伝統のモナコ - 2009年 F1 第6戦 モナコGP

いよいよブラウンGPのダブルチャンピオンが現実的になってきましたねー。ヨーロッパラウンドが始まれば開幕時のような強さは周りの追い上げによって混戦もしくは強豪チームに追い抜かれると予想していた私ですが、こうも予想が裏切られるとは思いもしなかったですね・・。
マシンのベンチマーク的なコースであるバルセロナでの勝利、そして今回のモナコと全く正反対といえる特性のコースで勝ててしまうのですから、もう現状として苦手なコースが一切無いということですからね・・。唯一不確定要素といえば、レッドブル勢でしょうか。今回モナコでは殆ど効果が分かりませんでしたが、遂に2層式ディフューザーを持ち込んできました。本来の戦闘力に正常進化させているとすれば、次戦トルコGPではもしかしたらブラウン勢を追い詰めるかもしれません。その辺りの状況次第ではまだどうなるか分かりませんけど、トルコGPでもブラウン勢が1-2で勝つようなことがあれば、チャンピオンシップは夏頃に決定と言う形になってしまうでしょうね。つくづくこれがホンダだったら・・・と思うのですが(笑)、メルセデスエンジンのパフォーマンスも相当影響していると思いますので、単純にホンダだけの力ではここまでの結果は残せなかったでしょうが。

それにしてもチェッカー後、マシン停車位置を間違えて、慌ててメインストレートを「自分の足で」走るバトンを見て、タフだなーと思うと同時に、まさにこれがホントのウイニングランだなぁと(笑)。方々から歓声を受けて気持ちいいだろうなーと思ってしまいました。

■ブラウンGPの強さ
マシンがこれだけ素晴らしいパッケージであることは勿論ですが、やはりバトンのドライビングスタイルとのマッチングが完璧と言えるんでしょうね。バリチェロの速いが一貫性の無いラップタイムと、どんなタイヤでも常に安定してラップを刻めるバトンとの差が決勝結果にも現れているんだと思います。
元々タイヤに優しいドライビングをするバトンですが、今年のタイヤレギュレーションで片方のコンパウンドがコースに合わずにすぐタレてくるといったケースが多い中、バトンのスムーズなドライビングはもの凄いメリットになっているんだと思います。

マシン自体も今年はレギュレーション変更やKERS、そして特にスリックタイヤの影響でフロントグリップが勝り、かなりのオーバーステア傾向にあるマシン特性ですが、ブラウンGPのマシンだけは元からかなりのアンダーステア傾向のマシンだそうです。なのでバラストによる重量配分のセッティングも幅が広がり、そしてバトンにも好みのマシン挙動と言う事も今期の強さにつながっているんだと思います。

■フェラーリ復活?
いよいよ上位にやってきましたね。次戦トルコでどれくらいの戦闘力かがはっきり分かるかと思いますが、ここまでマシンを持ってくる辺り、やはりビッグチームのパワーはものすごいものがありますね・・。3-4フィニッシュの今レースですが、来期参戦の件で大揺れに揺れているF1界ですので、早いこと収束に向かって欲しいところです。ただ来期アロンソが移籍か?というニュースもありますし、まあ結局は妥協点が見つかる=来期参戦というシナリオになるんだとは思いますが(笑)。

■その他
適当にまとめますが(笑)、まずは日本勢。トヨタはモナコに全くあっていなかったみたいですね・・。予選もまさかの最後方グリッドと予想を遥かに下回る低迷振り。決勝もアグレッシブな戦略でグロックが10位に入るのがやっとといった感じでした。次戦トルコでは何時もどおりのパフォーマンスを発揮してくると思いますが、初優勝を飾るためにはそろそろ正念場だと思います。周りのチームがかなり伸びてきていますので、次戦は今シーズンの優勝を現実的にするためにもかなり重要なレースになるんじゃないかと思います。トルコで上位を狙えなければ(例えばフェラーリ・レッドブルにかなり遅れをとるなど)厳しいと言わざるを得ないでしょう。今期限りで撤退か?という話もまた再燃してきていますし、何とか一発見せてもらいたいものです。

