CRF250L MD47 TPMS空気圧センサー 取付

久々に便利なものを購入・取り付けしました。ALUNAR M3 タイヤ空気圧温度モニターという商品でいわゆるTPMSという空気圧監視センサーと呼ばれるものですね。

今まで高級4輪車に純正装備されている事は知識として知ってはいましたが、バイク用として社外品で販売している・しかも数千円で買えるというのは正直知りませんでしたし、滅多に乗らないバイクだけに空気圧状態をエンジン始動時にリアルタイムで確認できるというのはこの上なく便利です。今までだったら毎回ガソリンスタンドへ行って確認してもらうか、自分でチェック・補充などをしていましたが、実際のところチェックしたら「これなら大丈夫かな」という事も多く、それまでの時間が無駄だなと思ったりもしていました(確認する事は大事な事なので念のため)。それをしなくて良くなるのは大きなメリットですし、走行中のスローパンクチャーも目視できるのも大きいです。

早速届いたものを取り付けします。

取り付けるといってもセンサーを前後タイヤに装着し、本体をUSBで接続するだけです。センサーには既に電池が組み込み済みなので何もしなくてOKでした。本体自体もUSB給電というよりは本体にバッテリーが内蔵されていて、USBで充電して使うみたいな感じです。なのでUSBケーブルを厳密には繋ぎっぱなしにする必要はありません。

本体固定方法。付属のブラケットがデカくてイマイチでしたのでカメラネジタイプの22.2mmハンドルマウントブラケットを入手して固定しました。裏面にUSBケーブルを繋ぐのですが何故かここがマグネットタイプになっています。物理的に差し込むタイプのものではないので横から強めに押したりすると外れてしまいそうです。この辺りがイマイチな点ですね・・

前から見た感じはコンパクト形状で悪くないです。

タイヤへのセンサー取り付けですが、純正バルブゴムを外して付け替えるだけなのですが、センサー脱落防止・緩み止めの為に付属のワッシャーネジのようなものでセンサーを固定する方式です。センサー部分は純正バルブゴムみたいな単なるキャップではなく、センサーそのもので空気を止めている構造となりますので、緩み止めが無いと少し緩んだ状態で空気がダーダーと漏れてしまう可能性があります。そのためのネジだと思われますが、外す際はその工具が必要なので(付属しています)、バイクに乗る時に常時持ち歩いていた方が良いかと思われます。それが無いと空気を入れるためにセンサーを外す事が出来ませんので・・

ちなみにCRFはバルブ位置がホイールセンターなので特に気にする事なく取り付けていますが、左右どちらかにオフセットするなどの場合、スイングアームやフロントフォーク、キャリパー等々に干渉しないか注意する必要があると思います。

装着して電源を入れ、センサーを認識したところ。

始めは何も表示しませんでしたが、前後センサーを認識すると写真のように前後の空気圧とタイヤ温度が表示されます。設定でBARかPSIの変更、摂氏華氏の変更が出来るので、BARと摂氏にしておけばOKでしょう。kPa(キロパスカル)が国内単位となっていますが、BARと同じなので分かりやすいです。

空気圧センサーは沢山あるのですが、0.01単位まで表示されるものが殆どなく、それがこの商品をチョイスした大きな理由です。バイクは0.01単位での指定も多いですからね。時計はどうせ狂うので要らなかったのですが(笑)

実際走行してみましたが、タイヤは走行すると内圧が上がってくるんですけどそれがリアルタイムで見れるのは素晴らしいですね。実際空気圧に関してはCRF250Lはフロント1.50 kPa、リア1.75 kPa(1名乗車時)なのですが、購入時に少し高めに入れておいたので、表示そのものはある程度正確と思われます。夏場に200km走った際はリアが最大で2.05くらいまで上がりましたので、空気圧をチェックするときはタイヤが冷えた時にというのが良くわかる感じでした。温度も45度くらいまで上がったように記憶しています。

まああまり厳密にひたすら凝視している訳ではありませんし(笑)、空気圧が異常に下がったら警告表示も出るので、何か起こった時にすぐわかるというのは大変心強いと思います。

あと、こちらに付属していた取説はオール英語表記だったんですが、ボタン2個しかないので設定などかなりややこしいです。説明書は全て翻訳して日本語に作り直したので、もし欲しい方がおられましたらこちらからDLして見て頂ければと思いますが、警告用の設定が始め全然わかりませんでして、要は「指定した空気圧以下になったら警告」という風に思っていたんですが、基準空気圧値をまず設定し、それに対して決まった上限値(上は125%以上、下は75%以下)になると警告が表示されるという仕組みのようです。

例えばフロントタイヤを1.50BAR設定にしたとすれば、1.88BAR以上になれば警告、1.13BAR以下になったら警告という感じです。オンロードならあまり気にしない部分かと思いますが、私のようにオンロードツーリングや林道も走る場合、林道で空気圧を下げるというのは良くあるシチュエーションですので、その時は基準値を設定しなおすかしないといけないかなと思います。上はともかく下限は実数値で設定させてほしいところです・・

まあ色々ありますが、この価格で目視できるセンサーが手に入るのは満足以外の何物でもないです。

毎日乗る方は勿論、たまにしか乗らない方もあれば絶対便利かと思います!

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