WRレプリカ・ステッカーの貼り方

貼る前の下準備や必要なもの、心構えなど(笑)を書いておきます。

ステッカーの貼り方(1)



まず貼り付けを行う前に以下のものを用意しましょう。

ゴムヘラ(スキージー)
ウィンドフィルムを貼った事がある方なら1~2個は余ってるのではないでしょうか?私も工具箱に放置されていた昔ウィンドウフィルムを貼った時に付属していたゴムヘラを使いました。

霧吹き
絶対必要です。コレが無いとまともに貼れません。小さいステッカーなどは普通に貼れば良いのでは?と思うかもしれませんし、実際私もそうだったのですが、ステッカーの質がカーショップ等で売ってるような出来合いのステッカーとは全然違うので、普通に貼ろうとすると直ぐに気泡が入ってしまいます。そしてそれを取ろうとイジくりまわすとノビてしまい収拾がつかなくなってきますので、どんな小さいステッカーでも面倒くさがらすに霧吹きを使って丁寧に仕上げていく事が重要です!(経験談)。中身は台所にある中性洗剤を数滴たらした水を入れて使います。濃すぎてもダメなようですが作る時はいつも適当に入れてます(笑)。

カッターナイフ
フロント・リアウィンドウ上部に貼る帯(通称ハチマキ)を貼る際、必ず必要になります。基本的に窓上部の型にあわせた作りになっていませんので、現車あわせで貼っていき最後には窓のフチにあるゴム部の形状に合わせてカッターで切っていきます。それ以外に使うことは特にありません。

メジャー
結構使います。ある場所に貼る際、中央が何処になるかを測定するのに使います。そしてステッカー自体にもセンター部分の計測をしマークしておき、貼る際にクルマ側のセンター位置とステッカー側のセンター位置を合わせて貼り付ければバッチリセンターが取れます。

マスキングテープ
あれば便利です。仮合わせの固定の際に使ったり、4)メジャー の項目で出てくるような印としてマーキングするのに使ったり、水平を出すのに使ったりと何かと便利です。幅に関しては2~3種類用意しておくと更に便利です。

ドライヤー
使う場面があるかもしれません。私の場合、貼り付け時に何故か失敗して中央部に弛みが出来てしまいました。それを指で押さえると確実にシワになるくらいの弛みだったのでどうしようか悩んで、ヤケクソでドライヤーで熱しながらゆっくり押さえていったら上手く収縮してくれたようで何とかシワにならず貼る事ができました。こうした非常事態に備えて用意しておくのも良いでしょう(笑)。外にコンセントが無いと万事休すなので、延長ケーブル含め事前に構想しておいた方が良いでしょう。

脚立
あれば便利と思われます(私は持ってません(笑))。天井に貼るゼッケンを施工するときにあったら良いと思います。



ステッカーの貼り方(2)



貼り付けを行う際の方法、ならびに注意点

・貼り付ける部分をキレイにする

車体側をまずはキレイにする。ホコリやゴミなど残っているとそこが浮いてしまい見た目が悪くなるので、水洗いを部分的に行った方が好ましい。ちなみにワックス分は取る・取らないという所でサイトによって意見が分かれていますが、私の場合特にとらなくても全く問題なく貼り付いています。私の車にはディーラーコーティング(スターシールドというポリマー系コーティング施工済み)がされていたので、変に油分を取るような行為はしたくなかったというのもあrますが・・。まあ今のところ全く問題ありません。

・ステッカー糊面の台紙を剥がす

出来るだけ風の少ない時に剥がしてください(ホコリが糊面に付くのを防ぐ意味で)。剥がしながらでもかまいませんし、剥がし終わってからでもいいですがすぐに霧吹きにて石鹸水を思いっきりかけてください。ボトボトになるくらい吹きまくってください。終わったら車体側の固定位置にもボトボトになるくらいに石鹸水を吹きまくってください。またそれらの時間は暑い時期であればあるほど迅速に行ってください。

・ステッカーを車体に貼る(位置決め)

車体に引っ付けた状態では、まだ石鹸水の影響で位置が簡単に変えられます。水平位置や遠めで見たりして十分納得できる位置になるまでこだわってください(笑)。この辺りは性格が如実に出るところかと思います(笑)。

・ステッカーを車体に貼る(固定)

ゴムヘラを使ってステッカー内の石鹸水を外に出す。これを行うことによって位置が完全に決まる。小さいステッカーは一気に水抜きしてしまっても問題ないが、大きいステッカーに関しては最初から一気にキツク水抜きしてしまうと、水が閉じ込められて抜けなくなってしまう可能性が高いので、最初はゆっくり大まかに軽く水を中心部分から外側に向かって抜いていき、それから本抜きしていくというように、二段階で水抜きをするのが良いでしょう。

・透明シートを剥がす

アプリケーションシートとも言います。切り文字ステッカーがバラバラにならないため、透明シートに貼り付けてあります。市販のステッカーでもそうですが透明シートごと貼り、貼り付け終わったら透明シートを剥がして文字だけ残すというものです。しかし石鹸水をつけて貼り付けている関係上、水を十分抜いてなおかつその周りの水分もある程度蒸発していないと、アプリケーションシートを剥がす際に文字も一緒に剥がれてしまいます。特に曲面部分はその傾向が強いです。焦る気持ちを抑えてゆっくりやりましょう。どうしても文字が剥がれるのであれば、文字を押さえながら剥がすと良いでしょう。この場合文字内に気泡が残る場合がありますので、後から抜いてください。

・細部のチェック

貼り終った直後は完璧に見えても、数十分~翌日など経過してから見てみると気泡が出てきたりします。貼り終った直後の方が空気・水分を抜きやすいので、出来る限り色々な角度から気泡が残ってないか確認しましょう。完全に乾燥した後の気泡は無理に押し出そうとするとステッカーが伸びてしまいますので(経験済み;;)、そうなったら針などで穴を開けて取り除きましょう。