一貴はほんと負のスパイラルといった感じで、全くツキがありませんね。マシンは悪くないのに状況が悪すぎと言った感じで・・。モナコも決勝は悪い風悪い風に流れていきましたしね。Q3進出したのがせめてもの救いと言った感じです・・。
ただ来期ウィリアムズのシートはある意味確定?という噂もありますので、少しは安心してもいいのかもしれませんが、昨年が良いシーズンだっただけに今シーズンは昨年以上のここ一発のインパクトのあるレースを1~2みせて欲しいなと思いますねー。現状ではピケJr的な見方をチーム側からされるかもしれませんし。特にフランク・ウィリアムズやパトリック・ヘッドは現状に絶対納得しているとは思えませんからね(笑)。頑張ってもらいたいです。

伝統のモナコ - 2009年 F1 第6戦 モナコGP” に対して10件のコメントがあります。

  1. りょ より:

    バトンってデビュー当時は大絶賛されてましたよね。
    そこからいろいろあって低迷して…
    …日本のF1ファンから嫌われたりして(笑
    気に食わないヤツですが、さすがにスゴさは認めざるを得ないです。
    ところで、ブラウンGPはKERSを搭載できるようになったとのことですが、
    個人的にはリスクを背負って載っけてもらって、どうなるか見てみたいです(笑

  2. Rest0g より:

    ども。
    ブラウンがここまで速さを保っているのは、ちょっと予想外です。まぁバトンはそこまで好きじゃないんですが(やっぱり04年辺りが・・・)、タイヤの使い方とか評価すべきなんですね。
    でも、そろそろバリチェロに勝ってもらいたいです。ミハエルだけ勝つフェラーリもあまり好きではありませんでしたし・・・。
    そのフェラーリですけど、驚きましたね。KERSをモナコでも使うのを知った時
    「え?やけくそか?(笑)」なんて思っちゃいましたけど、速かったですね(..;)、予選のタイムを3回位疑いました(笑)。
    最後に一貴ですが、・・・なんとかなるんですかね?予選は良かったです。でもファイナルラップにドーン・・・、残念というかなんというか。
    清原さん来てんのに。とりあえずニコとの差を縮めてくれるのを願っております。
    何気に明日も定期テストだったりします(^.^)v
    (いやいや、笑ってられないよ・・・)

  3. SYORI より:

    りょさんどうもです。バトンのデビューは最年少ドライバーでしたからねー。しかも天才現るみたいな感じでしたが、ベネトンに行ってから酷い目にあって、BARで2年だけ息を吹き返して、HONDAで酷い目にあって(笑)といった感じで苦労人ではありますよね。やはり私含め皆さん言うように2004~2005年のヤツの言動を見ると(笑)、日本人としてどうも好きにはなれないのですが、まあこの辺りはイギリス人特有の言動なんでしょうね。それにしても、この安定感と速さを兼ね揃えた走りは既に王者の風格が漂ってる感さえありますね・・。
    KERSはメルセデスが搭載OKを出しているみたいですが、ブラウン的には決定的なメリットを見出さない限りは搭載しないでしょうねー。ほぼ全チームが搭載するとなったら搭載してくるでしょうが、今シーズンに限ってはほぼ無さそうですし。ブラウンにKERSを乗せるとリアヘビーとなってマシンバランスがバトンの好みとは違う方向に行きそうですよね。なので搭載は無いでしょう(笑)。

  4. SYORI より:

    Rest0gさんどうもです。やっぱりヨーロッパラウンドに入って失速(周りが伸びてくるという意味で)すると思ってましたが、ホント予想外の展開となってますね。唯一の懸念は資金面ですが、ヴァージンと決裂しそうな雰囲気にも問題なさそうですし、やっぱりホンダからの1億ポンドが生きてるのかなーと思いますよね。いっそのことホンダがメインスポンサーになればいいのに(笑)。
    バトンは今シーズンに完全に再評価されたドライバーでしょうね。これだけ安定感のある走りをして勝ちまくっている状態ですし将来は明るいでしょう。逆にバリチェロは評価を下げてるんじゃないかなと思いますよね。予選も決勝もバトンにほぼ勝てない感じですし。でも確かにヤングブラジリアンといわれてジョーダンからデビューしたての頃は凄い速いヤツがきたなーと思いましたが、もうそろそろホントに潮時じゃないかと・・。今シーズン1度は間違いなく勝てるチャンスが来ると思いますが、何となく今シーズンが最後じゃないかなって気がしますけどね。
    地上波は見てませんでしたが清原きてたんですね(笑)。清原とF1ってどうやっても接点を見出せませんが(笑)、モナコでF1を直接見れるなんて羨ましい限りです。
    最後に、テスト頑張って下さいね(笑)。

