GTアカデミー2015終了

日本初開催となるGTアカデミー2015が本日16時をもって終了しました。

Rd.1からRd.4までとなる全4回のイベントで、ジャパンファイナルへ進むための最終選考(16位以内)となるRd.4以外は殆ど走らず(Rd.3はスパだったので少し走りましたが)、Rd.4は気合入れて参加してやると当初から意気込んでました(笑)。
もちろん「プロレーサーになる」という野望を目論んでいた訳ではなく(苦笑)、とんでもなく長いブランクがあったものの、GT4そして5Pという私がメインで走っていた時代から、今のGT6でどれだけ年老いた(笑)自分の力が通用するのか?という部分において、確認というか知りたかったというのがあります。
結果は3'26.064で世界ランクで159位、日本ランクで30位という結果でした。

今回はNISSAN GT-R LM NISMOというFFのLMP1車という非常に難易度の高い車だったので、最初走り始めた時は走らせ方もわからないし、1つのコーナーを抜けただけであっという間にフレンドさんゴーストラインに離されていくしで、30秒を切るとか絶対無理と思ったもんです(笑)

車の特性的に、とにかく向きを変えるまでアクセルをワイドに踏むのがNG、ハイパワーFF車ゆえのホイールスピンを極力抑えるという走りがタイムを向上させるという部分を理解しだしてからは、コツコツとタイムを削っていくことが出来ましたが、しかし上位勢のタイムはとんでもないというか、何をどうやったらこんなタイムが出るのか意味不明でした(笑)

自分の中では25秒台中盤から後半は出るかなという部分でしたが、そこに辿り着く前にタイムアップ。というか自分自身の気力が限界だったというのもあります(苦笑)。

でも以前TAをひたすらやってた時にあった感覚で「ある限界点に到達したら、次はそこが限界点じゃなくて通常点になる。そしてまた新しい限界点が見えてくる。再びそこに辿り着いたら再び新しい限界点が見えてくる。」というのがあって、これは今回も終盤というかほぼ最終日ですが(笑)、その感覚が出てきましたねー。
なので、もう少し頑張ってれば、もうちょいタイムを伸ばせたかもしれませんが、それでも24秒台は現時点でも想像すら出来なかったですね・・・。

自分の中で一番苦戦したのが、ダンロップシケインですね・・。
ここの走らせ方そのものは理解出来ていたのですが、それを実行するのが本当に難しかったです。ここでフレンドさんのラインがあっという間に消えていく事が数知れず。そこで速攻やり直ししてたのが後々マイナスになったような気がします・・。結局最後までフレンドさんラインと同等レベルで走れた事はかなり少なかったですね。そういうときに限ってミュルサンヌストレートのシケインでミスって終わりとか(笑)

そのミュルサンヌの1個目のシケインはまだマシでしたが、2個目になると何で?って位に全然うまく走れず、そこで一気に引き離されるという。たまに引き離されない時がありましたが原因がわからない(笑)。そんなことが多かったです。最終的にはアクセルを開けるポイントも大事ですが、ホイールスピンしているかどうか、って部分がかなり重要だったことに気付きますが、手遅れでしたね(笑)

後はポルシェカーブ後の左高速コーナー。ここがヤバかったです。手前のライン組み立てから通過速度も決まりますし、ヘタすればコースアウトでタイム無効。慎重に走ると速度が落ちすぎてダメ。特に終盤なので自分のゴーストより前だとプレッシャーに何回潰されたことか(笑)。最後までここの最適解はイマイチよくわからなかったですね・・。

もちろんその後のフォードシケイン。ここも最悪でした(笑)。攻めればパイロンに当たってアウトの確立は高まりますし、かといって慎重に走るとゴーストが一気に迫ってきます。最終立ち上がってフィニッシュライン前に抜かれた時も何回もありましたが、その都度ハンコン窓から捨てたろかという衝動にかられました(笑)

トップクラスのタイムと自分のタイムをデータロガーで比較もしましたが(昔を知っているだけに、こういう機能はありがたい反面、参考にされる側になると辛いですね)、突出して遅いポイントがそれほど無く無く、かといって飛びぬけて速いポイントは全く無く、という(笑)。要するに全てのコーナー(もしくは立ち上がり)でちょっとずつ離されていき、最終的に2秒近いマージンが作られてしまったという感じです。

言い換えれば、全ての区間でちょっとずつ速いレベルで1周を組み立てられる訳ですから、それを口で言うのはたやすいですけど、実際やろうとすると本当に難しい事だと思います。そのあたりを実現させている上位勢はホント凄いなと思います。私は昔から1周が長ければ長いほどトータルに組み立てるのが苦手でしたし。
自分の腕が鈍ったのか、全体のレベルが上がったのかは分かりませんが、多分どっちもでしょうね(笑)

まあでも、自分の中では「よくがんばった」という感じなので、満足感はありますね。夜遅くまで睡眠時間を少しだけ(今は少しだけですw)削って走ってると、なんだか懐かしい気持ちになりました。

ただこれまでと違うのは、翌日の疲労感がかなり大きいということでしょうか(笑)。やはり歳相応の無茶じゃないとキツいですね(苦笑)。

いずれにせよ、来月のジャパンファイナルは存じてる方も数名出られますし、頑張ってきて欲しいなと思います。
GTアカデミー日本初開催の今年の結果は、私も注目しておりますので、結末がどうなるか今からとても楽しみです!





GTアカデミー2015終了” に対して2件のコメントがあります。

  1. torafugujp より:

    どうもです~。
    SYORIさん走られてたんですね!
    しかも30位とかwスゲェwさすが生きるlegendですね(笑)
    アカデミーの情報だけは耳にしていたのですが、参加するほどのモチベーションは生まれず。。。
    そもそもGT6持っていないw肝心のPS3も、嫁の安室ちゃんブルーレイ再生専用機と化してますしw
    自分の生活スタイルの変化もありますが、何か盛り上がりに欠けると言うか、実際盛り上がったんですかね?
    折角の機会だったのですから、日本のモータースポーツの為にも、GT6の拡販の為にも、
    もっと大々的なPR活動をして、私みたいな少しは興味のある人間が、「よし!やったろうやんけ!」
    ってなるような仕掛けが欲しかったなぁ~な~んてねw
    Elderさんとかも、本気の感じには見えない結果ですし。。。
    彼みたいな、才能ある若い方々が、本当の意味で夢を抱けるような大会になるといいですね!
    他にも、お名前を存じ上げる方々がファイナルに出場されるようですし、
    もしかしたらSYORIさんも?って感じみたいですので、
    4年前は観られる方でしたが、今回は観る方になりそうですので、7月12日を楽しみにしていますw
    では股~。

  2. SYORI より:

    とらさん、こちらではご無沙汰しております!
    いえいえ、全然凄くなんか無いですよ。トップから2秒チギられてたんですから(笑)
    私も実質5~6年ぶりにマトモに走ったので、勘を取り戻すのが大変でした・・。
    結局最後まで満足したアタックは出来なかったのですが、参加に関しては日本開催を望んでいた立場的にやってやろうとテンションは高かったですよ(笑)
    まあ実際盛り上がったのかどうかは分からないですが、日産とか結構大々的にPRしてたので、興味持ってる人は多かったのかもしれないですね。
    ちなみに補欠出場打診(上位勢が不参加等あれば繰り上げという意味で)が日産からあったので、ひょっとすると出場する事になる可能性が0ではないみたいな感じです(笑)

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