地蔵盆

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昨日は地元で地蔵盆がありました。 私が小学生の頃は、実家の家の目の前が地蔵盆会場?でして、親は面倒臭そうでしたが(笑)、私にとっては毎年楽しみなイベントの一つでした。ちなみに、地蔵盆は地域によっては全く行われないという話も聞きますが、皆さんの地域はいかがでしょうか?京都では昔からメジャーなイベントではありますが・・。
さて、今年はチビが小1になった事もあり、初めて参加させてみました。同じクラスの子供もいたりして、モジモジしながらもそれなりに楽しそうに行事参加していて、お菓子やジュース、風船釣りとかなどで色々と貰ったりと嬉しそうでした。しかしメインイベント?は夜に行われる「肝試し大会」。それに行くのをかなり楽しみにしていたようで、日中の炎天下の中クタクタな私も、楽しみにしているだけにちゃんと連れて行ってやろうと思っていました。そして日も暮れかけの中、会場に向かいました。


まずは子供に恐怖を植え付ける為に怖い映画を上映するとの事(笑)。会場の中に設置されたプロジェクターから何を上映してくれるのか楽しみにしていました。でも小学生相手だからそんなヤバイ映画でもないだろう、と思いつつ映された映像は、学校の怪談というアニメでした。私自身見たことはなかったのですが、意外と怖くて見ながら鳥肌が立ってしまいました(笑)。30分で終わり、これでいよいよ・・と思いきや、更にもう一話見るハメに(笑)。流石にダレてきましたが、また見ながら鳥肌を立てる私(笑)。

ようやく上映が終わり、子供らと会場外に出る事に。そこで気が付いたのですが、保護者が殆ど来ていないことでした。私以外に1~2人くらいしか来ていませんでした。勿論肝試しを行う為の地元の運営関係者の方は数名おられましたが・・。そして、その会場の中から4つのアイテム?を見つけてオバケにビビりながらゴールするという内容だったようで、関係者の方々は中に入ってセッティングを始めました。

外には私と子供大勢といった状況になったのですが、ここから大変な事に(笑)。色んな子供らに話かけられました。どうやら私の事を「先生」と思っているようで(笑)、色んなことを聞いてこられました・・。


子供:「先生、さっきの映画怖かった?」
とか、
子供:「先生、懐中電灯の部品が無くなったんですけど・・」
とか、
子供:「小5の子は小1の子を何人連れていけばいいんですか?」
とか・・。


はっきりいって、何にも分かってない私ですが、あーしろこーしろと色々指示して(笑)、その場を乗り越えましたが、かなり家に帰りたい心境でした(笑)。役員でもないのに、これでは立派に仕事してるじゃないか!って感じです・・。しかし、


子供:「先生、肝試しの間、荷物預かっててもらえますか?」


といわれ、荷物を持つハメに・・。これで帰ることは不可能となってしまいました;;。その間、肝試し会場の中から聞こえる「うわーーー」とか「きゃーーー」とか、かなりの悲鳴を聞きながら、高校生時代に、ボランティアで子供達のキャンプ等の引率をやっていた頃を思い出しました。そうこうしているうちに、うちのチビの肝試しが終わり、子供らを待たせる別の場所に待機させるようでしたが、会場を出たチビは、子供達と全力疾走でそこに向かって走り去っていきました(笑)。

私は別の子の荷物を持っている関係で、肝試し会場を離れられず、どうしようと思ってました。すると役員の方が1人こられましたので、これで荷物を渡しておけば帰れる!と思い、早速荷物を預かってもらうよう頼みました。


私:「さっき子供に預かってて言われたので、持っていてもらえますか?
私の息子が待機場所に向かいましたので、そちらに行きたいんですよ・・・」

役員:「あー分かりました。あちらには大人が誰もいないんで、とっても助かります!」


え?


ということで、またもやエライ事になってしまいました(笑)。待機場所では肝試しを終えた子供達が一杯集まっていて、ウチのチビは他の子らと追いかけっこしながら走り回ってます・・。もう凄い大騒ぎ状態。そして、またもや私に子供達が色々聞いてきます・・。


子供:「先生、このオモチャ(肝試しで貰った景品?)どうやって遊ぶの?」
私:「それはな、こうやってやるんやで!」
子供:「おおお、すごーーい」

子供:「先生、あの子がこんな事するんで怒って!」
私:「こら、そんなことしたらアカン!」

子供:「先生、ポットのお茶飲んでもいいですか?」
私:「ええよ、皆で順番に飲みなさい!」

子供:「先生、ポットのお茶が無くなったんですけど・・」
私:「・・・・・、無いなら諦めなさい」


私は一体何をやってるんだろう・・という気持ちになりつつ(笑)、そこで子供達の監視役となっていました。そこでようやく全員の肝試しが終わり、役員の方々も戻ってきました。ようやく帰れる・・と安堵しながら、他の役員さんに「ご苦労様でした」と言われつつ(笑)、チビと一緒に会場を後にしました。

すると、後ろから一人の子供が走ってきます。その子は一人で来ていた小2の子でしたが、肝試しで怖かったようで、一人で帰るのが怖いとのこと(笑)。自宅を聞けば、私の家と全然違う方角だったのでかなり辛かったのですが、放置する訳にもいきませんので「よし、家まで一緒に帰ってあげよう!」と私とチビ、その子の3人で夜道をゆっくり歩いて帰りました。

その子を無事送り届けて、チビと私と2人で家に帰りつつ、こういうのが大人になってから「少年時代の良き思い出」になるんだろうなーって思いながら、疲れたけど良かったかな、って思えた夏の夜でした。