  5. たー より:

    ブラウンが速いのはもう十分わかったから、あとはフェラーリも戻りそうだし、何よりハミルトンがこれでいいのか?と、あと少しで面白いレースになりそうですね。
    至るところで天国と地獄である意味面白いのかな(笑)

  6. SYORI より:

    たーさんどうもです。トルコGPでここ一連の各チームが施したアップデートの成果が見れるような感じですね。特にレッドブル勢が高速コーナーの多い次戦のコースでどれだけ戦闘力をアップさせているかかなり見ものです。トヨタもまた復活するでしょうし、フェラーリがどの辺りに位置してくるかも興味津々です。マクラーレンは・・・・かなり厳しい状況になりそうな予感ですが(笑)。

  7. Rest0g より:

    こんばんはー。
    清原さんが来たのは「すぽると」のなんからしいですよ。
    でも、16年前に一貴が、清原さんに「ホームランを打って下さい。」とお願いした試合で二本のホームランを打ってくれたみたいです。
    このモナコGPで恩返しを、てな流れでしたね。
    清原さんは、一貴の成長ぶりに感動(?)していて完全な親目線でした(笑)。
    生のF1の迫力は「バッターボックスより怖い」なんて言ってました。ほんと、モナコでF1をみたいものです(笑)。
    あと、フェラーリのピット作業の体験してました!外されたタイヤをどける作業で、素手で簡単に持ち上げてました(何故か中指をかなり出血・・・)が、かなり貴重な体験でしょうね。
    テストの方、早速返され始めました(笑)。・・・点数の高低差がすんごいです。(^_^;)

  8. SYORI より:

    Rest0gさんどうもです。16年前のそんなエピソードがありましたか・・。今から16年前といえば1993年ですか。お父さんが引退して2年経ったくらいですから、多分ウチのチビくらいの歳じゃないかなと(笑)。
    出血してたというのが笑えますが(笑)、それにしてもこういう経験をさせてもらえるというのは、ホント羨ましい限りですね;;。

  9. きんなん より:

    お久しぶりです。きんなんです。
    まただらだら見たら一週間以上かかってしまいました(´Д`;) 。
    とりあえず今回のレースもコメントを書かせていただきます。
    ブラウンGPは相変わらず圧倒的強さですが、やっぱりまずはフェラーリです。かなり力を盛り返してきていますね。次のトルコでどの位トップ争いに絡んでくるか楽しみです。
    対照的にレッドブルは駄目駄目な結果でしたね。これがダブルディフューザの影響でないことを祈りますが。後トヨタもまったく駄目でしたね。開幕当初の好調ぶりはなんだったのでしょうか。私は正直トヨタはあんまり応援してませんが、優勝の見込みがなくなるのは寂しいと言うか、悔しいと言う感じですね。
    まあ今回は歴史ある伝統のモナコですのでそういう意味でも楽しいレースでした。そして色々な意味で次戦のモナコも楽しみです。

  10. SYORI より:

    きんなんさんどうもです。ブラウンは完全に今シーズンを制すると思いますので、他チームがどこまで肉薄してレースを盛り上げるかになってきましたね。そういう意味ではアップデートを施したチームの真の性能アップが見れる次戦トルコが非常に楽しみです。レッドブルの2層ディフューザーはモナコでは殆どアドバンテージになっていないと思うので、トルコでどれだけ戦闘力をあげてくるかですね。フェラーリもトルコで再度アップデートしてくるみたいですので、さらに戦闘力を増してくるんじゃないでしょうか。トヨタはモナコという特殊なコースに全く合っていませんでしたが、次戦からはまた今までの位置に戻ってくると思います。ただ他チームがかなり力を付けてきているので、感覚的にはブラウン>レッドブル>フェラーリ=トヨタくらいになるんじゃないかなと。今シーズンの優勝という目標は少し厳しくなってきたかなーというのが正直なところですかね・・。

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