F1ブラジルGP

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ライコネン、初タイトルおめでとう!。誰がこの結末を予想したでしょうか・・。ハミルトン絶対優位の最終戦ブラジルGP。決勝レースではハミルトンにまさかのトラブルが続出。フロントロースタートからフェラーリ2台に先行され、アロンソとのバトルでコースオフ・・。この時点でも嫌な予感がしましたが、それでも5位以内に入っていれば、フェラーリワンツーでもチャンプ確定だったのに、まさかのギアトラブル。こんな事が起こるとは夢にも思わなかったです。しかしこれがレースなんでしょう。ハミルトンはギアトラブルのあった周回で30秒のロスをしましたが、レースに「もし」はありませんが、この30秒が無かったら、5位以内に入れていたんですよね・・。それを考えるとあのトラブルはまさに痛恨以外の何者でもないでしょう。
1986年最終戦、よく引き合いに出されていたピケ・マンセル・プロストの三つ巴争い。この年も絶対優位だったマンセルにトラブル(タイヤバースト)が発生しプロストがチャンプを獲得しました。ホント、歴史は繰り返すという言葉が当てはまる、今回のレースでした。レース後はハミルトンも吹っ切れた表情でクルーと抱擁していましたし、来期は頑張ってほしいです。アロンソは来期どのマシンに乗るのか興味は尽きないですが、来期もきっと頑張ってくれるでしょう。そして、ライコネン。表彰台や記者会見でも笑顔があれだけ出てしまう・・見たことがありません(笑)。本当におめでとう。




今回はタイトル争いに重点が置かれていて、あまり他の注目点が放送されませんでしたが、ウィリアムズの中嶋一貴の走りは素晴らしかったですね。マシンの戦闘力の違いはありますが、琢磨を1コーナーでオーバーテイクするシーンなど、デビュー戦とは思えない堂々としたものでした。予選では痛いミスでQ1突破出来ませんでしたが、フリーでのロズベルグとほぼ同タイムだった事は良かったですし、決勝10位という結果もお父さんのデビューレースの結果を上回る事は出来ませんでしたが、良かったと思います。唯一残念だったのはピットでの事故ですね。ただあの辺りは経験不足から来るものですし、メカニックには気の毒でしたがあまり気を落とさないようにしてもらいたいです。注目はファステストラップが何と5番手だったことです(!)。チームメイトのロズベルグは勿論、マクラーレンのアロンソより速かったのはホントに凄い事だと思います。来期シートの結果が非常に楽しみです。

左近は恐らくスパイカー最後のレースとなるでしょうが、非常に残念な結果でした・・。フィジケラが目の前に出てきたという感じでしょうか。僅か2周でレースを終えてしまい、不完全燃焼で終わってしまいましたが、シーズン後のテスト参加などがあるらしいので、来期のためにも頑張って欲しいと思います。

SAF1は琢磨・デヴィッドソンとも完走しましたが順位はあまり良い場所ではありませんでしたね・・。しかし両ドライバーとも満足していたようですし、今シーズンは素晴らしい内容だったと思いますので、来期も継続して頑張ってもらいたいところではありますが、カスタマーシャシーの件が未解決なので、本当にどうなるんでしょうか。プロドライブの参戦も非常に危ういものになっていますし、琢磨・デヴィッドソンの契約も未だ不明瞭。そのおかげでホンダもサポート継続は表明しているものの、新コンコルド協定次第という事みたいですね。
ウィリアムズが強固に反対しているカスタマーマシン制度。確かに百数十億使って今の成績であるウィリアムズに対し、80億ほどでマクラーレンのコピーマシンを使って参戦するというプロドライブ(結局マクラーレンとの提携はダメになりましたが)を比較すると、フランクが文句を言うのも分かる気がするんですが・・・。

そして最後にアロンソですね。来期はどこのチームに乗っているのか。一時可能性が大きいと見られてたフェラーリは、つい最近に2009年までマッサの契約延長となったので、ほぼこの線はなくなったとみていいでしょう。これは逆の見方をすればルノーとの仮?契約が完了している可能性がありますよね。トヨタが莫大な金額を提示しているようですが、マシン性能を見れば移籍する可能性は低いでしょうし。
シーズン終了後に動き出すと見られる、アロンソを中心とした大きなストーブリーグ。マクラーレン残留は可能性として殆ど無いでしょうし、アロンソはどこに行くのか?。そしてマクラーレンのシートに誰が座るのか、大きな勢力図変更が予想されるドライバー移籍状況に、興味はシーズン終了しても尽きません。