アコードツアラー インターナビにビーコンユニットND-B5取り付け

インターナビは通信で渋滞情報を得る事が出来ますが、ビーコンユニットは送信機の下を通る事で強制的?にその先の情報を得る事が出来ます。インターナビはスマホからBluetooth経由でデータを取っているので、30分おきにデータ受信するように設定しているのですが、リアルタイムに受信できるのは、特に高速道路等での使用に大きな効力を発揮すると思いましたので、ビーコンをつけたいなと思っていたのですが、何せ純正は高い。ビックリするくらい高いです…。

インターナビは地図表示の仕方からしてパイオニア製だと思っていましたので、もしかしたら昔に所有していて放置していたcarrozzeriaのND-B5が取り付け出来るのでは?と色々と情報を調べていたら、インターナビでND-B4やND-B6などの取り付け事例が何個か出てくるので、恐らくアコードツアラーのインターナビにも取り付け出来そう(この時点であくまで推測)な気がしたので、一度チャレンジしてみることに。

情報ではコネクタを付け替える必要があるので、ヤフオクを色々見てたらホンダインターナビ車で緑色コネクタとグレーコネクタの2パターンあったのですが、このグレー色のもの(ヤフオクでRB3オデッセイ用という形で販売されている)が、ネット情報で見たナビ裏のコネクタにそっくりな形状をしていたので、いけると信じ(笑)試しに買ってみることに。

キットには、配線処理済みのコネクタに熱収縮チューブ、ハンダにND-B5を例にした配線図までセットになった親切な商品でした。

これが眠っていたND-B5。動くのかどうかすら、現時点では定かではありませんが…

先端コネクタを躊躇なくぶった切ります!

中にはアースされたシールドの中から、橙・緑・赤・青の配線が出てきます。情報ではこの緑線は使わない(ビーコンユニットの中で結線されていない)ようなので、根元から切ってしまいます。

このように、コネクタにはND-B5からの配線と同じ色を繋ぎやすいよう、すでに色がついています。写真のように、

コネクタ側黄色線 → ND-B5側橙色線
コネクタ側赤色線 → ND-B5側赤色線
コネクタ側青色線 → ND-B5側青色線
コネクタ側黒色線 → ND-B5側シールド(束ねておきます)

という感じでつなぎます。

ハンダで結線したところ。先に熱収縮チューブを入れておき、はんだで結線した部分をライター等であぶり保護します。

最終的にすべての配線を熱収縮チューブで固定し、ND-B5の加工は完了です。果たして動くのか…

一気に分解してますが(汗)、まずセンターコンソール部分(ドリンクホルダー回り)のパネルを外し、シルバー色のパネルは先にグローブボックス上部分を外しその後左右、シガライター+灰皿を外し、エアコンユニットをコネクタ2個を外して手前に引き抜きます。最後にナビユニット下側のネジ(かなり奥なので、8mmのソケットレンチに延長アダプタを付けて外すのが良いです)を2個、左右に見えてるネジ2か所を外して、ナビを手前に引っ張ります。ここまででこの写真の状態になります。

さてここからが難関です。

現時点ではナビ裏は全く見えません。また手を辛うじて入れられるくらいのスペースしかありません。走行中にテレビが見れるようナビユニット裏のコネクタに来ている配線を加工されている方がおられますが、このナビ裏のコネクタを「12か所」外さなければナビユニットを取り出す事ができません。外すだけならともかく、元に戻す際も全て「手探り」で付け直さないといけないようで、文章を読むだけでも絶対やりたくない作業でしたので(苦笑)、ビーコンのコネクタ1個だけなら何とか「勘」で挿せないかと考えます。

写真の「このあたり」と書かれた部分にビーコンユニットを接続するコネクタがあるはずです(この時点でもそのコネクタがビーコン用コネクタなのかもあくまで推測)。

ネットでの拾い物画像ですが、私が購入したコネクタは写真赤丸部分に挿せる形状と考えた訳です。ただこの部分が本当に空きコネクタなのか、ここに挿して本当にビーコンユニットが動作するのか、それ以前に本当にコネクタ形状が正しいのか、この3つの確証が全くありません(汗)。

とりあえず手を伸ばして手探りで感触を確かめてみると、確かにこの部分は空きコネクタのようです。

ここから悪戦苦闘。
とりあえず仮で挿してみて、動作しているか試そうと思いましたが、予想以上に全く入らないのでコネクタ形状がもしかして違うのでは?と不安になってきます。再度写真を良く見てみると、コネクタの向きを逆さまに挿そうとしていたことが判明(笑)。向きを逆にして手探りで悪戦苦闘すること数十分・・・、偶然スポッと入ってしまいます(笑)。

ここで抜いてまた付け直すのはまた大変だと思ったので、コネクタが入ったらそのままで良いように、予め配線を取りまわしておいてホントに良かった・・。ここは結構キツい作業でしたが、コネクタ形状も予想してた通り正確?だったのでとりあえずは一安心。つながったので、あとはここがビーコンユニットを繋ぐ位置なのか、そしてちゃんと動くのかのチェックです。

しかしナビ裏12個のコネクタを全部外して手探りで全て付け直した先人の方達は本当にすごい。絶対やりたくないです(汗)。

何はともあれコネクタが挿さったので、動作しているのかをチェック。ナビ動作している状態で、現在地+メニュー+画面を長押しし2秒ほどで自己診断メニューが出てきます。ここのユニット診断を選びます。

そしてVICS項目を選択。緊張の一瞬(笑)

ビーコンレシーバ OKの文字。
「しゃー!!!」と言ってしまいました(笑)

システム接続診断の部分でも、元々白背景だったビーコン部分が緑背景になって接続されていることが分かります。全てOKです。あとは配線をまとめて、パネル類を元に戻していけば完了です。ちなみに、ここに表示されているナビSW、オーディオSWという項目は何なのだろう…。

ユニットはこの位置に設置。目視で車体に対して水平に向くように設置します。配線はピラーとダッシュボードの隙間に押し込んで、グローブボックス左側からシルバーパネルの中を通してナビ裏までもっていきました。その後、実走行しましたら一般道の光ビーコンは受信OKでした。図形表示もしっかり出てきました。高速道路の電波ビーコンも恐らく大丈夫でしょう。ビーコンユニットはND-B4でもND-B5でもND-B6でもどれでも大丈夫だと思います。

ちなみに純正ナビの品番は、AVIC-7787ZHでした。AVICと名前がつきますので当然ですがPioneer(carrozzeria)製ですね。

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