T300RS用 SIMPUSH Huracan GT3ステアリングホイール

ステアリング交換とか自分には縁のない事だと思ってましたが(笑)、一気にやってしまいました。

きっかけは先日のSIM Dashboardの存在。スマホにこんな表示が出来るのか・・と感動してしまったんですが、そのスマホをどこに設置するのかって事で、そりゃF1ステアリングみたいにハンドル上部についてたら見栄え的にも最高ですよね・・って事で、T300RSのステアリング物色開始(笑)。ハンドル本体は実はどうでも良く(どうでも良いという事ではないですが)、ステアリング上部にスマホを固定できるスペースがあるかどうか、という点が一番重要でした(笑)

そして購入したのがこちらのステアリング。Amazonで1万円ちょいというリーズナブル?な価格かつ上部にスマホ固定してくださいと言わんばかりの空きスペース(笑)、ウラカンGT3マシンのレプリカチックなデザイン。そして本体はリアルカーボン製と良いことづくめ。

SIMPUSH スラストマスター Thrustmaster T300 F1 Huracan レーシングゲームステアリングホイール 改造用

Amazon購入ではありますが発送元は恐らく中国なので2週間は最低でもかかるだろうなーと思ってましたが、発送は即日で関空着が3日後くらい。そこから佐川急便に引き渡されトータルで5日間。11月9日の昼に注文して14日に届いたのでめちゃくちゃ早かったです。タイミングよくコンテナに入って即飛行機に積まれたような状況でたまたまだったのかもしれませんが、AliExpressだと確実に船なので(笑)予想外に早かったです。

しかも今は為替の関係や物流コストの高騰で、AliExpressで買う方が高いという状況。

そんなこんなで到着したステアリングを見てましたが、予想以上に質感は高かったです。この表面はカーボン柄も含めた一枚もののプリントシールが表面に貼られていて、そこだけはイマイチでしたが最悪表面を剥がせばリアルカーボンがむき出しになるので、それの方が良いかもしれませんね。

そして手に直接触れる部分のグリップ。ここも触り心地やグリップの形状など想像以上に良かったです。

それでは早速取り付けです。

まずは純正ステアリングを外します。裏面の左右パドルの奥側に計2か所(写真では見えません)、下側スポーク裏に1か所の合計3か所のネジを外します。ユニット本体に他4か所ネジがありますが、それは外さないでOKです。

ちなみにこの写真だとSIMPUSH製の磁性パドルシフトパーツが固定されていますが、この左右に開いている穴からドライバーを差し込んでネジを外すみたいです。なのでこの状態だとドライバーが入れられないので、パドルを押した状態で隙間を開けてそこからドライバーを入れて外しました。一瞬これは外せないのでは?と焦りました(笑)

裏面のネジを3本外したら、今度は表面の6か所の六角ネジを外します。ステアリングに付属してたレンチを使います。なんかナメそうな感じなので慎重に回した方が良いと思います。ネジロック剤も付いていますので。

外したねじ。このように互い違いで長いネジと短いネジが混在していますので、外した位置をちゃんと覚えておいた方が良いかと思います。

それでステアリング本体とスイッチユニットが分離します。外す際はボタン類(十字キーとか)が分離しますので、ユニットが上を向くように外した方が良いかと思います。
またPSエンブレム右下にバネが付いていますが、これは何なんでしょうね。とりあえずそのままにしておきましたが。

新旧ステアリング。直径は僅かに交換用の方が大きい感じです。グリップ部分は明らかに太いですね。そして何よりも「軽い」。純正と半分くらいの重さな感じです。

スイッチユニットとスマホを固定したところ。

順に説明しますと、まずスイッチユニットとステアリングを固定する際、表面の6本の六角ネジはすんなりつきますが、裏面で外した3本のネジ。こちらは付けられません。このステアリングには左右に穴が開いていてそこが裏側からのネジの固定穴っぽい感じではあったのですが、ネジタップが切ってある訳でもなさそうでしたし純正ネジでは固定出来ませんでした。恐らくタッピングスクリュー的なもので2か所は固定し、3本目(下側)も固定しようと思ったらステアリング本体に穴をあけた方が良いと思いますが、そこまでしなくてもガッチリ固定されていたので、純正ハンドルと一緒に余ったネジ3本は保管しておくことにします。

なので表面の6か所のネジのみで固定している感じですが、特に固定が弱いなどの感じはありません。特に問題ないでしょう。

スマホの固定ですが、特に難しい事はしておらずスマホをこのように置いた際にカーボン土台部分が接触するであろう部分に両面テープを貼って固定しただけです(笑)

本当ならもう少ししっかり固定した方が良いかと思いますが、はがれて転落するような事があった時にまた対策を考えたら良いかって言う感じです(笑)

GT7を起動してSIM Dashboardを動かしてみたところ。

いきなり近未来的な?F1的な?ステアリング周りになって大満足です(笑)

この状態でGT7がプレイできるんですから凄い時代になったものです。スマホを固定したのでキャリブレーション時にスマホが飛んでいかないか気にはなりましたが、全く問題なさそうです。

ちなみにステアリング右側にはアームで固定した余り物のタブレットを固定。

ここもSIM Dashboardを表示させていて、スマホと同時起動しても問題なく表示してくれるようです。ステアリングには回転数インジケーターやギア数字などメインの表示を行い、タブレットでは例えばタイヤ温度などの管理をするなど表示を分ける事も出来ますし、写真のように例えばラップタイム一覧をここに表示させたりもできます。

なお、ステアリングの形状とスマホの位置関係的に、充電ケーブル(Type-Cコネクタ)を挿すのが困難な位置なので、スマホを直接貼るのではなく樹脂製ケースなどを固定してスマホをそこにはめるという感じが良いかと。それなら充電時はスマホを外して挿しておけばいいですからね。

いやーしかし一気にコックピット周りが華やかになりました。というより近代的になりました。

この環境で昨日走らせてみましたが、第一印象としてステアリング交換によりグリップが太くなって持ちやすくなったこと、径が少し大きくなったからか回しやすい事(軽量化も関係している?)、軽くなった事からかFFBの感覚が少し良くなったような印象を受けました。

カーボンが厚めなため、純正ボタンは少し埋没してしまっており押しやすさは少しスポイルされてしまってますが、特に不自由を感じる事はありません。

そして笑えますが、走ってる最中にあまり情報を見ていないという(笑)

実際画面上にほぼ全ての情報が出ていますのであえてステアリング上の情報を見ないというのもありますが、コックピット視点かつ情報消しで走る場合などはこれは重宝するのではないでしょうか。

個人的にはタイムアタック時にリスタートしてもそれまでのベストタイムは表示されていたり、タブレット側でかなりの周回数分のタイムが表示されていますので(GT7だとアタック中は最新10LAP分くらいしか表示されない)、設定次第では色々な使い道があるかと思います。耐久などだったらタブレット側に大きくタイヤ温度の表示をさせたりとか。まあ現状タイヤ温度とタイヤ消耗などの相関性があるのか不明なので、タイヤ温度が分かったから何なの?ってところはありますが(笑)

まあ何よりも見た目のカッコよさが全てですね(笑)。めちゃくちゃやる気を引き出してくれます!

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