裕すらありませんでした。
地震の被害ももしかしたら千人以上とかになるかも・・と発生直後は考えていましたが、そんな予想を遥かに超えるようなとんでもない状況になりつつあります。宮城県内だけでも一万人以上は確実という報道を聞いて、たまらない気持ちになります。阪神大震災を間接的にでも経験した私にとって、あの状況は本当に凄まじかったのですが、最早それすらを遥かに超える被害となりそうです。地震被害も未曾有の状況になっていますが、原発も想定外の危機的状況を迎えています。今、命がけで頑張っている作業員の方々の想い、そして送りだした家族の事を考えると胸が張り裂けそうになります。

私の義弟家族は現在岩手県盛岡在住で、義弟は地震当時に大船渡市に仕事で行ってたそうです。その時に地震が発生し、その後直ぐに津波が襲ってきたそうです。同僚の方は呆然として足がすくんで動けなかったらしく、義弟が手を引っ張り高台に逃げ込んだそうです。真後ろまで津波が襲ってきてたそうですが間一髪で逃げ切ったのですが、あと少しタイミングが遅ければ完全に飲み込まれていただろうと聞きました。そこから盛岡市まで5~60kmの道のりを丸一日歩いて帰ったそうです・・。
こういう話を聞くと、亡くなられた方と生き延びた方の境界線は殆ど紙一重だったんだろうなと思えます。そして生きてる方はきっと何故自分は生かされたのかを考えるのではないでしょうか。もし私が当事者ならきっとそう考えてしまうと思います。

こんな時、自分は一体何が出来るのだろうと考えてしまいます。しかし殆ど何も出来ない自分が苛立たしくなります。勿論、今自分が出来る事はやらせてもらいました。でもそんな事は雀の涙のカケラにもならないでしょう。現在、色んな方面で色んな形で支援を考え、行動に移そうという動きが見られます。大変素晴らしい事ではありますが、それと同時にデマ情報やデマメール、デマツイートも大変多いです。また、少し調べたらそれは間違ってるという事もさぞ正論のようにまかり通っている話も多いです。一例を挙げると節電の話です。60Hz帯に住んでる西日本在住の方は、現時点では必要以上の節電の意味はありません(関西電力HPを見ればわかります)。しかし現時点では「全国民が節電しなければいけない」と誤解された方が大変多いです。しかもローソンでは「全店舗」で看板等を消すなどの対策を実施するという事です。東日本でそれをやるなら分かりますが、西日本でもそれをやってしまうと余計に混乱するだけではないのか?と思ってしまうのですが・・。節電を示す行為としては素晴らしいと思いますけど、それを見る一般の方の誤解の方が気になるんですよね。
どんどん流れてくる情報を単に鵜呑みにせず、自分自身でしっかりと情報の正確性を掴む事が今は一番必要で重要な事じゃないかと思っています。募金も詐欺が横行してるらしいですが、本当に人間のクズのような行為はやめてもらいたい。そんな金を得て満足が得られるのだろうか。本当に情けない思いで一杯になります。

今はなかなか楽しい事をしようという気持ちにはなりませんが、だからといって何もかも我慢する事は不要かと思います。今こんな状況だからこそ、普段通りの生活をきちんと行いしっかり経済を動かしてあげないと、本当に日本はとんでもない状況になってしまうかもしれません。しっかり情報を掴み、その都度状況が変わるであろう「しなければいけない事」をしっかりやる事が、普通通りに暮らしている私達に出来る唯一の事じゃないでしょうか。

亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りいたします。無事生き延びた方々にはとても辛く苦しい日々が続くでしょうが、今は暗闇であっても何時か必ず夜は明けます。希望を捨てずに頑張って頂きたいと切に願います。